東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選
東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

最終更新日 : 2015/03/25

刈部山本
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前々回の京浜東北線沿線に続き、今回は東京23区の北西部、東武東上線沿線にある町の中華屋さん5店から、これぞしっとりチャーハンというものを選んでみた。
この豊島区から板橋区、そして練馬区へと跨ぐ一帯は、東上線など池袋を出たら最後、成増までは各駅停車しか停まらない小じんまりとした駅が続き、昭和からの商店街が多く残っている。
また東上線と並走して川越街道が走っており、沿道にはロードサイド文化独特の雰囲気を持つ中華屋が散見できる。
こうした立地からか、パラパラ勢に圧されること無く、多くの店でしっとりと水気をたたえた定番のチャーハンが供される、なんとも有難いエリアとなっている。

ワイワイガヤガヤな中でかっ食らう●末っ子@大山

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

大山駅から賑わうアーケード商店街を抜けると、池袋から続く川越街道に出る。通り沿いにはスポットライトに浮かび上がる飲食店、特に中華屋が多いように思う。中でも最も池袋寄りにあるのがこの末っ子。大山店とあるのでチェーン系だろうが、店内はテーブル席が沢山並ぶ賑やかな中華屋の光景が広がっており、家族経営っぽいアットホームさで溢れている。
常に客で賑わっているが、多くの人が頼んでいる野菜系の炒めモノの量が多さにビックリするが、チャーハン¥500+大盛¥100、常識的な量で安心した。それでも米中心で量はシッカリだが、さすが夜営業の街道沿い店とあって油コッテリ仕様。水気の多いズッシリした米に絡まってるから食べ応えは抜群! しかし、味付けも薄くめで、炒め具合もソフト。意外とサクッと食べられる。
とにかく夜な夜な街道の喧騒をBGMにガッツキたい気分の時には持ってこい。食いしん坊数人で来てニラレバと焼きそばとかガッツリ食いまくるのもいいかもしれない。

路地裏激渋中華のシットリ加減●博龍@中板橋

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

中板橋駅南口には川越街道の旧道が伸びているが、さらに路地を入った先、真っ暗な住宅街の、こんな場所に!?と思うほど唐突に、ポツンと店内から明かりが漏れる半円のラウンド型の暖簾が掛かった中華屋が出現する。
店内は永い歳月を経ないと出ない風合いの、蛍光灯に浮かび上がる焦げ茶色の空間。
チャーハン¥650は、大盛りでなくともしっかりした量。これがもうホクホクという言葉以外みつからないほどで、油も必要最低限でオイリーさはなく、炊きたての御飯のホカホカ加減をそのまま保ったような出来栄え。
さらに具だくさんで、玉子・青ネギに加え、ナルトがあるのが嬉しい。粒は大きくないが、結構な量のピンクと白のマーブルが覗いている。
店の存在感が見事に味にマッチした町中華の炒飯で、一皿に店の歴史が凝縮されているかのようだった。

店舗名:博龍
東京都板橋区弥生町57-8
11:30~14:30頃/17:30~20:00過ぎ頃 日曜休

これぞシットリの典型●麺・丼 二・一軒@ときわ台

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

こちらは閑静な住宅街ときわ台駅南側にあるラーメンと丼モノの専門店。ここでは、これぞザ・しっとりチャーハンといいたくなる一品を食べさせてくれる。
テーブル席は少しで主にカウンター席というラーメン専門店のような作り。壁一面に掲げられた定番の丼モノや麺類がズラリと並ぶ豊富なメニューに、敷居の高さは感じられない。
チャーハンは¥500と安く、大盛り+¥150でもお得感のあるナイスな盛り。ジャーからホカホカの米をサッと勢いよく炒めた炒飯、この保湿加減が凄い! 水分を含んだ炊きたてごはんなのに、ベチャつかずダマにならず、水気と甘みがギュッと閉じこめられている。しっとり炒飯を食べたことがないという人がいたら、これを食べてもらいたい。
普通盛りが安価だけあって具は少なく細かいが、米を主に味わうと考えれるとこれが正解に思えてくるし、細切れの玉ねぎが実にいい甘みの演出をしている。塩コショウがハッキリ効いたメリハリのある味で、しっとりとした米の甘みを存分に堪能出来る。

短すぎる営業時間に町中華の実力を見た●珍々亭@上板橋

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

上板橋駅の北口からだいぶ離れること徒歩10分以上、住宅街に突如ラーメンの暖簾が現れる。それも竿竹に洗濯バサミで止められて。この暖簾が掛かるのが昼のなんと2時間程度のみ。それ以外の時間に店の前を通っても、まさか誰もここが店と思うまい。
まさに暖簾が出てればラッキーという都市伝説のような店ながら、短い営業時間とは思えないほど、メニューもラーメンから餃子、野菜炒め系の定食と一通りズラリと揃う。
チャーハンは¥430と信じられない価格。大盛りは+100円。米メインだが結構コンモリと盛られ、皿の底が凹んでおり、中までギッチリ米が詰まっている。この値段でこの量はスゴイ。味は期待通りで、適度な塩味とともに、焼豚のシッカリと染みた醤油味の塩っぱさと焦げた香ばしさで、ホクホクのご飯の甘みがグッと前に出てくる。ベースの味が控えめなのだろう、焼豚の味の濃さの割に全体としては味が濃すぎる印象がない。油も底に溜まっておらず、ベチャつかずサクサク食べられる。
他のメニューも評判がいいので、暖簾が出ていたら迷わず入って、真の町中華を体感したい。

マーケットに入る町中華の定番●幸楽@東武練馬

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

東武東上線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選

上板橋から東武練馬にかけて線路に沿うように、昭和からの商店街が続いている。ここに今でもアーケードのあるマーケットがあり、その一角にあるのがこの中華屋さん。
ご夫婦らしきお二人で営まれているようで、近所の人がつっかけでやってくるような、まったりとした空気が店全体を覆っている。店内はどこもビカビカに磨き上げられ、実に気持ちがいい。
チャーハン¥700+大盛¥100。どうも、どのメニューも普通盛りでも量が多らしいのだが、知らずに大盛にしてしまった! 一般的な炒飯の2~3人前はあろうか。
味は案の定しっとりホクホクで、焦げ目はあまり見受けられず、ホワンとした食感で口中に甘みが広がる。炒められたネギの香ばしさがアクセントになって、ガンガン食わせてくれる。他の具、特に少し焦げたナルトは実に味わい深い。博龍にも入っていたが、すっかり絶滅危惧種となってしまった感がある。
気がつけば完食。油っこくなく炒めもソフトだとこの量も食べられてしまう。店の優しさが味に出ているからかもしれない。これぞ町中華の醍醐味といえよう。

前々回のしっとりチャーハン記事↓
京浜東北線沿線の中華屋で、昔ながらのしっとりチャーハン5選
http://r.gnavi.co.jp/mecicolle/report/detail/5975/

今回触れた以外にも東上線沿線にはまだまだ中華屋さんがあってとても紹介しきれない。まだまだあるしっとりチャーハンを、こちらのミニコミ誌でも紹介しているので気になる方は是非↓
デウスエクスマキな食堂14年冬号『街道deチャーハンを食う~川越街道町中華篇』
http://blog.livedoor.jp/kekkojin/archives/52145496.html

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