こだわり1 おもてなし

食材選びから盛付けまでの丁寧な仕事

師から贈られた言葉「味心美」を常に心に留めている大原氏は、毎朝築地へ赴いてその日に最もおすすめの食材を仕入れ、その魅力を最大限に引き出す。盛り付ける際も、料理に合う器をじっくりと吟味。熱意を込めて料理と向き合う姿勢、そして確かな味で、一度訪れた者を虜にしている。

こだわり2 贅沢なひと時

日本料理本来の深みを体感

「吸物はコースの華。“店の命”であるダシを堪能してほしい」と大原氏が言うように、引きたてのダシは豊かな香りを放ち、椀種の旨味を引き立てる。日本料理の真髄はここに表れるといっても過言ではない。正月には数の子、節分には豆を使うなど季節感を大切にした、日本人の心に寄り添う料理だ。

こだわり3 懐石

コースを彩る店主自慢の料理

夜のコースは、当日の仕入れによって変わる約8品。なかでも定評があるのが八寸だ。春先なら、甘みのある「大徳寺麩と京人参の白和え」、酸味のある「浅葱ねぎの酢味噌和え」、旬を味わう「菜の花のお浸し」、食感が楽しい「姫大根の味噌漬け」など。変化に富んだ品々が、次々に目と舌を魅了する。

こだわり4 落ち着いた雰囲気

完全予約制の落ち着いた雰囲気

小さくて個性的な店が集まる荒木町に2012年6月にオープン。妻の裕子氏が活けた四季折々の花も美しい、シンプルにまとめられた小体(こてい)な和空間だ。店内には、目の前で店主の技が見られる4人掛けカウンター席と、8名まで座れるテーブル席を備える。カウンターでも相席がないのはうれしい。

懐石 大原 のサービス一覧

懐石 大原
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