鉄板で焼く麻婆豆腐がこんなに旨いとは…!あぐー豚の旨味が染みわたる北新地「のき」のランチに感動した

飲食店が立ち並ぶ大阪・北新地の「のき」(大阪府大阪市北区堂島1-2-17 大日ビル1F)では珍しい鉄板で焼く麻婆豆腐を食べることができます。この麻婆豆腐の特徴はピリ辛の中にも強烈な旨味が感じられる点で、これはあぐー豚を惜しげもなく使うことによって上質な脂が麻婆豆腐全体に染み渡っているからです。また、ハンバーグも人気メニューで、こちらも別の角度からあぐー豚の旨味を味わうことができます。お好み焼き・鉄板焼きのお店ですが、何を食べても美味しいお店です。 (北新地のグルメランチ

鉄板で焼く麻婆豆腐がこんなに旨いとは…!あぐー豚の旨味が染みわたる北新地「のき」のランチに感動した

まいど憶良(おくら)です。

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鉄板で焼く絶品麻婆豆腐があると聞き、大阪は北新地にやって来ました。

 

本来はお好み焼き・鉄板焼きのお店なのですが、良質のあぐー豚を、産地直入で仕入れられるからこその料理が楽しめると注目されているお店なんです。

 

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さっそく鉄板で焼く麻婆豆腐を注文してみました。

 

鉄板で焼く麻婆豆腐がこれだ!

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先ずは豆腐を鉄板で炒めます。

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水分は飛ばすのではなく、蒸し焼きに。

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その上に、たっぷりの玉葱。この玉葱も、甘味と旨みが強いんです。

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更にニラが乗ります。

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その横で特製麻婆ダレを一気に過熱。

麻婆ダレは、低温でじっくり仕込まれたものですが、これをしっかり高温になった鉄板で加熱する事によって、その旨味がギュッと濃縮されます。

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厚みのある鉄板だと、麻婆ソースを投入しても一気に温度が下がることなくしっかりと熱を加えることができるんです。

グツグツという音とともに、旨味成分が濃くなっていく様が見えるようです。

撮影のため近くに寄ると、強烈に旨そうな匂いが鼻孔を刺激します。 

くう~っ、たまらん。

 

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炒める手さばきも鮮やかに。

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焼き加減を見極めると

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提供用の鉄板に移します。

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特製ラー油と

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山椒を効かせて、

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木のプレートに乗せると

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堂々の完成です。

 

ピリリと辛い、そして時折襲ってくるふわっとした脂の甘味

うぉぉっ、美味しそう。

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ピリリと辛いのはもちろんですが、それと同時に感じる甘みは、あぐー豚の良質の脂。

しっかりした辛さと、脂の優しい甘味が交互に口の中に広がり、それを楽しんでいるうちに、あっという間になくなってしまいました。

 

名物麻婆豆腐の旨さに脱帽

店長さんにそのおいしさの秘密を、可能な限りという条件でお聞きしました。

憶良 : メチャ旨でした。

鉄板で焼き上げるというスタイルが取り上げられがちですが、実際食べてみて、その美味しさも凄いと感じました。

そもそも、鉄板焼きとお好み焼きのお店で麻婆豆腐という発想はどこから来たんでしょうか。

店長さん : これは、あぐー豚ありきです。

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元々食材にはこだわりを持っているのですが、縁あって我那覇畜産さんの、沖縄あぐー豚を直送で入れさせてもらう事が出来ましたので、それを活かした料理の一つとして提供したのがきっかけです。

 

冬の4大食材博覧会で一位に輝いた、あぐーやんばる島豚を惜しげもなく使用

憶良 : 麻婆豆腐と言えば、決め手は麻婆ソースだと思うんですが、辛いだけでもなく、甘味も感じられます。

その甘みが辛さを消すのではなくて、もう一度辛みを感じるために存在しているという感じが凄いです。

店長さん : 主にあぐー豚の脂から出る甘味ですね。

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麻婆ソースの味の決め手となるのが、じっくりと火を入れる事でソースの中に溶けだす良質の脂なんですよ。

憶良 : そういえばミンチの存在感も、もの凄くありますよね。

店長さん : あぐー豚の質も、もちろんありますが、量もかなり使ってます。

 

憶良 : タマネギも、しっかりとした味ですね。

店長さん : 今は、全国的にも名の通ったブランド、泉州タマネギの長左衛門を使っています。

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憶良 : 今は、というと?

店長さん : その時その時で、手に入る一番いい状態の素材を使うようにしているんです。

憶良 : 素材へのこだわりですよね。

 

素材に愛を、素材に合う料理を

店長さん : 素材へのこだわりだけでなくて、うちのテーマは、素材への愛だと思っています。
憶良 : ちょっと想像しにくいですが。
店長さん : 例えば、あぐー豚なんかは現地に行って、育つ環境をチェックする、であるとか、野菜などは植え付けのお手伝いをしながら、土の状態を確かめたりもしています。

さすがにその後ずっと育てるまではしていませんが、自分が植えた野菜となると、やっぱり特別な思いがあったりして、無駄にしないという気持ちも強くなるじゃないですか。

そう言う事を大切にしたいんです。

憶良 : なるほど、素材に愛情という言葉に説得力があります。それにしても、あぐー豚を活かす方法が、麻婆豆腐という発想は驚きですね。


店長さん : いえいえ、麻婆豆腐はあぐー豚のミンチを生かすための一つの方法で、同じミンチを使ったハンバーグの方が先に人気メニューになっているんですよ。

憶良 : あぁ、そうなんですね。

店長さん : ハンバーグも、美味しいですよ。

憶良 : うっ、そ、そうなんですね。

店長さん : 食べて・・・、みますか。

憶良 : はい、是非。(即答)

 

もう一つの人気メニュー、ハンバーグも凄い

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もう一つの人気メニューの、あぐー豚ハンバーク。

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ハンバーク、麻婆豆腐ともに、ランチタイムならごはんと味噌汁、サラダ、小鉢も付いて、税込み1,000円と、超お値打ち価格。

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特製デミグラスをかけて、

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更にチーズと、カリカリチーズを乗せて提供されます。

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割ると肉汁が後から後からほとばしります。

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伸びるチーズと、激ウマハンバーグ。

火傷してでも頬張りたい。

噛むと口の中にあぐー豚特有の旨い脂がいきわたります。

うぉぉっ…、ごはんを…、下さい。

あぁっ、ビールも欲しいです。

f:id:okuradesu:20180308042127j:plainカリカリチーズのトッピングも、美味しいっ。

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イケメン店長さんが自信を持って提供する料理に、大満足でした。

 

昼はランチで、今回紹介させていただいた麻婆豆腐も、ハンバーグも楽しむことができます。

もっとダイレクトにあぐー豚を楽しみたいなら、ステーキや生姜焼きも。

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夜はまた違ったメニュー展開があったり、モチロンお好み焼きメニューもありと、何度行っても楽しめるお店だと思いました。

 

お値段、メニューなどは公式ページでチェックを!

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お好み鉄板 のき - ホーム - 大阪市 - メニュー、価格、レストランレビュー | フェイスブック

 

 

 

プロフィール

憶良(おくら) : 元ゲームプランナー、元ゲームプロデューサー。
ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。
休日は高速道路を使わずに名古屋から鳥取あたりの温泉に行って浸かり、道中や行先の地元スーパーで珍しい食材を買い込むと例え深夜に帰ったとしても料理する。
その際食べ歩きにも積極的と、食に対してはかなり貪欲。
「美味しいものを食べている時、美味しいものについて話している時に悪いことを考える人はいない。」という持論を持っている。

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