こんにちは、谷口マサトです。
突然ですがみなさんはカレーとナン、どっちが好きですか? さまざまな人をもてなすこの連載ですが、今回は「とにかくナンが大好き。ナンだけでも生きていける」というサキさんをもてなします。ナンを食べ過ぎたせいか顔立ちもオリエンタルな雰囲気です。
サキさんは様々な店のナンを食べ歩いていて非常にナンに詳しい。そんなサキさんに教えてもらったのがここ渋谷のトムボーイ。「渋谷でランチに行くときはココ。ナンがモチモチしていて美味しいし、ランチはナンが食べ放題で、もうナンばかり食べちゃう!」ということ。
ちなみにサキさんの後ろにモヤイ像が見えるが、実際に渋谷のモヤイ像を作ったスタッフが店の内装を手がけたそうだ。リゾート地を感じさせるその作りは凝っていて、独自の世界観が出来ていて雰囲気がかなりイイ!
店の形態としてはダイニングカフェ&バーなので、インドカレーがメインな店としては珍しく?カウンターや2人個室もあり、デートにも向いている店だ。
ムーディな個室には……
不思議なクッションが置いてある。
そしてナンがデカイ!
ナンに集中するサキさん。
「ナン美味しいいいいいい〜」
めっちゃ幸せそうだ。ナンだけで人はここまで幸せになれるのだ。ちなみにランチ時と違いディナー時はナンは食べ放題ではないのだが、それを聞いたサキさんは激しく落ち込んでいた。ナンだけで人は悲しくもなれるのだ。ナンってなんなんだ。
もちろんカレー自体も美味い。本場インドから直輸入した数多くのスパイスで作られており種類も多い。甘いモノも多く、辛いモノを食べると汗がですぎて爆笑される私としても個人的に嬉かった。どうでもいいですねすいません。
ちょうど世界のビールが飲める企画をやっていて、カレーにも合いそうなビールがズラっと並んでいる。とりあえずシンハービール。
そして変わっていたのがこちらのドーサ(Dosa)。南インドのクレープ料理だ。
なんじゃこりゃ…
クレープの中に野菜とチキンが炒められており、こちらも美味しく一瞬で食べてしまった。こちらの具材は毎週変わるそうだ。
さて、今回はナンの話しかしなかったが、こんな風にリゾートな雰囲気で優雅にインドカレーを食べられる店が渋谷駅からすぐの所にあるのが素晴らしく、オチのつけようがない。
場所も伝えやすい。渋谷駅の地下道「ちかみち」の2番出口をでてすぐ、TOHOシネマズ渋谷が入っているビルの地下2階だ。ぜひ渋谷のもうひとつのモヤイ像前で待ち合わせてみよう。
今回ご紹介した店
TOM BOY 106渋谷道玄坂店
住所:東京都渋谷区道玄坂2-6-17 渋谷シネタワーB2
TEL:050-5799-1782
色々な人を“もてなす”店を紹介するこの連載。
面白いレストランがあれば教えてください。
全国に取材に伺います。
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著者:谷口マサト
Webライター&プロデューサー
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