これぞ本場!台湾の「夜市」を3ヶ所巡ったら、美味しい屋台料理に数え切れないくらい出会った

台湾グルメ、台湾の料理といえば、一般的には「魯肉飯」「小籠包」「麺線」「マンゴーかき氷」などをイメージしますが、夜市にはそのほかにも不思議で美味しい食べ物がたくさんありました。ラーメンひとつとっても日本とは微妙に異なる仕上がりです。台南の「六合夜市」「瑞豊夜市」、台北の「寧夏夜市」の3つを巡って出会った美味しいものを紹介します。ちなみに、「台湾ラーメン」は名古屋発祥の辛いラーメン。最近では東京・神田に台湾ラーメン元祖の「味仙」が新店をオープンしたと話題ですね。このラーメン、実は台湾に「名古屋ラーメン」という名前で逆輸入されていますよ。 (名駅のグルメラーメン

これぞ本場!台湾の「夜市」を3ヶ所巡ったら、美味しい屋台料理に数え切れないくらい出会った

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你好(ニイハオ)。ライターの玉置です。

先日、友人達とぶらぶら台湾旅行にいってきました。

いきなり話は脱線しますが、名古屋あたりで「台湾ラーメン」っていう辛いラーメンが流行っていますが、あれは台湾発祥じゃなくて、台湾をイメージして開発された日本のオリジナルメニューらしいですね。

それが台湾に伝わって「名古屋ラーメン」という名前で逆輸入されたものを台湾桃園国際空港で食べてきましたよ。味はほぼ台湾ラーメン。そのうち「ナポリタンスパゲティ」がナポリで「東京スパゲティ」として食べられる日がくるかもしれないですね。

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そんな小話は置いておいて、台湾旅行といえばやっぱり食べることが一番の楽しみだったのですが、滞在中の夕飯は3日連続で「夜市」という屋台が集まる場所へと繰り出しました。

夜市は台湾各地で毎日のように開催されており、その活気は圧倒的。そして屋台で食べられる料理が独特なのです。もちろん海外なので日本と違うのは当たり前なのですが、テレビや雑誌でチラッとみて想像していたものの何倍もの幅と奥の深さがありました。

そこで今回は、3箇所の夜市で食べた美味しいもの、不思議なものを紹介していこうと思います。

【もくじ】

 

「六合夜市」はゆったり&まったりできる

まず最初にやってきたのは台湾南部の高雄市にある六合夜市。泊まったホテルから近かったという理由でやってきたのですが、ここで我々一行は夜市の魅力に取りつかれ、3日連続で夜市巡りをすることになったのです。

太陽が沈む頃になると六合の道路が約700メートルの歩行者天国となり、その両サイドには様々な屋台がズラリ。なにかの祭りの日という訳ではなく、特になにもない平日の夜なのがすごい!

この夜市は道路の中央にテーブル席が設けられ、買ったものを座って食べることができ、私が観た3箇所の夜市の中では、ここが一番ゆったりとしていました。

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夜市の雰囲気を楽しみつつ落ち着いて食べたいという人は、道路沿いの飲食店がテーブルを出しているのでそちらもオススメ。飲み歩きというスタイルはどうしても尿意というトラブルがつきものですが、ここならお店で借りられるのでトイレに困りません。

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ということで、この六合夜市で美味しかった屋台料理を5つ紹介します!

 

パリッともちっとスパイシーな「胡椒餅」

まずは台湾の人気B級グルメ「胡椒餅」。これは台北が本場なのでそっちで食べようと思っていましたが、旅では出会った時が食べるチャンス。観光客らしく細かいところは気にせず楽しみましょう。

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胡椒餅とは小麦粉の生地で豚ひき肉などの具を包み、それをインド料理のナンやタンドリーチキンを作るような窯で焼いたもの。ざっくりいうと窯焼き肉まんといったところでしょうか。40元なので150円くらいとお手頃です。台湾の屋台は何を食べてもお手頃ですが。

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ご覧の通りに皮の表面はパリッ、内側はモッチリ。そして胡椒餅というだけあって具は適度にスパイシーな味付け。これは食べたことのない幸せの組み合わせです。近所のコンビニでも売ってほしい!

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たこ焼きっぽいのに全然ちがった「鳥蛋蝦焼」 

続いては「鳥蛋蝦焼」を攻めてみましょう。台湾のメニューは漢字なのでなんとなく意味は分かるのですが、さてどんな料理なのでしょう。

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タコ焼きを焼くような鉄板で生地と一緒に焼かれているのは、エビとウズラの卵でした。「蛋」は卵、「蝦」はエビのようです。同行者は漢字だけでだいたい理解できたみたいですが、私は全然意味がわかりませんでした。

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日本人ならこれをクルクルっと丸くしてソースで食べたくなりますが、台湾の場合は半球のままで、マヨネーズや味付きの塩、そしてパイナップルで食べるようです。

パッと見は日本の料理と似ているけれど、実は全然違う台湾独自のスタイルにトキメキを覚えます。そういえば日本の屋台では絶対つきもののソースというものを、台湾ではまったく見かけませんでした。

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カリッカリでプリップリ、台湾ビールの最強お供「泰國蝦」

続いては「泰國蝦」。泰國は調べてみたところ、タイ国という意味でした。

「泰國蝦」を「現撈」で「現烤」。撈は掬い取る、烤は炙るという意味で、活きたオニテガナエビをその場で焼く串焼き屋さん。漢字の意味はわからなくても、見れば一発でわかりますね。

どうやら人気メニューのようで、エビを焼く店はこの六合夜市だけで何軒も出ていました。

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こんがりと焼かれたエビはカリッカリでプリップリ。もちろん台湾ビールとの相性は最高。殻をどこまで食べるべきか迷うところも楽しいです。

ちなみに台湾にはこのエビの釣り堀があって、自分で釣ったエビを焼いて食べることもできますよ。 

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おなじみエリンギもこんな姿になるのか…!「杏鮑菇」

続いては「杏鮑菇」。「菇」はキノコという意味。アワビのようなキノコということで、日本でもおなじみのエリンギでした。

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紙コップに入って出されたのは、スパイスの効いた塩がまぶされたエリンギとエノキタケのフライ。こういった味付けのキノコは初めて食べましたが、これは日本でも作ろうと思います。私が作れる唯一の台湾料理になりそうですね。

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台湾の締めはお粥がメジャー?「海産粥」 

そろそろ締めの炭水化物といきましょう。日本だったらラーメン屋にでも入るところですが、夜市では麺類よりもお粥屋さんが多いようです。

同行の友人がお目当てにしていたという店で、「海産粥」を頼んでみましょう。

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お粥の具は、カキ、イカ、ハマグリ、エビと豪華版。ショウガの細切りとニンニクのチップが入っていて、日本では食べたことのないタイプのお粥。お米の粒がしっかりしていて、海鮮鍋を食べた後の雑炊みたいです。なるほど、これはうまい。

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まだまだ飲み足りないメンバーは、カラスミやボラの胃袋などを買ってツマミにしていました。 

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今回は挑戦しませんでしたが、台湾の夜市にはどこも生肉や魚介類がバンバン並んでいて、台湾の言葉や料理をもう少し勉強しておけば何倍も楽しめたのになーと、ちょっと後悔しています。

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 日本では見かけない魚達を食べてみたかった!

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この小さな巻貝、どうやって食べるんですかねー。

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胃袋がもう一個あったら挑戦したかった鶏の足。

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どうでしょう、私が夜市にハマった理由がわかっていただけましたか

 

「瑞豊夜市」は衣・食・遊のパラダイス!

2日目にやってきたのは、泊まったホテルから地下鉄で数駅先の「瑞豊夜市」(ここも高雄市)。ここは道路に屋台が集まってくるスタイルではなく、街の一角が丸ごと夜市になっているという屋台村方式のようです。

飲食店だけではなく、洋服やアクセサリーを売る店、そして輪投げや射的などのゲームができる店も多く、上野のアメ横をもっと混沌とさせたような感じでした。観光客向けというよりは、地元の若者が集まる場所なんですかね。床屋や刺青屋までありました。

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ちなみに輪投げに挑戦したのですが、カゴいっぱいの輪を投げたのに、ひとっつも取れませんでした

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この夜市は奥に公衆トイレがあるので、ビールをたくさん飲んでも安心です。

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 ではこの瑞豊夜市でも5つの謎多きメニューを紹介しましょう!

 

何味だか全然わかんないけど旨いトウモロコシ「玉米大師」

まずは「玉米大師」から。文字からは丸っきり意味が解りませんが、日本でもおなじみの焼きトウモロコシ屋さんのようです。「玉米」はトウモロコシという意味なんですね。

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日本では醤油味の一択が当たり前の焼きトウモロコシですが、台湾では全然違いました。

「沙茶」「古早味」「素食」の三択。なにがなにやらの選択肢です。

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友人が頼んだのは一番人気らしき沙茶味。たっぷりの濃厚なタレをまとった、謎が謎を呼ぶヴィジュアルの焼きトウモロコシ。

私も一口いただきましたが、自分の食に関するメモリーの中にない味で興奮します。こういう未知との出逢いが最高! 

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ちなみに調べてみたところ、沙茶醤というヒラメなどの魚介類をベースに香辛料や油を煮込んだ調味料が塗られているようです。古早味は懐かしい味という意味らしいですが、何味なんですかね。

 

手羽先にご飯詰めるとか間違いないに決まってる…!「翅包飯」 

続いては「翅包飯」。これは手羽先の中にご飯を詰めたもので、手羽先餃子とイカ飯を足したような夢の食べ物でした。こんなのうまいに決まっています。

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串に刺さっているので、食べ歩けるのがいいですね。

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空想上のアメリカン料理「培根起司派」

私が一目惚れして注文したのは「培根起司派」。この名前からはまるっきり意味の分からない料理ですが、看板のベーコンとチーズのボリューム感がたまりません。

どうやらアメリカをイメージした料理みたいですが、たぶんアメリカにはない気がします。でもそれがいいんです!

調べてみたところ、培根がベーコン、起司がチーズ、派がパイ。漢字だと意味を考えてしまいますが、英語を当て字にしたものみたいですね。

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その正体は、サンドイッチ用の食パンにチーズをたっぷりとはさみ、それを5枚のベーコンでグルグルに巻いて鉄板で焼いたもののようです。

これぞ空想上のアメリカン料理!ナイス高カロリー!

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人気店なので番号札をもらって商品を待ちます。

USA!USA! 

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味はだいたい見た目通りですが、パンとチーズとベーコンという身近な食材のありふれた組み合わせなのに、食べたことのない料理になっているのがすごいですよね。

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サイゼリヤ初体験のイタリア人気分になった「珍竹林 日本拉麺」 

続いては「珍竹林 日本拉麺」という店で、腰を据えて食べてみましょうか。

チンチクリンな日本のラーメンということのようですが、さて日本人の舌に合うのでしょうか。

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醤油、塩、味噌、豚骨など、日本の店より様々な種類があるようです。

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このオーダーシート方式だと、ゆっくり悩めて助かりますね。

日式乾麺や珍味拉麺も気になりますが、とりあえず無難に醤油拉麺にしてみましょうか。

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果たしてやってきたのは、ザ・ラーメンという王道のヴィジュアルです。日本の味に慣れているとスープがちょっと軽く麺も柔らかい感じですが、これが台湾人の好みなのでしょう。

食べ慣れたラーメンをあえて台湾で食べることで、台湾人の嗜好がちょっと分かった気がします。イタリア人がサイゼリヤなんかで食べるとこんな気持ちなのでしょうか

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ちなみに友人がカツカレーだと思って頼んだ「咖哩猪排飯」は、カレーがそばのつゆみたいに別の器で添えられていました。カレーソースのカツライスという感じですかね。こういった微妙なズレが旅先では最高に楽しい

ラーメンのチャーシューやカツがとてもうまく、やっぱり台湾人は豚肉を上手に料理するなと感心しました。豚肉料理にハズレなし!

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ふにゃん、トゥルン食感がクセになる「檸檬愛玉」 

さてデザートは「檸檬愛玉」といきましょう。

これは愛玉子という台湾のフルーツの種を絞って作ったゼリーに、レモンシロップをかけたものみたいですね。

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下の写真右の円錐型のものが種(小さい種がたくさん入っています)。 

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太いストローで飲むのですが、ゼラチンのゼリーとはちょっと違う、フニャントゥルンとした食感がたまりません。シロップは子供の頃によく飲んだ粉末の甘いレモンティーのような味で、私はこれが大好きです!

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他にも食べたい料理はたくさんありましたが、今日のところはこれまで。

臭いと評判の「臭豆腐」は、本気で臭かったので辞退しました。あれはやばい

「麻辣臭豆腐」がちょっと気になったのですが……

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「寧夏夜市」では路面店と屋台を一度に楽しめる

さて3日目は台北へと移動をしました。台湾の新幹線には「板橋」という聞いたことのあるような駅があって、ちょっとほっこりしますよ。

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台湾最後の夜にやってきたのは、台北市にある寧夏夜市。

ここは道路を使った歩行者天国型なのですが、中央に2列の屋台が並び、その両脇を路面店が挟むという構造。気軽に屋台を楽しむも良し、じっくりと店で飲むのも良しですね。

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まずはやっぱり屋台から覗いてみましょうか。

なんとなく都会っぽさを感じさせる、広告に凝ったオシャレな店が多いようです。

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イカ焼き、タピオカ、"棺桶"揚げパン…屋台いろいろ

北海道と書かれた「焼魷魚」はイカ焼きのお店ですが、味付けがずいぶん変わっている様子。緑は抹茶味なのでしょうか。

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「青蛙下蛋」とはさすが台湾。屋台でカエルのタマゴまでも食べられるんですねーなんて思ってたんですが、調べたら「粉圓=タピオカ」のことでした。

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それがわかるとメニューも一気に理解できます。『奶』はミルクという意味のようです。

タピオカとカエルのタマゴの見た目が似ているからということでしょうけど、日本なら遠ざけたいイメージですよね。

 

「官財板」は「シチュー入り揚げパン」と日本語で書かれているのでわかりやすいですね。台南の名物で、なんと棺桶という意味だとか。ナイスネーミングセンス!

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字面が穏やかじゃないけど食べときゃよかった「爆漿脆皮魷魚」 

「爆漿脆皮魷魚」、なんでしょうこの危なっかしい文字列は。

全然意味が解らなくてスルーしたのですが、どうやらジューシーで皮がパリっとしたイカという意味のようです。

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その正体は、イカにキュウリをつけてフライにしたもの。まさかのキュウリ in イカ!

なんと謎の組み合わせなのでしょう。これは食べればよかった!

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ええと、さっきから見学ばかりで全然食べていないので、そろそろファーストオーダーをチョイスしましょうか。

 

具だくさんすぎて思わず叫びたくなる「総合包」

「蝦仁包」「蚵蛋包」「総合包」と書かれた店にレッツチャレンジ。よくわかりませんが、どうやら揚げ物のようです。揚げ物なら失敗はしないはず。

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よくみたらわかりやすい看板がありました。なるほど、海鮮揚げ団子ですね。具がカキかエビか両方の3種類あるようです。

せっかくなので両方のやつをいきましょうか。

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サンプルを見ると、中にタマゴまで入ってなにやらすごいことになっています。タマゴ入りの海鮮包揚げパイみたいな感じでしょうか。そんなものは食べたことがありませんが。

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カリッと揚がったところに、なにやらチリソースが入れられた模様。

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これはいろんな具がたっぷりと入っていて楽しい味ですね。

「まさに味の宝石袋やー」と台湾の夜空に向かって叫んでおきましょうか。

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あの「ヒゲチョウ」もあった!路面店いろいろ

屋台を抜けたところで今度は路面店をみてみましょうか。

おっと、日本ではなぜか石川県にだけ存在する「髭鬚張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)」の店が!

ここでたらふく食べたいけれど今回は我慢!

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「蚵仔煎」とはカキのオムレツのこと。きっと餃子屋だろうと勝手に思いながら、「こことか絶対うまい店だよね~」なんて唸った自分が恥ずかしい。

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そういえば麺類を全然食べてないなー。冷麺ならぬ涼麺、気になるー。

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牛丼特盛サイズの「マンゴーカキ氷」

迷っていたところで、カキ氷屋さんを発見。

余談ですが、昨日私とは別行動していたグループがマンゴーカキ氷を食べたらめちゃくちゃうまかったと自慢されたので、これは台湾にいるうちに食べなければだめでしょう。

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張り切って人気ナンバーワンのマンゴー味を注文!

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日本のかき氷はシロップで味を変えますが、台湾の場合は氷自体にフレーバーがついているようです。

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そしてやってきた待望のマンゴーカキ氷が、でかーーい!

なんでしょう、この牛丼特盛弁当みたいなサイズは。ケンタッキーでいったらパーティーバーレルですよこれ。

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あまり値段を考えないで注文したのですが、他のかき氷が80元程度なのに対して、これは倍以上の180元。そりゃ量も多くなりますよね。

 

しかもタイミングの悪いことに、もう1人が別の店で同じサイズのマンゴーカキ氷を買ってきてしまうという奇跡が起きるし!

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この特盛カキ氷が効いて全員のトイレが近くなり、後ろ髪を引かれつつも夜市を後にして、最後の夜だからとそれなりのお店で贅沢をさせていただきました。

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【おわりに】

この記事を書くにあたってメニューに書かれた漢字の意味をいろいろ調べたことで、私も少しは賢くなったと思うので、またぜひ台湾にいってもっと夜市を楽しもうと思います。

皆さんも夜市に行かれる際には、ぜひトイレの場所を確認してからお出かけください!コンビニはなかなか貸してくれないですよ!

 

今回訪れた夜市のマップ。台南の夜市2つと台北の夜市1つでした。

 

プロフィール

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玉置標本
趣味は食材の採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は古い家庭用製麺機を使った麺作りが趣味。

ツイッター:@hyouhon
ホームページ:私的標本
製麺活動:趣味の製麺

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