このレベルの和食がデパ地下で味わえるのか!新宿伊勢丹の和食の日のグルメイベントは本気度が違う

11月24日は「和食の日」。そんな日にちなんで開催中のグルメイベントは圧倒的な賑わいと熱気で盛り上がっていました。今回は新宿・伊勢丹本館の地下1階で11月23日(水)から11月29日(火)まで開催されているイベントに出店中の全12店をレポート。伊勢丹のグルメイベントは本気度が違いました!(新宿のグルメ和食

このレベルの和食がデパ地下で味わえるのか!新宿伊勢丹の和食の日のグルメイベントは本気度が違う

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本日、11月24日は「いい日本食(1124)」とかけて「和食の日」。これは日本人の伝統的な食文化を見直し、改めて和食文化の保護や継承の大切さを考える日として制定されたのだそうです。

 

そんな日を前に新宿・伊勢丹本館の地下1階では、この和食の日にちなんだ一大グルメイベントが開催されていると聞き、早速開催初日のイベントを体験しに行ってきました(イベント期間は11月29日まで)。

 

ちなみに行ってみて最初に驚いたのは、新宿・伊勢丹のデパ地下の圧倒的な賑わいと熱気。今回のイベントのために全国から選りすぐって集められたという極上和食のオンパレードに、訪れたお客さんの手がバンバン伸びる!東京では滅多に買えない逸品、そして実演販売特有の美味しそうな香りやライブ感が、食欲を刺激しまくっていました。

 

今回は極上カツサンドに職人こだわりの鮨や天ぷら、北海道の海の幸から、絶対旨いであろううなぎ、牛肉、京都や金沢の雅な逸品、さらには見たこともないほど巨大な椎茸に至るまで、初出店多数の全12店をがっちりレポートしていきたいと思います!

 

コンシェルジュさんもいるの!?すごい。話を聞きながら全12店を巡ってみます

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今回、伊勢丹の和食の日のイベントの本気度がすごい!と思ったのが、コンシェルジュの存在。なんとこのイベントのために、まるで豪華ホテルのようなコンシェルジュさんがいて、お客さんの要望に合わせて新しい食の発見を手伝ってくれるのだとか。それは助かる!ということで、早速コンシェルジュさんにお願いして案内して頂きました。

 

1. 仙台牛のカツサンド「伊達哉(だてなり)」(宮城県)

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1店目は仙台から出店しているという「伊達哉(だてなり)」。幻と呼ばれるほどの仙台牛の中から、さらに選んだ肉質のものだけを使用し、最上級の「和カツサンド」を提供しているのだとか。ロース、フィレ、さらにはこのシャトーブリアン!仙台牛A5ランクの肉の輝きが眩い!

 

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仙台から来ているという職人さんが、その場で丁寧に仕上げてくれた和カツサンド。調味料もソースではなく、厳選した醤油ダレを使っているのだそうですよ。中身は食べやすいように9等分にカットしてあり、お箸でこの分厚いA5ランクの仙台牛をいただく形。肉の柔らかさと脂の旨み、口どけ感はもう、興奮という名の喜びです!

 

2. 「旭鮨総本店」の江戸前寿司(東京都)

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続いては創業90年という東京・下高井戸の「旭鮨総本店」。使用する素材と職人の腕に徹底的にこだわるというこちらのお店は、このイベントのためにさらにマグロをクオリティアップさせて臨んでいるのだとか!上鮨に加え、特鮨には車えびも入っているのだそうです。

 

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今回はちょっと奮発して特鮨をゲットしてみました!この特鮨は二段重ねになっていて、ウニやいくら、車えびだけでなく、秘伝のタレが塗ってあるという穴子も美味しいです!昼間からこうやって鮨が食べられるって、やっぱり私の人生幸せなのかも・・・。

 

3. 「天喜代」の「海鮮天丼」(東京都)

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続いては旭鮨総本店の姉妹店である天ぷら専門店「天喜代」へ。もともとの母体が鮨屋ということで、天ぷらのネタの良さが何よりの自慢なのだとか。こちらでイチ押しの逸品という「海鮮天丼」は、ネタもなかなかの大ぶりでした!

 

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ししとう、茄子、蓮根などに加え、穴子やカニ詰め、海老など、お重には端から端までぎっしりと大ぶりの天ぷらが入っていました。もっちりした海老の天ぷらとタレ、ごはんの組み合わせはもう、鉄板中の鉄板という美味しさ。鮨の後の天丼もいいですね~。

 

4. 「すし萬」の圧しすし(大阪府)

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4軒目は江戸前の握りから一転、創業360年という大阪の超老舗、「すし萬」へ。江戸時代の魚屋がルーツというこちらのすしは、皇室への献上品にもなっているのだとか。お薦めは「大阪すし」と「小鯛雀すし」だそうで、関西の圧しすしもこれまた超美味しそう!

 

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こちらでは「小鯛雀すし」にちょっと後ろ髪を引かれつつも、初めての「大阪すし」を購入。包みを開けてみると、圧しすしの形の良さ、色の良さがとても印象的。ネタだけでなく、米の配合や酢にも独自のこだわりを持つという老舗の味は、とっても品のある美味しさ!圧しすしが好きになりました。

 

5. 「下関春帆楼」のふくの巻き寿司(山口県)

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続いては江戸前の握り、大阪の圧しすしを堪能したと思ったら、なんと「ふくの巻き寿司」なるものを発見!こちらは下関にある「春帆楼(しゅんぱんろう)」というお店だそうですが、あの初代内閣総理大臣、伊藤博文が名付けた店名で、ふく料理公許の第一号となった名店なのだそうです。

 

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こちらで購入した「とらふくの巻き寿司」、これがまたとっても美味しかったです。下関ではふく専用の葱として「安岡ねぎ」が欠かせないそうで、いわば名脇役のような存在。1つ1つ丁寧に仕上げたこの寿司は、まさに大人の口に合うような奥深さでした。

 

6. 「門司笑」の伊萬里牛のハンバーグ(福岡県)

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さらに続いては九州、北九州市の門司から初出店という「門司笑」へ。こちらは市販ルートでは手に入らないという「伊萬里牛」の専門店で、この肉特有の旨みをその場で調理して提供していました。カットされ、そしてジュウジュウと焼き上がる肉の香りが、めちゃくちゃお客さんの食欲を呼んでいます。

 

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こちらではどの逸品にするか散々迷った挙句、お店の名物になっているという「伊萬里牛のハンバーグ」を購入。その場でカットされ焼かれているお肉に負けないであろうジューシーさ!こちらのハンバーグも、肉好きならぜひ一度食べてみて欲しい逸品だと思います。

 

7. 「徳志満」の近江牛ステーキ(滋賀県)

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そしてお次は肉と言えば牛肉。そして牛肉の中でも断然美味しい!と言えば「近江牛」ということで、滋賀県から出店している「徳志満」へ。近江牛認定書がどーんと飾られたこちらのお店は、まさに近江牛だらけの状態になっていました。

 

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こちらのお弁当もバンバンと売れていき、残りが少なくなっている状態でしたが、なんとか無事に購入。近江牛のステーキがのったお弁当は、見ているだけでも間違いない感じです。口に入れた時のきめ細かさ、しっかりとした脂身、もう満足以外の言葉が思い浮かびませんでした。

 

8. 浜松魚魚一」の「うな飯」(静岡県)

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魚や肉の美味しさを噛み締めたと思ったら、今度は「うなぎ」の登場です。東京でこうやってお店を出すのは初めてという「魚魚一」は、うなぎの本場、浜松から出店しているそうなのですが、「うな飯」だけでなく、全国で初めて商品化したという「うなぎの刺身」も注目を集めていました。

 

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こちらでは「うなぎの刺身」と迷ってしまいましたが、やはりこのビジュアルにやられてしまい、「うな飯」の方を購入。出来たてのうな飯から沸き立つ、このうなぎの良い香りが堪りません。寿司から牛肉、うなぎまで味わう事ができ、一日でこんなに味わえるデパ地下ってすごい!と再確認した瞬間でした。

 

9. 「壽屋」のごま豆腐「胡麻煉羹」(石川県)

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伊勢丹の和食の日のイベントはまだまだ終わりません。今度は黄金色のパッケージが眩いばかりに敷き詰められたお店へ。思わずその商品を見ていたところ、声をかけてくれたお店の方の手には、カラフルでフォトジェニックな正方形のパッケージがありました。

 

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石川県金沢市から出店している「壽屋(ことぶきや)」は、もともと地元で精進料理を出す料亭なのだそう。そして精進料理の定番と言えば「ごま豆腐」ということで、原点に回帰しつつ、モダンを感じさせるこのごま豆腐を開発したのだとか。ちなみに食べてみると、普通のごま豆腐とは全く異なるもっちり感、そしてごまの風味の強さが凄かったです!

 

10. 「蟹問屋直営CRACLU」の「かに爪フライ」(北海道)

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そして全国の美味しいものと言えば、北海道の味覚も忘れてはいけません!こちらは札幌・すすきので、カニ料理のお店を営むという「CRACLU(クラクラ)」。お店の真ん中には、見事なカニの爪がど~んと鎮座しています。

 

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カニのむき身をたっぷりと使用している「カニしゅうまい」もあったのですが、こちらではやはりこのインパクトある本ズワイガニの「カニ爪フライ」を購入。カニ問屋直営、直接仕入れだからこその贅沢なカニの使い方で、このカニのずっしり&たっぷり感は、他とは一線を画すと思います!

 

11. 「京はやしや」の「林家あんみつ」(京都府)

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そして日本を代表する和食の街と言えば京都。さらに京都と言えば、和食だけでなくスイーツが美味しいお店が多いという事で、三条から出店している「京はやしや」へ。創業260年超というこちらのお店は、なんと初めて抹茶パフェを開発したお店としても知られるのだとか!

 

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こちらで購入したのは、一番人気になっている特製の「林屋あんみつ」。持ち帰りができる商品でありながら、可能な限り本物の抹茶スイーツをという想いが、この逸品から伝わってくるような気がします。他にも「わらび餅」や「抹茶のクッキー」など、抹茶好きの心を刺激してくれるメニューが多数ありました!

 

12. 協同組合「日本茸師の会」のプレミアム椎茸「天恵茹」(徳島県)

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そして最後にご紹介するお店は、魚でも肉でもスイーツでもなく、まさかの「椎茸」です!最初はこれだけたくさん美味しそうなお店があるのに、あえて椎茸を買って帰る人がいるの?と思ったのですが、これが驚くほどの売れ行きでした。

 

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「茸師(なばし)」と呼ばれる椎茸の専門家が、手間暇をかけて丁寧に育てたという「プレミアム椎茸」は、国内最大級の食の祭典で最高賞のグランプリを獲得したこともあるのだとか。そして驚くべきはこの圧倒的な大きさと重さ。これまでに見たことがないほどの巨大さなのに、旨味成分は通常品の約3倍もあるのだそうですよ!

 

このグルメイベントの開催期間は11月23日(水)から11月29日(火)まで!

 

以上、新宿・伊勢丹で開催されている、和食の日にちなんだグルメイベントの全12店をご紹介してきましたが、このレベルの和食の数々が、デパ地下で気軽に味わえると思うとホントすごい時代です!東京では滅多に買えない逸品が多数あって、試食も楽しめてしまう。休日のお出かけにもお薦めできる場所でしたよ~!

 

(取材・編集/ソーシャルグッドマーケティング

                             
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