シェフ・料理人の紹介

四代目主人

田中 信行たなか のぶゆき

田中信行

大学を卒業後、料理人修行のため神戸吉兆へ就職。リーガロイヤルホテル(大阪)内の『吉兆』に配属されました。婚礼による団体のお客様が多かったため、料理の技術だけでなく、儀式に関する様式やしきたり、ホテルならではのホスピタリティなど、多くのことを学ぶことができました。
約4年間修行したのち、2001年に実家である『料理旅館 鶴清』へ。調理場へ入って仕込みから学び、毎朝、父に伴われ市場へ買い出しに行くなど、「鶴清の新人」として一から修行する日々を送りました。
2010年には料理長に就任。2015年7月から四代目主人として、昭和7年より続く『料理旅館 鶴清』の味と伝統を継承しています。

私の一品

鱧と松茸のお吸い物

利尻昆布、枕崎の鰹で取ったこだわりの出汁と、食材から出る出汁が融合した、香り引き立つ味わい深いお吸い物。「これが美味しくなければ、他の料理も美味しくできない」というほど、京料理では欠かせない“旨み”が一番わかる逸品です。鱧と松茸など京都ならではの、その季節の「出会いもの」をお楽しみください。

私のおもてなしスタイル

  • 歴史の時空間

    歴史の時空間

    『料理旅館 鶴清』は、五条大橋の西側、鴨川沿いにあります。昭和7年建築の木造三階建て、総桧造りの建物は、当時の趣きをそのまま残しています。戦後、進駐軍がダンスホールに使用していた三階など、歴史の一颯を感じられる空間です。近代的な建物とは一味違ったぬくもりや、柔らかな雰囲気を味わっていただけます。

  • 200畳の大広間

    200畳の大広間

    300名まで対応可能な200畳の大広間は、披露宴や企業様のパーティーなど、様々なシーンにお使いいただいております。座敷は移動のしやすさから、一人でも多くの方と、より近しい距離で交流できるのが魅力です。まさに「膝を突き合わせて話す」という、日本ならではの交流のひとときを、お楽しみいただけます。

  • 食材選択

    食材選択

    毎朝市場へ出向き、自分の足と目を使い食材を選んでいます。代々受け継がれてきた伝統の味を大切にしつつ、いかにその素材の美味しさを引き出すことができるかが、私の腕の見せどころです。
    また、旬だけでなく彩も意識して食材を吟味し、京料理らしい華やかな盛り付けにもこだわっています。ぜひ、目でもご堪能ください

料理旅館 鶴清 のサービス一覧

料理旅館 鶴清