栃木県民が大好きな「ステーキ宮」! 東京唯一の支店に行ってきた

「ステーキの宮」をご存知でしょうか?かつては栃木県に本社があったステーキハウスで、栃木県民のソウルフード、と言ってもいい存在です。ニンニクやたまねぎが入ったオリジナルの「宮のたれ」をかけていただくのがたまらなく美味しいのだそうです。お祝い事があれば家族で宮に行った、というエピソードも良いですね。宮を愛する栃木県出身のライター、斎藤充博さんが東京唯一の支店、町田木曽店にうかがってきました。(町田のグルメステーキ

栃木県民が大好きな「ステーキ宮」! 東京唯一の支店に行ってきた

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 こんにちは。ライターの斎藤充博です。今日やってきたのは「ステーキ宮」の町田木曽店です。

 ステーキ宮といえば、栃木県民のソウルフード

なんですよ。栃木から上京して16年。久しぶりに食べたくなって来ちゃいました。

 


 

栃木県民ならみんな知っている「ステーキ宮」

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ステーキ宮は栃木県発祥のステーキチェーンだ。まだ外食文化が盛んでなかった1970年代に創業された。

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当時の栃木県ではこんなCMが放送されていて「お祝い事」などメチャクチャいいことがあったときの外食に使われるようなお店だった。

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ステーキ宮に行った次の日に、子供たちは教室でそれはもうものすごく自慢したものである。

 

ステーキ宮は関東を中心に出店しているが、東京に唯一ある店舗がこちらの町田木曽店だ。あのステーキ宮が東京にまで出店していると思うと誇らしい気持ちになる。さらに言うと、町田市はほぼ神奈川である。ここに宮が出店することで、栃木神奈川方面に睨みをきかせていることも見逃せない。ここは大変重要な店舗なのだ、ぼくの中で。

 

ステーキにかけるのは「宮のたれ」

そんなステーキ宮の最大の特徴は「宮のたれ」である。ニンニクや玉ねぎの香りがふつうのステーキソースよりもずっと強い。このたれは店員さんが目の前でたれをかけてくれるのだが、

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アツアツの鉄板にかけた瞬間に匂いが広がり、強烈なノスタルジーが蘇ってくる。この匂いをかぐのは何年ぶりだろう? 今のぼくは完全に「腹ペコの小学生」である。

 

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オーダーしたのは「てっぱんステーキ」。創業時からあるメニューだ。肉の部位は「ハンキングテンダー」といい、横隔膜のことだ。

今でこそ焼肉屋などで「ハラミ」という名称でおなじみだが、当時の栃木県民には牛の横隔膜を食べるような発想はなかなかなく、とても斬新だったと思う。

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焼き加減はミディアム。そういえば「ステーキ屋では焼き加減を注文できる」という知識を得たのもステーキ宮からだったっけ……。

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うめえー。宮のたれがすごく刺激的。赤身のお肉によく合う。

あと、今のぼくは腹ペコの小学生なので、普通の人が食べるよりもうまさを1,000倍くらい多めに感じていると思う。

 

ハンバーグにも「宮のたれ」

ステーキ宮ではハンバーグも人気だという。そういえば、幼少期にステーキ宮でハンバーグを食べたことなんてなかった。なぜなら、ハンバーグは家でお母さんが作ってくれるものだったからだ。

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というわけでもう一皿行ってみよう。ハンバーグとロースステーキのセット。こちらもかけてもらったのは「宮のたれ」だ。

 

念のため言っておくが、現在のステーキ宮では「宮のたれ」以外にもいろいろなソースが選べる。ぼくは選び抜き、熟慮した上で「宮のたれ」をチョイスしていることを皆様には忘れないでほしい(いや、忘れてもいいんだけど)。

 

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これはただ単にハンバーグをナイフで切ったところだが、こういうものをまじまじと見つめるとなんとも幸せな気持ちになってくる。うらやましいだろう。おれは、今、これを食っているんだぜ……。

 

外食がまだ特別なイベントだったころの話

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ステーキ宮に20年勤務しているという加藤さんにお話を聞いてみた。

 

斎藤「ステーキ宮って昔は食べたら次の日に自慢するような食べ物でしたよね……。ぼくがまだ小学生だったころの話ですが」

 

加藤「80年代くらいのお話ですよね。あの頃というと、外食の捉え方が現在と全然違っていたと思います。一大イベントでしたね。外食自体の値段も高かったですし、牛肉の値段も高かったんですよ」

 

斎藤「昔のステーキ宮って、もっと店内が薄暗くありませんでしたか?」

 

加藤「そうですね。店内が薄暗くて、天井が高くて、その天井に牛の顔を模した”ステーキ宮”のロゴが書いてあって……」

 

斎藤「あった! 旧ロゴ!」

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 ▲ステーキ宮の旧ロゴ(株式会社アトムより提供)

 

加藤「今は明るくなって、だいぶカジュアルにも使えるようになったと思います。ただ、やっぱりステーキってハレの日の食事なんでしょうね。今でもお盆やお正月や父の日母の日のような『特別な日』には、3世代そろった家族連れの方がいらっしゃいますよ。1グループ10名様くらいで。普通の休日とは全然違う混み方です」

 

やっぱりステーキ宮は偉大な存在だった。栃木県発祥のお店がこんな風に東京にまで出店して、ハレの日の食事に使われているというのがたまらない。

 

斎藤「ちなみに、加藤さんが個人的に好きなメニューってあります?」

 

加藤「さっき召し上がっていた、『てっぱんステーキ』ですね。赤身のお肉なので好き嫌いはあるかと思いますが、私はあれが一番おいしいと思います」

 

宮のたれのポテトチップスもある

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レジコーナーには「宮のたれのポテトチップス」と「宮の種」というおかきが売られていた。せっかくなので宮のたれのポテトチップスを購入。

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家に帰って開けてみたら、一瞬で部屋の中が「宮のたれ」の匂いでいっぱいになった。食べてみるとたしかに「宮のたれ」の味で笑ってしまう。どんな使われ方しても存在感のある味だよなー。

 

というわけで、栃木県民の大好きなステーキ宮の話でした。ステーキ宮は関東地方を中心に関西まで展開している。ぜひぜひ栃木県出身者と一緒に行ってみてほしい。きっといろんな思い出語ってくれると思う。

 

紹介したお店

ステーキ宮 町田木曽

住所:東京町田市木曽西4-8-43

TEL:042-794-6877

r.gnavi.co.jp

 

プロフィール

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斎藤充博

1982年生まれの指圧師(国家資格)。「下北沢ふしぎ指圧」を運営しています。インターネットで記事を書くことをどうしてもやめられない。

ツイッター:@3216

ホームページ:下北沢ふしぎ指圧

書いた物まとめ:斎藤充博ライター活動まとめ

                             
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