冬にじっくり味わいたい、ホテリエ×女性醸造家のクラフトビール、第二弾!

冬にじっくり味わいたい、ホテリエ×女性醸造家のクラフトビール、第二弾!

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女性ホテリエ×女性醸造家のコラボレーション、再び

東京・港区芝公園の「ザ・プリンス パークタワー東京」が、またやってくれました! 開業10周年を記念したオリジナルクラフトビールの第二弾「Tower Beer(タワービール)」を、同じく開業20周年を迎えた静岡県・御殿場市の「御殿場高原ビール」とタッグを組んで開発。以前こちらでもご紹介した「The Park Weizen(ザ パーク ヴァイツェン)」の好評を受け、再度造ることになったそう。

 

ザ・プリンス パークタワー東京の女性ホテリエ(企画・広報、コンシエルジュ、パティシエ、ブライダルプランナーなど)たちが「おもてなし」を考える「TOKYO HONEY PROJECT」が企画、御殿場高原ビールの女性ブルワーである佐野由里加さんと意見交換をしながら創り上げました。

冬にじっくり味わいたい、ホテリエ×女性醸造家のクラフトビール、第二弾!

今回は、「ザ・プリンス パークタワー東京から間近に見える、オレンジ色に輝く東京タワー」をイメージ。ラベルも夜空に輝く東京タワーとザ・プリンス パークタワー東京の周りに雪の結晶が舞う、季節を意識したデザインです。個人的に感心したのは内容量が333mlになっていること。通常は330mlで出荷しているボトルに3ml多く詰まっている……、なぜなら「東京タワーの高さが333m」だから!

寒い冬に、煮込み料理と一緒にじっくり味わいたい

グラスにタワービールを注ぐと、アンバーで透明な液体が泡立ちます。麦芽を焙煎したキャラメルのような香りに混じって、干したアプリコットやレーズン、ちょっとザクロのような香り。口に含むと麦芽の甘味とともにドライフルーツの香りと麦芽の甘味がふわっと広がった後、穏やかな酸味と心地よい苦味がやってきました。

 

アルコール度数は6.5%と、ちょっと高め。じっくり飲むのに向いています。全体的には甘い印象のある味わいなのですが、特筆すべきは「飲んだ後の印象が爽やか」であること。甘さは決してべたつかず、スッと切れてくれるのです。

 

私としてはこのビールと一緒に、ビーフシチューやボルシチのような、熱々の煮込み料理をふうふう吹きながら味わいたい。でも、意外とハチミツを使ったスイーツや、ハチミツをかけたブルーチーズにも合うんじゃないかなと思います。強い甘味が加わることで、タワー ビールが持つ酸味がより強調され、バランスをとってくれるのではないかと思うのです。

 

タワービールは1月9日(土)〜2月29日(月)まで、ザ・プリンス パークタワー東京の1階にある「ホテルショップ」で販売しています。ホームパーティへの手みやげにもピッタリですね。

 

「Tower Beer(タワービール)」
■原材料:麦芽、ホップ
■アルコール度数:6.5%
■内容量:333ml/価格:1本 ¥650 (税抜)

※掲載情報は 2016/01/16 時点のものとなります。

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キュレーター情報

野田幾子

ビアジャーナリスト

野田幾子

ビアジャーナリスト/ビアアンバサダー
ビアコーディネーター
日本ビアジャーナリスト協会副会長

1994年にベルギービール、1996年に国産地ビールの美味しさに目ざめ、周りにクラフトビールの普及活動を開始。2007年にビアバー・ビアパブムック『極上のビールを飲もう!』(エンターブレイン刊)の全体構成、執筆、編集を担う。その後ほぼ毎年シリーズを刊行、2014年4月、6冊目「ビールのある日常をより楽しく」を提案するムック『ビアびより』(KADOKAWA・エンターブレイン刊)刊行、編集長。現在、ビール専門誌『ビール王国』に寄稿、編集担当。

クラフトビール入門者向けの講座を開催。
ビールと料理の組み合わせのスペシャリストであるビアコーディネーター(クラフトビアアソシエーション認定)。

2000年よりライター/エディターとして独立。株式会社コラボトリエ代表。
2010年、日本ビアジャーナリスト協会(JBJA)設立。同副会長。

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