こだわり1 おもてなし

肩肘張らずに楽しめる鮨屋として

腕を磨いてきた若手が中心に切り盛りする店。昼・夜とも営業しており、シャリやネタは『匠 達広』と同じながら価格帯がおさえめなのが嬉しい。『匠 達広』がスペシャルな日のご馳走なら、『鮨 ばんど』は普段使いしたい鮨店

  • 店内に入ってすぐ目に入るのはL字カウンター、真紅のシートがゆとりをもって8席並んでいる。入り口横には4人がけのテーブル席も

  • 黒い壁に木の引き戸、暖簾がかけられたエントランスは、『匠 達広』との繋がりを感じさせる。

こだわり2 お楽しみ

色とりどりの贅沢「ばらちらし」

当店のお昼人気ナンバーワンメニュー「ばらちらし」。内容はそのときどきで変わるのでご容赦を。一つひとつ丁寧に仕込まれたネタが、色とりどりに盛り付けられていている。シャリの上に錦糸卵を敷き、10種類ほどのネタがのる。2020年2月から料金設定が変わり、より親しみやすい価格帯になるそう。

こだわり3 こはだ

コハダは酢〆めして数日寝かせて

魚の仕込みは『匠 達広』の技術を踏襲。塩と酢で〆めて、3日ほど寝かせている。寝かせる時間は魚の状態によって変えているそう。皮目にすっと入った包丁が美しいカーブを作り、仕上げの煮切りが艶めく。身はやや弾力を感じながら、やわらかな酸としっかりとしたうまみが広がり、すっと喉を過ぎ去っていく。

こだわり4 まぐろ

鮮やかな色に目を奪われる赤身の漬け

外側がほんのり白いのは、サクのままさっと湯通ししているから。酒やみりんで割った醤油に20〜30分漬けただけだから、中はクリアな赤のまま。「昔の漬けは保存の意味合いが強かったけれど、今はうまみを引き出すため」と聞き、納得。マグロ独特の酸味が漬けによって際立ち、シャリとなじむ。後口は酸味よりうまみが残る。

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