静かな路地裏が魅力的な東京・神楽坂で「和」な美味しいものに癒される。

神楽坂のグルメ、そしてカフェを紹介する記事です。著者はTakiさん。久しぶりの休日、以前住んでいらっしゃった神楽坂に自然と足が向いたTakiさん、翔山亭の特選ロース重や、神楽坂 茶寮 本店で抹茶ラテといった「和」な美味しいものを満喫してリフレッシュします。「神楽坂」巡りでは、行く度にいろんな美味しい発見があるそう。イタリアンやスパニッシュもおすすめのお店がたくさんあるようです。また書いてもらいましょうね。(神楽坂のグルメカフェ

静かな路地裏が魅力的な東京・神楽坂で「和」な美味しいものに癒される。

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「神楽坂」で美味しいものを食べよう。 

久しぶりの休日。忙しい日々が何日も続いて疲れが溜まっていたので、リフレッシュのために大好きな美味しいものをたっぷりと食べよう、と東京「神楽坂」へ行くことにした。

 

表通りでは散歩する人の姿が見られ、また坂を自転車で駆け上がる人もいる。裏通りに入ると閑静な雰囲気である。都心においていまだ生活感が残る場所である。休日やランチタイムに一部区間が歩行者天国となり、界隈の人でにぎわう。

神楽坂 - Wikipedia

 

以前2年間住んでいた、大好きな街。飯田橋駅を降りて、早速坂を登りはじめる。周りを見渡せば、「おっ」と気になる中華やイタリアン、フレンチのお店が次々とあらわれる。いつ来ても美味しいものが好きな人にとっては本当に堪らない街だなあ、と感じる。何を食べようかいつも悩むけれど、この日はなんとなく「和」なものを食べたい気分だったので、神楽坂ならではの「和」な美味しいもの巡りでもしてみることにした。

 

「神楽坂 翔山亭 本館」の特選ロース重

ちょうど着いたのが昼だったので、蕎麦や天ぷら、とんかつなんかも良いなあと思ったけれど「肉」が食べたくなったので「神楽坂 翔山亭 本館」へ。

 

 都会の喧騒から一歩離れた安らぎをもたらし、落ち着いた空間を演出しております。全席個室となっておりますので、ゆったりと厳選焼肉をお楽しみいただけます。大広間もございますので、団体様の宴会にもご利用いただけます。

翔山亭 神楽坂 和牛一頭肉手打冷麺

 

飯田橋駅からは歩いて約5分。黒毛和牛一頭買を行っているお店で、美味い肉が食べられるのはもちろん、このお店はまるで料亭のような趣のある雰囲気も、ここにまた行きたい、と思える大きな魅力の1つだと思う。神楽坂らしい静かな路地裏を歩いて、お店に向かった。歩いているだけで楽しい街だ。

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この道の先に見えるのが翔山亭。

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扉の先には立派な庭が。

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この日は1人だったのでカウンター席で食事をいただくことにした(居心地の良い個室もあるので、複数人で行くなら事前に予約をして個室を取ってもらうのをおすすめしたい)。昼は「カルビ重」、「ロース重」、「ビフテキ重」といった黒毛和牛の「焼肉重」や、冷麺と牛丼がセットになった「百年御膳」が人気。ここ最近は食べ歩きもほとんどできていなかったので、たまには良いか……と、ちょっと贅沢に「特選ロース重」(2,000円)をいただくことにした。

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蓋をあけるとご飯の上いっぱいに肉が綺麗に並べれられている。この非常に柔らかく、脂が少ないのが特徴な特選ロースは、そのままでももちろん美味しいし、

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この黄身醤油を溶いて、肉の上にかけるとまた最高だ。ご飯には元々のロースにかけられていた特製のタレが染みていて、そこに黄身醤油がじんわりとさらに染みていって、タレとこの黄身醤油の組み合わせったら、ただただ美味しくて幸せな気持ちになる。疲れた時は、やはり美味いものを食べるに限る(特に「肉」は元気がでる)。

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タレと黄身醤油が染みた肉でご飯を巻いて、一気に食べる。

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紹介したお店

神楽坂 翔山亭 本館

住所:東京都新宿区神楽坂3-1 クレール神楽坂3

TEL:03-3513-5899

r.gnavi.co.jp

 

 

「神楽坂 茶寮 本店」の抹茶ラテ

目一杯美味しい肉を満喫した後はやはり甘いものを食べたい。さらに坂を登った先、そこから一歩横道に入ったところにある「神楽坂 茶寮 本店」は神楽坂でも人気のお店の1つで、時間帯によっては多くの人が並んでいる(神楽坂で和の甘味、といったら、「紀の善」の抹茶ババロアも好きだ)。木のあたたかみ溢れる店内で、自家製の甘味を味わいながら、じっくりと本を読むってのが、個人的に好きな過ごし方で、いつも行く度にずっといられそうだなあ……と思うくらい落ち着ける。気がつけば日が暮れていた、なんてことも(そしたら近くにある「熱海湯」や「第三玉の湯」といった銭湯に寄るってのもまた幸せで、その後飲むビールは格別)。

 

歴史の街『神楽坂』で都会の喧騒を忘れさせてくれる、隠れ家的和カフェ。

神楽坂 茶寮 本店

 

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このお店で最近、特に気に入っているのがこの「京抹茶のレアチーズケーキ」と、

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「抹茶ラテ」のセット。この抹茶ラテは甘さ控えめで、濃厚なレアチーズケーキとバニラアイス、それから生クリーム、とよく合う(抹茶ラテには、お好みで黒蜜やきなこを入れることもできる。甘いのが好きな人は是非)。抹茶ラテは緑が鮮やかな見た目にもほっとする。

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紹介したお店

神楽坂 茶寮 本店

住所:東京都新宿区神楽坂5-9

TEL:03-3266-0880

ぐるなび - 神楽坂 茶寮 本店


 

 

「東京 松屋本店」の葛湯 

美味い肉を食べて、それから甘いものを食べて、神楽坂の「和」な美味しいものに十分に癒されたのでそろそろ家へ帰ろうと、坂を登って東京メトロ東西線の「神楽坂駅」へ向かう。途中、気になるお店があればふらりと入ってみるのも楽しい。

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この日は「河合陶器店」で、春のお花見用に使いたい良い酒器あったりしないかなあ、と探してみた(最近ずっと日本酒にはまっている)。こういう昔ながらの雰囲気が残るお店があるのも、また神楽坂の好きなところ。

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それから坂をまた登る。そういえば風邪気味と言っていた父へのお土産にちょうどよいかも、と思い「東京 松屋本店」で葛湯をお土産に買って帰ることにした。

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 吉野拾遺(よしのしゅうい)は後醍醐天皇の吉野御遷幸より、二十三年間の南朝の事蹟を集録した古書です。『吉野拾遺(よしのしゅうい)』三巻を収蔵する、松屋本店の田螺庵主は、この吉野本葛をもって葛菓子『吉野葛湯』を創製し『吉野拾遺』と銘づけ発売いたしました。

松屋本店の歴史|吉野本葛、葛湯の松屋本店 創業天保十三年

 

紹介したお店

東京 松屋本店

住所:東京都新宿区神楽坂6-8 ボルゴ大〆102

TEL:03-3269-4192 

 

 

 

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気がつけばほぼ坂の頂上に辿り着いていた。神楽坂で「和」な美味しいものを満喫し、たくさん歩いて、リフレッシュできた。行く度に色んな美味しい発見がある「神楽坂」巡り、やっぱり楽しいなあ。次はイタリアン巡りしようか、フレンチにしようか、スペイン料理か。それとも居酒屋巡りか……。帰り道なのに、もう既に次に行く日が楽しみで仕方がない。

 

 

 

 

著者プロフィール

Taki

1987年横浜生まれ。ウォーキングと美味しいもの探しが趣味です。
ブログ:http://walking-gourmet.hateblo.jp/
Twitter:https://twitter.com/Taki10_wg

                             
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