シュトレンだけじゃないドイツのクリスマス菓子「レープクーヘン」

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2015/11/12 公開

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シュトレンだけじゃないドイツのクリスマス菓子「レープクーヘン」

ドイツのクリスマスはお菓子がたくさん

シュトレンだけじゃないドイツのクリスマス菓子「レープクーヘン」

秋も深まると、ドイツではクリスマスの雰囲気に包まれます。店頭にもシュトレンをはじめとするクリスマス菓子やクリスマスデコレーションが並び始めます。クリスマスから1か月前のアドヴェントの時期になると本格的なクリスマスの準備が始まります。

 

ドイツではクリスマス時期にいろいろなお菓子を食べます。クリスマスクッキーもいろいろあり、家庭でたくさん焼いてアドヴェントの時期にクリスマスを待ちながら食べたりします。

 

日本ではすでにおなじみのバウムクーヘンも、ドイツではクリスマス菓子の一つで、その時期以外には、ある一部の地域を除いては全く食べません。他にも最近日本で流通しているものにシュトレンがありますが、今日ご紹介するのはまだ日本ではなじみの薄い、でもドイツ人が大好きなクリスマス菓子「レープクーヘン」です。

古い歴史のあるレープクーヘン

シュトレンだけじゃないドイツのクリスマス菓子「レープクーヘン」

レープクーヘン(Lebkuchen)は、牛乳や卵、バターなどの油を使わずに焼くお菓子です。甘味はハチミツを使い、ナッツやスパイスをたくさん入れます。使われるスパイスはアニス、フェンネル、ショウガ、カルダモン、コリアンダー、メース、ナツメグ、丁子、ピメント、シナモンと多数です。

 

スパイスやハチミツを使った簡単なお菓子は紀元前から作られていました。古代エジプトやローマでも作られており、中世ヨーロッパでは修道院で作られるようになりました。水分がほとんど含まれず、ハチミツやスパイスが入っているおかげで長持ちのするお菓子のため、食べ物の少ない冬や食糧難の時期に修道院で配られることもあったそうです。

 

レープクーヘンには貴重なスパイスが多数使われるため、レープクーヘンだけを作る職人もいました。

一度食べたら病みつきの味

レープクーヘンはスパイスの味や、食感が日本人にとっては馴染みのないものなので、初めて口にする人の反応は様々です。ただ、一度慣れると大好きになる人も多いです。寒い冬にお家で暖かいコーヒーや紅茶にとても合うお菓子です。

 

形はいろいろありますが、丸型の物が多く、砂糖やチョコのコーティングがしてあります。コーティングによってもまた違った味が楽しめるのもレープクーヘンの魅力です。

 

今回ご紹介するハッツェル社のレープクーヘンは、代々続くレシピに忠実に、丁寧に作られています。ぜひ一度お試しください!

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キュレーター情報

森本智子

ドイツ食品普及協会 代表

森本智子

ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/

一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。

著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社

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