沖縄風ぜんざい

[カフェ・スイーツ]
「ぜんざい」と聞いて、多くの人は"お餅が入ったこしあん(またはつぶあん)のあたたかい
お汁粉"を想像されるのではないでしょうか。しかし、沖縄では「ぜんざい」は夏の味なのです。
暑さ和らぐ 沖縄風ぜんざい 暑さ和らぐ 沖縄風ぜんざい

▲沖縄風ぜんざい。氷を崩しながらいただきます(上)

▲氷の下には白玉と金時豆がたっぷり(左下)「いちごぜんざい」。フルーツや抹茶などでアレンジされたものも人気(右下)

「ぜんざい」と聞いて、多くの人は"お餅が入ったこしあん(またはつぶあん)のあたたかいお汁粉"を想像されるのではないでしょうか。しかし、沖縄では「ぜんざい」は夏の味なのです。

黒糖などで煮た金時豆と煮汁を冷やして器に盛り、数個の白玉とふわふわのカキ氷を乗せたもの…これが、沖縄風「ぜんざい」。地元では、「夏といえばぜんざい」というくらいで、各家庭でも小豆を代用に作られるほどポピュラー。ただ、カキ氷が乗るようになったのはわりと最近のことで、押し麦と白玉を入れて冷やしていただく「あまがし」の変形が「ぜんざい」ともいわれています。「あまがし」はその名のとおり結構甘いものですが、これにカキ氷が加わると甘味が中和され、さっぱりといただけます。まさに暑い夏にはもってこい。ちなみに、この「ぜんざい」にイチゴ等のシロップをかけると"金時"に、コンデンスミルクをかけると"しろくま"に呼び名が変わるとか。

金時豆がふんだんに入っているので、ボリュームも栄養価もばっちり。沖縄風ぜんざいで暑い夏を乗り切りましょう!

沖縄風ぜんざいの豆知識

金時豆でつくるのが主流の沖縄「ぜんざい」ですが、その昔は緑豆でつくられていたようです。解熱作用があるといわれる緑豆を、ミネラル豊富な黒糖で煮る…まさに、暑い夏を乗り切るためのおやつでした。ところが戦後、米軍物資として出回ったカリフォルニア産の金時豆にとって変わられたとか。ちなみに金時豆は、カルシウム、ビタミン、食物繊維が豊富で、便秘や生活習慣病予防に効果があるといわれています。どちらにしても、「健康おやつ」に変わりはありません。また、「あまがし」も、その昔は粥状の大麦に麹を入れた発酵食品で、酸味が強く、食べる際は砂糖を入れて甘くしていたとか。「おやつ」にも歴史あり、ですね。

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