週ロク立ち呑み女子がガチで選んだ「東京でハムカツがホントに旨いお店」5軒

東京に数多くある飲み屋さん。定番のおつまみにスポットをあて、「○○で飲む」ならこちら、という切り口でお届けする、新シリーズです。第一回は「主な出没地域は都内立ち呑み屋さんのカウンター、好きな食べ物はビール」と豪語するさいころ文庫の山崎あやささんが、「東京でハムカツの美味しいお店5選」を紹介します。ラインナップは新橋「駿」「加賀屋2号店」、渋谷「とりかつチキン」、北千住「天七」、そして水道橋の「スタンドヒーロー」。どのお店も王道・定番から少しずらした絶品のハムカツを食べられます。呑ん兵衛ライフの参考にしてみてはいかがでしょうか?(新橋のグルメ居酒屋

週ロク立ち呑み女子がガチで選んだ「東京でハムカツがホントに旨いお店」5軒

みんなのごはん読者のみなさん、はじめまして。駆け出し酒場ライター、さいころ文庫の山崎あやさです。

主な出没地域は都内立ち呑み屋さんのカウンター、好きな食べ物はビールです。

しかし最近は諸々気にしてホッピーです。慣れてくるとこれがなかなか。

“青は藍より出でて、藍より青し!”

ホッピーはもう、ビールの代替品じゃありません。

 

そして酒場界の「青は藍より出でて、藍より青し」な食べ物と言えば・・・

f:id:g-gourmedia:20180104154541j:plain

そう、ハムカツです。

お肉がまだまだ希少な戦後、プレスハムの誕生とともに生まれた食べ物。

トンカツの代替品として登場したという噂がありますが、このお肉に困らない現代社会においても、確固たる地位と人気を築き上げている、肉揚げ物界のプリンス。

それが、ハムカツです。

 

そんなわけで今回は、都内でそんなハムカツを肴に美味しいお酒が吞めちゃう銘店を5軒、ご紹介いたします!

【もくじ】

1.ミルフィーユにポテサラ…都内ハムカツ界の横綱、新橋「駿」

まずはこちら!

 

サラリーマンの聖地、呑兵衛の楽園こと、都内でも類を見ないホワイトカラーの呑み助が集まる街、新橋の名店。

某タモリ倶楽部のハムカツ部で紹介され、都内ハムカツ界でその名を知らない者はいないと言えるのでは。

それがここ、新橋「駿」さんです。

f:id:g-gourmedia:20180129125505j:plain

こじんまりながらも、オシャレ感を損なわない外観。

もともとは立ち飲み屋さんだったのが、ラーメン屋さんに、そして今はラーメン&鶏料理居酒屋として、華麗なる変貌を遂げたお店です。

ちなみに1階席と2階席があって、1階席は満席でも2階席だったら入れたりもします。

んでもって、行って混んでたら数時間後に予約とれちゃうことも。いつも混み合う人気店ですが、決して入店の難しいお店ではないのがうれしい。新橋ハシゴ酒の〆のラーメン使いにもオススメです。

f:id:g-gourmedia:20180104155923j:plain

行ったその日は1階席に滑り込めました。狭いながらも、落ち着く店内。

女性客も多い。

 

f:id:g-gourmedia:20180104155919j:plain

ちなみに本日のオススメメニューには旬の魚がずらり。

 

築地まで行って仕入れるらしいです。

鶏料理メインなんだけど、こっちはこっちでそそられる。

そんでもって、さらにずらりしているのが、カウンターの上の焼酎たち。

f:id:g-gourmedia:20180104155914j:plain

日本酒メニューも豊富で、やばい浮気しそう・・・な気持ちを抑えて、さっそくハムカツを注文します。

 

f:id:g-gourmedia:20180104155910j:plain

ハムカツメニューは

  • ハムカツ
  • ハムカツチーズサンド
  • ハムカツポテトサラダサンド

の3つがあります。

まずはノーマルから攻めちゃいましょう。

f:id:g-gourmedia:20180104160004j:plain

どーん!

見よ、美しきこのミルフィーユハムカツ!

 

ミルフィーユハムカツを扱うお店は数多くあれど、6枚ってのは初めてです。

お味はというと・・・すんごい上品!

パン粉は細かめ、さっくさくの食感。塩気が薄めのハムは、しっとり。

女子に抵抗なきハムカツ。しかし男子も満足の美味しさ。

 

素晴らしすぎるので、追加も頼んじゃいます。お次はハムカツポテトサラダサンド。

f:id:g-gourmedia:20180104160009j:plain

どどーん!

なんじゃこりゃ、な物凄いボリュームのが出てきましたよ。

 

しかしこのボリュームながら、お味はやはり上品で美しく、食べやすい。

丁寧に仕込まれているポテサラは、しっかり潰されなめらかな食感。

そこにくだんのサクサク衣としっとりハムを纏っているのだから、もう言う事なし。

味がしっかりついているので、調味料なくても美味しくいただけます。

f:id:g-gourmedia:20180104155959j:plain

堪能、しました!

紹介したお店

TEL:03-3436-2200
営業時間:11時30分~14時00分/17時30分~23時30分

 

2.「ハムカツ卵」は洋食大衆酒場の良いトコどり!「加賀新橋2号店」

つづく2軒目は、やはり新橋。駿から徒歩5分くらいかしら。

加賀新橋2号店」さんです。

f:id:g-gourmedia:20180129125532j:plain

雑居ビルの2階です。2階ってだけで入店のハードル上がるのに、階段上がった入り口。

f:id:g-gourmedia:20180104164326j:plain

まったく、中の雰囲気が読めません。

そこを勇気を出して入ってみると・・・

f:id:g-gourmedia:20180104164153j:plain

大盛況です。サラリーマンのおとっつあん達がぎゅぎゅっと詰め込まれています。

雰囲気はザ・大衆酒場。タバコの焦げ跡のあるカウンターのテーブルから、手書きのメニュー、タバコに燻されてすっかり黄色く変色した壁まで、懐かしいことこの上ない。

f:id:g-gourmedia:20180104164146j:plain

そんなこのお店のハムカツは、ハムカツ玉子というお名前です。

ハムと玉子!んで、揚げ物。

美味しい雰囲気しかしません。さっそくオーダーです。

f:id:g-gourmedia:20180104164139j:plain

じゃーん!

 

なんと玉子焼きが上に乗ってのご登場。

ちょっと失礼して・・・

f:id:g-gourmedia:20180104164132j:plain

ペロリ。

 

うわぉ。7~8センチ四方のハムカツ2枚が、玉子の下に収まっています。

ちなみに玉子焼きはちょうどオムレツと薄焼き玉子の中間くらい。

そんでもって、上にかかっているのはケチャップではなくピリ辛のトマトソース。

ハムカツと言えばソースとからしで食べるのが好きな人も多いと思うんですが・・・これはこれで収まりの宜しい味具合です。甘味・酸味・辛味・塩味のバランス感!

 

厚さ1センチほどのハムカツは、とにかくボリューミー。

濃厚な黒胡椒の気配を感じる、ザクザク系の衣。ソースのお味も濃厚ながら、それに負けない肉感が、なんとも贅沢です。

 

ビールに良し、ホッピーに良し、ハイボールに良し、なんでも良し。

キャベツにかかってるサウザンドレッシングも、これまた旨し。

洋食大衆酒場の良いトコどりな一皿でした。満足感しかねぇわ。

 

紹介したお店 

加賀屋 新橋2号店

ぐるなび加賀屋 新橋2号店

TEL:03-3435-1129

 

3.昼からガッツリ揚げ物なら、渋谷「とりかつチキン」

はてさて次は趣向を変えて、昼から楽しめるハムカツです。

渋谷の「とりかつチキン」さん。

f:id:g-gourmedia:20180104164320j:plain

雑居ビルの2階の隠れ家的定食屋さん。

とりかつ、とんかつ、イカフライ、アジフライなど揚げ物を中心とした定食を提供するお店です。

f:id:g-gourmedia:20180104164314j:plain

ってゆうか、ここも2階か!

穴場、2階にアリか!

f:id:g-gourmedia:20180129125557j:plain

やはり中の雰囲気がわかりづらい扉を開けると・・・

f:id:g-gourmedia:20180104164256j:plain

古き良き雰囲気漂う、ザ定食屋さん。

 

15席のコの字・・・クの字?のカウンターと奥に一つだけある3人がけのテーブル。

こじんまりしたお店ですが、その距離感がまた良かったり。

広めの厨房も店内も、揚げ物メインのお店とは思えないほど綺麗です。

このちゃんと掃除が行き届いてる清潔感が好ポイント。

 

ご夫婦で経営されているらしく。

揚げ物担当のお父さんと、ご飯をよそったり、お会計をしたりクルクル動くお母さんの接客が心地よい。

 

そんな素敵なこの定食屋さんのメニューはというと!

f:id:g-gourmedia:20180104164439j:plain

気になる揚げ物が、ずらずらっと!

そんでもって、2品で650円、3品800円、4品で1,000円という明朗会計。

・・・っていうか、やっすいな~・・・

 

そんなこのお店のハムカツは・・・

f:id:g-gourmedia:20180104164429j:plain

揚げあがりの良い、さくさく衣の薄いやつ。

薄いのに、味がどっしりしていて良い存在感。しっかりした噛み応えも、衣の香ばしさも、申し分のないレベルです。

定食屋なのでもちろんご飯に合うんだけど・・・いやぁ、呑み助的に、ここはビール

セットの白米は少な目にお願いして、冷えたビールできゅっと行っちゃう。

 

ちなみに、他の揚げ物も美味しいです!

個人的なオススメは、お店の名前にもなっている、とりかつ!

柔らかく、肉の旨味がきゅっと詰まったとりかつは、なかなか他では味わえない逸品ですよ。

んでもって、これまたビールに、合うんだな!

 

紹介したお店

とりかつチキン
住所:東京渋谷区道玄坂2-16-19 ミヤコジビル2F
TEL:03-3461-0298

 

4.呑み助の心と財布を掴んで離さない、北千住の関西風串カツ「天七」

はてさてお次のハムカツは、というと・・・

これまたサラリーマンに人気の酒場天国。新橋よりもちょっとディープなエリア北千住のお店です。
その名も「天七」さん。

f:id:g-gourmedia:20180129125629j:plain

外観でお察しの通り、ってゆうかデカデカと書いてありますね。

立ち飲み串カツ屋さんです。

 

その雰囲気、味、値段。呑み助の心と財布を掴んで離さない、ものすごい魅力の人気店です。

f:id:g-gourmedia:20180104164415j:plain

店内は厨房を真ん中とした大きいコの字型。さらにその厨房の真ん中のどでかいフライヤーで、どんどんと串が揚がって行く様は圧巻です。

ちなみに席には銀色のお皿とおしぼりがセットされています。お箸はありません。

f:id:g-gourmedia:20180104164407j:plain

奥にちらりと見えるキャベツは食べ放題。

もちろんソースは二度付け禁止。

これぞ串カツ!でも食べるのはハムカツ!

 

そんなわけで、こちらのハムカツです。

f:id:g-gourmedia:20180104164649j:plain

半円三日月型。端っこの赤い、昔ながらのハムカツです。

さっくりの衣が重すぎず、軽くサクサク行けちゃう。

シンプルなハムの美味しさが、ダイレクトに響きます。

 

2本ずつ出てくるお店なので、まず1本目はテーブル備え付けのお塩でさっぱり。

そんでもって2本目はソースにたっぷり浸して。

がっつりジャンキーな味わいが、まったく以ってビールに合いすぎます。

ちょろっとからしを乗っけると、そのソースの濃さがビシッと締まる。

何本でも行けちゃいそうな、ヤバいやつでした。

f:id:g-gourmedia:20180104164655j:plain

紹介したお店

TEL:03-3882-2879
 

5.直径10センチ・厚さ1.5センチ!美しくかつボリューミーな水道橋「スタンド ヒーロー」

はてさて最後にご紹介するお店は、やはり某タモリ倶楽部でも認められたハムカツを誇るお店です。

水道橋「スタンド ヒーロー」さん。

f:id:g-gourmedia:20180129125648j:plain

寒空の下というのに、中の席が満席ともなれば外に人があふれだす。

そんなめちゃくちゃ人気の立ち飲み屋さんです。

f:id:g-gourmedia:20180104164637j:plain

ノスタルジック加減が、良すぎる。スーツと私服の割合は半々くらい。

そんな素敵立ち飲み酒場のハムカツが、これだっ。

f:id:g-gourmedia:20180104164632j:plain

ボリューム! ボリューーーーム!!!

測ってみたら、厚さ1.5センチ以上ありました。この厚さで、直径10センチほどの大きさ。

大きい、というより、デカい。

もうこれはハム、というより、肉。

f:id:g-gourmedia:20180104165203j:plain

ちなみにこの「スタンド ヒーロー」さん、ものすごいメニューが豊富です。

そんでもってめっちゃ安い。なのに、どれも旨い。そしてけっこう大盛り。

なんだよ!良いとこしかないよ!

f:id:g-gourmedia:20180104165157j:plain

日替わりの鮮度の高いお刺身から始まって、名物のポテマカサラダを中心とした小鉢をつついて、煮もの焼きものを挟んで、串カツを堪能したうえで、最後に〆のがっつり飯とか、出来ちゃう。そういう系。

 

紹介したお店

スタンドヒーロー

ぐるなびスタンドヒーロー

TEL:03-3221-9701

 

というか、今回の取材で気づいたんですがね、ハムカツの美味しいお店は、大体全体的に何食べても美味しい。

シンプルな料理ほど店の味が出るってことですかね。

酒場ライターならそんくらいとっくのとうに気づいとけと言われそうですが・・・まだまだ駆け出しの看板は外せなさそうです。

あと、2階の呑み屋は積極的に攻めていこうと思います。

 

それでは。

 

さいころ文庫 プロフィール

f:id:g-gourmedia:20180129125748p:plain

編集・ライターの山﨑あやさとデザイナー・イラストレーターの上坂俊吾の2人組。東京都内の立ち呑み屋を紹介する情報誌「東京女子立ち呑み」などを発行。女性にも入りやすい酒場を探して、都内近郊を日々呑み歩いている。

Twitter : https://twitter.com/saikorobunko

                             
ページ上部へ戻る