スペインのお歳暮?伝統菓子の詰め合わせた「クリスマスバスケット」が季節限定で登場

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ドゥルセ・ミーナがスペインの風習を日本で再現

日本では年の瀬にお歳暮を贈りますが、スペインにも似たような習慣があります。大通りにイルミネーションが飾られクリスマスシーズンが到来すると、生ハムやチーズ・ワイン・焼き菓子などを木箱やバスケットに詰め合せ、お世話になった方々へ感謝の気持ちを贈るのです。

 

スペインのこの風習を日本で再現しているのが、茨城県守谷市のスペイン菓子専門店「ドゥルセ・ミーナ」。毎年この季節になると、スペインの伝統菓子を詰めあわせた「クリスマスバスケット」が季節限定で登場します。一年に一度のお楽しみ、さて、今年はどんな物が詰め込まれているのでしょう?

スペインのお歳暮?伝統菓子の詰め合わせた「クリスマスバスケット」が季節限定で登場

バスケットの主役はスペインっ子たちのクリスマスに欠かせない「トゥロン」。アーモンド・蜂蜜・卵白を練った素朴な菓子で、固いタイプと柔らかいタイプが人気を二分します。

 

私のお気に入りは、丸ごとアーモンドの粒がぎっしり入った「トゥロン・ドゥロ・スプレマ(写真右)」。2014年夏秋に収穫した新鮮なスペイン産アーモンドだけを使い、カリッと軽い食感と香ばしさ、そして蜂蜜の甘い香りが魅力です。しっとり柔らかな「トゥロン・ブランド・スプレマ(写真左)」は、アーモンドの風味がじんわりと広がりながらゆっくり溶け、時折感じる食感がアクセント。気持ちがほどけていくような味わいにうっとり。

 

どちらのトゥロンも、アーモンド含有率はなんと70%!スペインで修行中、数多くのトゥロンを食べてきた店主が「一番美味しい」と確信したムヨール社の物だそうです。私もクリスマスシーズンはいろんなトゥロンをいただきましたが、ひと口食べた瞬間「納得!」と叫んでしまいました。優しい甘さと豊かな香りは、洗練された日本人の嗜好にもバッチリ合うでしょう。

スペインのお歳暮?伝統菓子の詰め合わせた「クリスマスバスケット」が季節限定で登場

トゥロンはスタンダードな2種の他、レモン風味、フルーツゼリー入り、ココナッツ入りなどたくさんの種類が店頭に並びます。

 

ドゥルセ・ミーナの今年のオリジナルトゥロンは、アーモンドベースの世界観をガラリと変えるチョコレートのトゥロン。アニスの上品な香りが口いっぱいに広がるガナッシュが隠された「ビターチョコレートのトゥロン(写真右)」、ヘーゼルナッツのプラリネの香ばしさと食感がたまらない「ミルクチョコレートのトゥロン(写真左)」。どちらも滑らかで甘さ控えめ、香りのインパクトが素晴らしい逸品です。

スペインのお歳暮?伝統菓子の詰め合わせた「クリスマスバスケット」が季節限定で登場

トゥロン同様、スペインのクリスマスを象徴する伝統菓子に、アーモンドと砂糖を練って焼いた「マサパン」があります。このマサパンで数種のトゥロンを包んだ「パン・デ・カディス」は、噛みしめるごとにアーモンドの旨みをじんわり感じる素朴な美味しさ。ディナーの後、濃いめのコーヒーや食後酒と一緒に余韻を楽しむのにピッタリです。

 

「クリスマスバスケット2015」は他に、ほろほろっと崩れる儚い口どけがたまらない「ポルボロン」、アーモンドの香りが印象的な「マンテカード」、ほのかなマスカットの風味を楽しめる「ロスコ・デ・ヴィノ」などもたっぷり詰め込まれていて、まるでオールスターの風格です。お届けは12月25日まで。今しか味わえない美味しさが詰まったバスケット、人気商品ですのでお早めに。

※掲載情報は 2015/12/12 時点のものとなります。

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キュレーター情報

加瀬まなみ

スペイン料理研究家

加瀬まなみ

埼玉県熊谷市出身、料理研究家。得意分野はスペイン料理の簡単手軽なアレンジレシピと、ワインにあわせたマリアージュ提案。
TV・イベント出演、撮影監修、レシピ開発、商品コンサルの他、オールアバウト『スペイングルメ』ガイド、家ワインコラム『すっぴんワイン』など執筆活動も行う。
著書『フライパンひとつで作る絶品パエリア』、『5分でできた!』シリーズ全7冊、『2ステップレシピ』ほか。

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