▲寒い冬に最適!島とうがらしで代謝アップ!(上)
▲湯豆腐や鍋物にもよく合います(左下)カプサイシン効果で、ダイエットにも(右下)
沖縄で古くから使われている「島とうがらし」の調味料、コーレーグース(コーレーグス)。これは、沖縄の島とうがらしと、沖縄のお酒の代名詞とも言える泡盛を原料にした、ピリっと辛い調味料です。
沖縄では、とてもポピュラーな調味料で、沖縄そばのお店には、必ずといっていいほど置いてあります。
蕎麦に七味を使うように、沖縄では、「コーレーグース」なんですね。
このコーレーグース、沖縄そば以外にもパスタやラーメン、うどん、湯豆腐や鍋物にもよく合いますし、焼肉や、炒め物、和え物、刺身の醤油にワサビ代わりとして少したらしても美味しいです。
唐辛子の辛み成分カプサイシンには、発汗を促しダイエット効果があると言われますので、お年始のご馳走で、体重増加が気になる方にもお勧めですね。また、大勢人が集まった時に出されるお料理によく合うのも嬉しいですよね。
このコーレーグース、ラー油のような粘度はないので、気づいたら「入れすぎた!」とならないよう、辛いのが苦手な方は特に少しずつ垂らして下さいね。
島とうがらしの豆知識
島とうがらし始め、唐辛子の辛み成分はカプサイシンと言われ、発汗・血流促進、防腐、鎮痛作用に効果があります。
カプサイシンはアルコールに溶けやすいので、島とうがらしを泡盛につけたコーレーグースは、カプサイシンがとても豊富。
唐辛子は、アメリカ熱帯地方原産で、朝鮮半島から伝わったとも言われていますが、高麗の薬(こうらいぐすい)がなまって今のコーレーグース(島とうがらし調味料の名前)になったとの説もあります。
また、日本で主に栽培されているのはトウガラシですが、沖縄では、同じトウガラシでも品種が違うキダチトウガラシが栽培されていて、これが「島とうがらし」と呼ばれています。