回転寿司ならぬ「回転火鍋」…!大久保「辣幸子」で一人鍋をしてみたら最高に楽しかった

日本が世界に誇る「回転寿司」というシステム。これを「鍋」に導入した「回転火鍋」のお店を見つけてしまいました。今回紹介するお店は大久保駅から徒歩10秒という距離にある「回転火鍋・辣幸子」(東京都新宿区百人町1-19-14TC第21大久保ビル2F)。レーンに流れてくる鍋の具材をピックアップし、手元のダシにくぐらせて食べるという回転寿司と鍋のシステムが合体した新感覚のお店です。回転寿司とほぼ同じシステムなので、一人鍋も余裕でOK。気軽に一人回転火鍋ができるお店は非常に珍しいのではないでしょうか? (大久保のグルメアジア・エスニック料理

回転寿司ならぬ「回転火鍋」…!大久保「辣幸子」で一人鍋をしてみたら最高に楽しかった

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日本が世界に誇る「回転寿司」というシステム。これを「鍋」に導入した「回転火鍋」のお店が東京新宿にできたらしい。レーンに流れてくる鍋の具材をピックアップし、手元のダシにくぐらせて食べるというものだ。なるほど、これはおもしろそう。さっそく食べに行ってみた。

 

大久保駅から徒歩10秒「回転火鍋・辣幸子」

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JR大久保駅北口を出て歩くこと10秒。回転火鍋のお店「辣幸子(ラーシンズ)」を発見した。セクシーなお店とセクシーなお店に挟まれているが、それにも勝る刺激的な外観だ。真っ赤な門に「日本初登場」の文字が期待感を煽る。

 

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回転火鍋を猛烈にプッシュしてくる階段を上ると、

 

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おしゃれなバーカウンターごしに、店長・幸子さん(左)と娘さん(右)が出迎えてくれた。お二方とも中国出身で、日本に暮らして10年以上とのことだ。

 

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奥へ進むと、見覚えのある回転レーンが。

 

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しかし、レーンの上を流れるのは寿司ではなく、肉や野菜といった鍋の具材である。まさに「回転火鍋」だ。

 

 

6種のスープと10種のタレ、60種類の食材を自由にカスタマイズ

 

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さっそく食してみよう。まずは、スープ(298円)の味を6種類の中から選んでいく。人気はスタンダードな薬膳風の「招牌原味」だが、今回は辛党の娘さんが推す「重慶麻辣」にしてみた。

 

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続いて、10種類の調味料(1皿100円)を駆使し、つけダレを自分好みにアレンジしていく。タレは追加し放題のため、飽きたら何度でも味変が可能だ。

 

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筆者は、これまた娘さんオススメの「ゴマみそ×ラー油×にんにく×パクチー」ブレンドをチョイス。

 

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というわけで、準備ができた。あとは回転レーンから好みの具材をピックするだけだ。おいおい、なんだかワクワクするじゃないか。

 

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なお、回ってくる具材は野菜、魚介類、きのこ類など全部で60種類以上。白菜や牛肉、海老などのスタンダードなものから、コンビーフといった鍋の具材としてはややトリッキーなものまで、多種多様だ。その場の気分と発想で、いかようにも鍋をカスタマイズすることができる。

 

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そして、驚くべきはその値段。メインの肉類を除き、なんと全て1皿100円(税別)なのである。回転寿司の場合、ウニとかっぱ巻きの間には圧倒的な価格差があるが、ここでは食材に優劣などない。もやしもエビもサザエも、全て同列だ。

 

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値段を気にせず好きなものを選べるのはうれしい。さっそく、ピックしていこう。

 

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あっという間にカウンターがすごいことになってしまったが、パーティーみたいで嬉しい。

 

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今回は取材なので彩りを意識し野菜も入れてみたが、肉や海鮮だけで鍋を埋め尽くしたっていいし、ひたすら好きな食材だけで攻めるのもいい。小うるさい鍋奉行のしきたりにとらわれず、自分勝手に楽しめるのが回転火鍋の魅力である。

 

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それでは、いただきます!!

 

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刺激的な麻辣スープに、ゴマみそベースの甘辛タレがマッチしている。回転×火鍋というシステムのおもしろさに胡坐をかかない、確かな味だ。おいしい。

 

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シメはラーメン。なお、麺はインスタントを選ぶこともできる。本格的な火鍋に突如ジャンクな味をプラスできる大らかさも素晴らしい。

 

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火鍋スープにインスタントラーメン、そこに卵をからませる。

 

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……ああ、うま~。

 

序盤はしびれる辛さの麻辣スープを堪能し、ラストはその刺激を卵で沈下しマイルドに締める。我ながら会心の戦略だ。満腹感だけでなく、ナゾの満足感も得られるのが回転火鍋の魅力といえるかもしれない。

 

 

中国で大ブームの回転火鍋を日本へ輸入

 

ところで、この画期的なシステムは店長が発明したのだろうか? せっかくなので、少しお話を聞いてみた。

 

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—回転火鍋とは斬新なアイデアですね。幸子さんが思いついたんですか?

 

幸子さん「いえ、回転火鍋は元々中国のブームだったんです。数年前から中国では話題になっていて、テレビやネットでもよく取り上げられていました。もともとは日本の回転寿司から生まれたものですし、だったら日本でも流行るんじゃないかと思って、2018年の11月にオープンさせたんですよ」

 

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▲ちなみに、以前もここで中華料理店を営んでいたそう。こちらはリニューアル前の店内


——回転火鍋、お客さんの反響はどうですか?

 

娘さん「ご好評いただいていると思います。中華料理店だった時に比べ、日本人の若い女性が足を運んでくれるようになりました。やはり珍しいからか、写真を撮ってSNSに投稿してくれます。あと、一人のお客さんがとても増えましたね。テーブル席よりカウンター席のほうが多いので、一人でも気軽にお越しいただけるようです。また複数で来られるお客様にも、それぞれ自分好みの鍋が楽しめるよう人数分のIHヒーターをご用意しています」

 

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▲お得な食べ放題メニューも(利用は4名~。1時間半の飲み放題もセット可能)

 

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▲カウンター以外にもテーブル席や

 

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▲個室のパーティールームもある。カラオケ(無料)をしながら鍋パができるそうだ

 

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▲なんだか楽しそうなルーレットも用意。中国語で書かれた罰ゲームが気になる。「喝一杯」ってなんなんだろう……。

 


——ちなみに、店名の“ラーシンズ”の意味というのは?

 

幸子さん「ラーは辣。ラー油とかでも使われるように『辛い』って意味です。シンズは幸子、私の名前です。いずれは全国に広げていきたいので自分の名前を店名に付けました。次はどこに開店させようかな〜? 回転だけに〜(笑)」

 

と、素敵なダジャレで締めてくれた幸子さん。頭の回転もすばらしいようだ。

 

というわけで、新感覚の回転火鍋は楽しかった。一人鍋はもちろん、友人と各々の鍋を食べ比べてみても盛り上がりそう。これ、本当に流行るんじゃないでしょうか。

 

 

【紹介したお店】

回転火鍋 辣幸子

住所:東京新宿区百人町1-19-14TC第21大久保ビル2F

TEL:03-3366-3888

営業時間:11:00~26:00

定休日:年中無休

HP: http://noukaraku.com/

 

 

【プロフィール】

 

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小野洋平(やじろべえ)

1991年生まれ。編集プロダクション「やじろべえ」所属。服飾大学を出るも服が作れず、ライター・編集者を志す。自身のサイト、小野便利屋も運営。

http://yajirobe.me/
Twitter:@onoberkon

                             
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