日本のウイスキーの父の情熱をこめて作られたジャパニーズウイスキー「宮城峡」

ブックマーク
-
ブックマーク
-

記事詳細

日本のウイスキーの父の情熱をこめて作られたジャパニーズウイスキー「宮城峡」

日本のウイスキーの父の思いを受け継ぐ一品

私の経営するBARでも数々のウイスキーを取り扱っており、多くのお客様に愛されております。その中でもジャパニーズウイスキーなんてのが最近のトレンドらしく、今年の一皿にもノミネートされたことは有名です。

 

ジャパニーズウイスキーと言えば「響」、「山崎」や「竹鶴」あたりが有名かとは思いますが、ニッカウヰスキーから出ている「宮城峡」という一品を今回はご紹介します。

 

その名の通り、宮城県にある蒸留所で作られたウイスキーで、特徴としては軽やかな口当たりで、どことなくフルーティな感じがするのでウイスキー慣れしていない方や女性の方でも飲みやすい一品です。先ほども述べた通り、今年の一皿にノミネートされたということでジャパニーズウイスキーを飲んでみたいという方も多いのではないかと思いますが、そんな方にもオススメです。

 

名前の由来ともなった宮城峡は仙台市から西に25kmほど行った山形県との県境付近にあります。仙台市民に愛される広瀬側もこの宮城峡が源流となっています。日本のウイスキーの父とも呼ばれる竹鶴政孝氏が言うには「この地はスコットランドのローランド地方と気候が似ている」とのことで、この清流の水をブラックニッカで割って飲んでみて、その場でこの地に蒸留所を作ることを決めたとのこと。更にここで作られたウイスキーはスチームを使い、130度でじっくりと蒸留される蒸気間接蒸溜方式という方式を取り入れているだけでなく、旧式ですが原料本来の甘みや香りを残すことができるカフェ式連続式蒸溜機を使った方式で作られているため、他のウイスキーにはないフルーティな香りや甘みが特徴のモルトウイスキーが誕生したと言われています。

 

宮城峡蒸留所が出来た当時は竹鶴政孝氏の思いを受け継いだ30代中心の若手が中心となり、作り続けてきましたが、現在ではその思いを受け継いだ更なる若手のスタッフが活躍しているそうです。まさにニッカウヰスキーの未来への試みの発信源とも言える場所かもしれませんね。

映画の登場から間もなく生まれたカクテル

さて、ウイスキーを使ったカクテルと言えば「アイリッシュコーヒー」や「キングスバレイ」を思い浮かべる方もいるかと思いますが、今回ご紹介するカクテルは「ゴッドファーザー」です。

 

このカクテルの由来は1970年代に公開された映画として有名な「ゴッドファーザー」から取られたと言われています。映画ではイタリア生まれのマフィアがアメリカのニューヨークを舞台に活躍しますが、このカクテルも同様にイタリア産の「アマレット」というアーモンドのような香りのするリキュールとウイスキーを使います。(よく間違えられるのですが、アマレットはアーモンドのリキュールではなく、杏の核を使ったリキュールです。)

元々はスコッチウイスキーを使ったカクテルなのですが、映画ではアメリカが舞台なのでアメリカンウイスキーを使うお店も多いみたいです。もちろん、今回ご紹介した宮城峡のようなジャパニーズウイスキーなんかも合いますので、お好みのウイスキーに合わせて作るのが一番かもしれませんね。使うウイスキーによって味が変わるカクテルというのもこのカクテルの魅力の一つです。

 

作り方は氷を入れたロックグラスにウイスキー45ml、アマレット15mlを加えてステア(かき混ぜる)するだけです。ちなみに、ウイスキーをウォッカに変えると「ゴッドマザー」というカクテルになります。

 

映画の「ゴッドファーザー」は長編映画ですが、多くの方に愛される良い映画ですので、是非このカクテルを飲みながら映画をご覧になるのを一度オススメいたします。

日本のウイスキーの父の情熱をこめて作られたジャパニーズウイスキー「宮城峡」

■ゴッドファーザー 

材料
ウイスキー:45ml
アマレット:15ml
氷:数個

ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
日本のウイスキーの父の情熱をこめて作られたジャパニーズウイスキー「宮城峡」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

宇敷勝巳

フレアバーテンダー

宇敷勝巳

2000年 新宿サントリー/クラシックジガーバーに入社し、バーテンダーとなり、本格的にお酒の勉強を始める。
2001年 トム・クルーズ主演の映画カクテルを観てフレアバーテンディングを始める。
2010年 カナダで行なわれた世界大会でフレアバーテンダー世界チャンピオンの座を獲得。
同年、シルク・ドゥ・ソレイユのオーディションにも合格し、世界唯一ボトル5本・6本ジャグリングをこなすフレアバーテンダーとして登録パフォーマーとなる。
2011年 プロのフレアバーテンダーに転向。
ショーを専門とするプロのフレアバーテンダーとして全国各地のウエディング、パーティ、各種様々なイベント、その他「アメリカ・カナダ・台湾・香港」など海外でもショーを演出。
この頃よりTV、CM、雑誌、新聞など、様々なメディアにも出演。
2012年 銀座にて自身のBARを開業。
2015年現在では都内4店舗、静岡1店舗のBARを経営する傍ら。フレアバーテンダーとしての活動も広げており、各種メディア出演・ショー出演なども多く、その名を知る者は多い。

この記事をシェアする

次へ

前へ