京都の非日常すぎるカフェ…伏見稲荷にある某アニメの聖地「懐石カフェ蛙吉」で異次元へ旅立ちそうになった

京都の伏見稲荷周辺は観光地としても有名で、ただでさえ非日常的な空気の漂う場所ですが、駅からスグの場所に、とても不思議な雰囲気のカフェがあります。今回紹介する「懐石カフェ蛙吉」は、某アニメに登場したことでも知られていますが、実際に行ってみると、その非日常性に圧倒されてしまうかもしれません。店内の雰囲気、料理、ともに日常では味わえない独特の空気感に包まれているうえ、お値段もリーズナブルです。聖地巡礼として伏見稲荷周辺もまわったついでに立ち寄ると忘れられない思い出になるはずです。 (伏見のグルメ

京都の非日常すぎるカフェ…伏見稲荷にある某アニメの聖地「懐石カフェ蛙吉」で異次元へ旅立ちそうになった

まいど憶良(おくら)です。

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京都伏見稲荷にやってきました。

 

非日常が味わえる「伏見稲荷」という場所

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ここ伏見稲荷には非日常 があります。

それは世界のさまざまな国の方が感じ、それゆえここに世界中から人が集まるのです。

 

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人が神と、ここでならもしかしたら触れあえる、いや、すれ違えるのかも、という雰囲気があります。

 

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同時に、日常では出会えない味と出会える場所でもあります。

 

駅からあまりにも近い非日常カフェ

今回紹介しますのは、

駅から近い、余りにも近すぎるゆえに、迷う事すらあるお店です。

 

伏見稲荷駅が、ここ。

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そして、もう、その店の影が映っています。

つまり、どういう位置かと言いますと、

 

既に、ここだったんです。

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クローズアップすると…

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ここが日常と、非日常を隔てる壁を持ったお店の一つ。

その名も蛙吉(あきち)さんです。

 

変わった名前だなぁ。というか、全く知識無く、この扉を開くのにはそれ相応の勇気を必要としそうだなぁ、と思われた方もいるかもしれませんが、 ご安心を。

不肖私、憶良が保証させていただきます。

大丈夫なお店です、いや、大丈夫以上なお店です。

 

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ここで、「あっ」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そう、ここは ある漫画、後にアニメ化もされた作品の街、そして、その作品の中にそのまま登場したお店なんです。

ただ、それだけではないのがこの蛙吉さん。

・・・美味しいんです。

・・・楽しいんです。

 

・・・能書きはこの辺にして

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さて、扉を開けましょう。

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迎えてくれたのは、アンティークの色たっぷりの、落ち着いた空間。

 

そして、そこかしこには、店の名前にもなっている蛙が並んでいます。

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その一つ一つを見ているだけでも、なんだか癒されます。

 

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店長さんが好きな蛙を飾っていたところ、店のファンになった人たちが「こんな蛙グッズを見つけたよ」と言っては持ってきてくれたそうです。

 

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そして気づいたら世界中から蛙グッズが集まってきていたのだとか。

 

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急角度で上がる2階は、柔らかい光に癒される空間。

 

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その上には屋根裏部屋もあります。

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今回は、一階席にお邪魔しました。

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箸置きが、語り掛けてくれました。

「ようこそ」

メニューの扉を開いて、蛙吉の世界を楽しんでください。

 

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メニューは日常と切り離された「物語」になっている!

この店の一番の特徴は、風を、季節を感じさせてくれるメニュー構成。

これが毎月毎月変わります。

この月のテーマは「桃太郎」。

ここが、日常と切り離される瞬間です。

懐石料理が物語と一緒に運ばれて来ました。

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お話は、どんぶらこ、どんぶらこと桃が流れてくるシーンからスタートします。

 

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桃役を演じますのは、生ハム。

一品目はどんぶらこ~生ハム一口寿司

名わき役はマスカルポーネチーズ。これが、いい味出してます。

 

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蛙吉のシェフは、和、中、フレンチの厨房に立って修行し、そこに独自の感性をプラスしてこのメニューを作っています。

 

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 それがいきなり世間一般でイタリアの代表と思われているチーズと寿司の融合した一品からのスタート。

「ああっ。この後の展開にも期待していいのでしょうか」

小声で言います、美味しいです。

 

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2品目は桃太郎のパスタサラダ 。

 

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良いんでしょうか。パスタに

桃のマリネが乗ってしまってます。

周りには鴨のスモーク。

そして野菜たち。

そんなパスタが、旨いわけが・・・・。

 

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あかんっ、旨いです。

ここは敢えて確認しませんでしたが、鴨、野菜、桃。どの順番で食べても旨いと思います。

これだけ違和感がある取り合わせを、どんな順番、組み合わせで食べても美味しいと思ってもらえる味付けは、どんなものか。

完全シミュレート済みだと思います。 

 

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3品目、きび団子の蒸し物。

 

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鶏のつくねにきびをまぶして蒸しあげたもの。 

その食感はもっちもち。

このもちもちは、団子そのものから感じるのではなく、回りのきびからくるもの。

噛まれて、団子ときびが混ざり合い、食べる人の口の中で食感が完成する。

すごい仕掛けです。

 

ついに鬼ヶ島が出てきた・・・!

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鬼が島が見えてきました。

 

4品目、鬼が島のイカスミグリル

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赤鬼の姿も見える鬼が島が浮かぶのは、とまとのスープの海。

このスープが、美味しい。

そして、このスープをわき役においておくのが凄い。

 

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5、6品目は、鬼の金棒の海老ぷりぷりフライと、ごはん・香の物。

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黒光りする金棒は、竹炭を練り込んだパン粉。 

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付けるのは、トマトと醤油麹で作ったソース。

このエビ、いや、金棒、メッチャ美味しい。

そして、不思議な食感。

エビの周りにエビのすり身を纏わせている、今まで味わったことのない食感です。

そしてもう一つ、なんだかポリポリと堅めのおかきのような食感。

衣のパンの圧縮率に変化を持たせることによって、しばらく食べていると食感にも変化が起こるように作られていたんです。

 

 

 

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じゃ、じゃ~んっ。お宝登場っ。

物語も終盤。お宝風季節のフルーツのマチェドニア。

 

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そして、食後のお飲み物。 

 

 

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何この果物っ。不思議な味。 

実は梨をブドウの果汁に付け込んだもの。

はぁ、ちょっと思いつかないですよね。

もし、種明かしをされなかったら、何だろう、あの味・・・。とずっと考えてしまいそうです。

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こういう演出とか、こだわりは、確かに食べる、だけを考えると必要ないのかも知れませんが、味の後のフォロースルーのようなものがこれだけしっかり感じられるのは、流石の一言です。

余韻も味のうちです。

 

食後のスイーツもかわいい!

美味しかったぁ、そして、楽しかったぁ。

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もうちょっとだけ、余韻を味わいたくて、 そして、

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食後のスイーツ50円引きという 言葉にもひかれて、

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ケロちゃんレモンケーキを食べながら、お話をお聞きしました。 

 

Q:毎月毎月、コースを考えるのは大変じゃないですか

A:大変です。

 

Q:おおっ、なんてストレートな答えなんだ。常日頃から、次はこうしようというアイディアを練り続けているんですか?

A:いえ、夏休みの宿題をため込んだ子供のように、締め切り直前に慌てるタイプです。

おおっ、なんて正直なんだっ、と、いうか、際きわまで待ってても間に合うという事は、結局常日頃から考えているからなのでは、と思ってしまいますが。

 

色々と話を聞かせて頂いて感じたのは、料理人としての欲の深さでした。

「美味しいだけではダメ、ビジュアルも楽しんでほしい」

そして、私が一番感じていた事、

「食感も楽しんでほしい」

 

そうなんです。

ビジュアルを楽しんだ後、味が食べている内に変化し、食感が食べているうちに変化し、ある時はビジュアルも変化する。

懐石料理とはそういう物なのかもしれませんが、食べられる芸術だなぁ、と思わせてくれるお店でした。

 

その月ごとのテーマに沿った懐石メニューが味わえるとあって、月一回は必ず来る常連さんもおられるとのこと。そのテーマは季節だったり、色彩だったり、時には物語だったり・・・。蛙吉さんのメニューで、より季節を感じる事が出来るんですというファンも。

 

そして、今月はどんな仕掛けがあるんだろう、と、毎月この店に行くことを楽しみにしているファンも多い。

お客さんに愛されていると言う事は、お土産を買って、持って行ってあげたいと思うファンがいるという事が証明していると思います。

 

とにかく、一度は伏見稲荷という町とセットで、このお店を楽しんでほしいと思いました。
あっ、忘れていました。

人気店ですので、事前の電話予約を強くお勧めします。

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さて、扉を開けて、ちょっとした異世界から帰ってきました。

ちょっとだけ寂しさも味わいながら。

またこの扉を開きたいと思いつつ、帰途につきました。

 

おまけコーナー 聖地巡礼

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某アニメの舞台ともなった街には、「巡礼」を楽しむファンも多いようです。 

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あっ、この場所はっ。

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あのシーンだ、などと、街中を歩きつつ、発見するのも楽しいかと思います。

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OPにも登場する桜門

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 3話より、鳥居

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OPの参道。

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産婆大神

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などなど、アニメとぴったりのカットを探してみるのも楽しそうです。 

もちろん、蛙吉の中にも、そういうシーンが、そして、ファンの人には「おおっ」というお宝があるかもしれません。

 

 

さて、いつもなら冒頭部分で値段を言いたがる私がここまで秘密にしていました、懐石料理の衝撃のお値段です。

はい、2060円です。

ねっ、衝撃でしょ。

毎月変わる懐石メニューと、住所など、詳細はこちらからチェックを。

 

紹介したお店 懐石カフェ蛙吉 

r.gnavi.co.jp

懐石カフェ蛙吉 | 季節のうつろいを、ひと皿ひと皿にこめて…

 

 

プロフィール

憶良(おくら)  :  元ゲームプランナー、元ゲームプロデューサー。

ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。

休日は名古屋から鳥取あたりの温泉に浸かり、地元スーパーで珍しい食材を買っては料理する。

その際食べ歩きにも積極的と、食に対してはかなり貪欲。

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