驚きの柔らかさ!本わらび粉を使った、十四代続く老舗「村田文福老舗」の月窓餅

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驚きの柔らかさ!本わらび粉を使った、十四代続く老舗「村田文福老舗」の月窓餅

村田文福老舗は、創業寛永元年(1624年)の老舗中の老舗。旧大洲藩公の御用菓子司である「月窓餅(げっそうもち)」は創業当時から献上されていたそうです。特に、旧大洲藩第2代藩主加藤泰興公の大好物で、泰興の号『月窓』から名付けたと言われています。

 

17年ほど前に、ラジオの取材で月窓餅に出会った時の衝撃は忘れません。14代目のご主人の人柄にも惹かれ、仲良くさせてもらっています。15代目の結婚披露宴の司会も務めさせていただきましたので、もはや勝手に親戚くらいの気持ちでいます(笑)。

 

なんといっても驚くべきはその柔らかさと風味。今では珍しい、本わらび粉を使ったわらび餅で、熟成させたこしあんを包み、風味の良い青大豆の黄な粉をまぶしてある不変のレシピと製法で、すべて手仕事の職人技です。

 

「柔らかすぎて機械では作れない。手の感覚だけが頼り」というのは、豪快なしゃべり口と笑い声の14代目店主、村田耕一さん。すでに15代目の真嗣さんが技を受け継いでいるので、月窓餅ファンとしては心強くて頼もしいかぎり。しかも!最近、15代目にご長男も誕生しました!16代目になるのかどうかは……、まだ幼いからわかりません(笑)。

 

さて、まず包みから取り出して、手で優しく持ち上げます。口に近づけると、まず青大豆きな粉の香ばしい香りが。そして一口噛む(正確にいうと、噛むというより口に含むという感じ)と、その驚くほどの柔らかさと、優しいこしあんときな粉の風味が絶妙なバランスで口の中でほどけていきます。

 

「馬の鼻と同じ柔らかさ」とお殿様が賛辞を送ったというその製法を、素材の吟味と職人技で守り続けているのです。

驚きの柔らかさ!本わらび粉を使った、十四代続く老舗「村田文福老舗」の月窓餅

「餅を丸めない日が2日も続くと体の調子が狂う」とは14代目の言葉。賞味期限が10日間程度なので販売は愛媛県大洲市内に限られていますが、県外からの取り寄せも可能なのでぜひお電話でお問合せください!

 

店舗名:村田文福老舗
住所:愛媛県大洲市大洲183
電話番号:0893-24-2359

月窓餅(げっそうもち)

村田文福老舗 住所:愛媛県大洲市大洲183

※掲載情報は 2016/08/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

やのひろみ

フリーパーソナリティ/タグプロダクト

やのひろみ

1975年生まれ。松山市出身。
有限会社タグプロダクト取締役。

小中高校と運動部に所属。バレーボール・テニス・ハンドボールと、スポーツ三昧の生活をおくる。
大学在学中は劇団に所属し、イベント音響などの裏方スタッフとして活動するうちにそれが高じてこの世界に足を踏み入れ、ディレクターはもちろん、パーソナリティとしても活動。また、愛媛県内市町主催催事や企業イベントなどの企画運営にも力を入れ、各催事を総合的に盛り上げることにもチャレンジしている。現在、テレビラジオ出演ははもちろん、CM出演や企業イメージキャラクターなども努める。
2007年6月に第一子を出産。
2010年5月に第二子を出産。
2010年 第47回ギャラクシー賞 ラジオ部門 DJパーソナリティ賞受賞(全国で1名)
2009年・2012年・2013年・2014年 民間放送連盟賞ラジオ部門全国優秀賞受賞。

NPO法人 俳句甲子園実行委員会 理事
NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会 理事
キリンビールを応援する、愛媛の お祭り課長
砥部焼大使第106号
大洲味楽来しいたけ 宣伝大使

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