毎度、憶良です。
今回はうどんの名店、香川県は竹清さんをご紹介します。
超有名店ですので、いまさら私がご紹介しなくてももちろんご存知の方は多いのですが、それでもあえて、です。
やっぱり、いいものはいい。うまいもんは、うまいんです。
仕込みをするご主人。
仕込みと言っても、このあとず~っと、うどんを打ち続け、茹で続けています。
閉店まで、ず~っとです。
店内はシンプルで、掃除も行き届いています。
天ぷらは見えるところで揚げられます。
うどんももちろんですが、ここの天ぷらが凄いんです。
天ぷらだけ食べても美味しい、うどんだけでも満足できる。
しかも、リーズナブルです。
元祖セルフうどん「竹清」のシステム
では、この店のシステムをご説明します。
玄関を入って右に進み、そこでうどんの玉数と、トッピングを言います。
注文した物が書かれたメモ用紙を受け取ると、「お名前は?」。名前を告げて、列に並びます。
うどんを打っている様子を見ながら進んでいき、うどんを受け取ります。
打っていないときは、湯掻いているときです。
このように、次々と作り続けられているので、つやつや、ピカピカのうどんが食べられるのです。
ご主人にこのお店のこだわりをお聞きしました。
「うどんはもちっと感をアップさせるため、日々進化を続けています。その上で腰もしっかりと感じられるよう、バランスをとりながら打っています」とのこと。
スタッフの皆さんもてきぱきと動かれていて、気持ちよく食べられました。
うどんは半玉150円、1玉170円、1.5玉200円、2玉230円など、希望の玉数で注文します。
トッピングはちくわ天、たまご天、げそ天、なすなどがお勧めで、ほぼ100円とこちらもリーズナブルです。
今回はちくわ天とたまご天をチョイスしました。
お会計を済ませたら、テボを使って温めます。
回り込んでみると、温め方も説明がありますので、どうしようかと戸惑うこともありません。
どうしても不安だったら、周りの人に聞いてみましょう。
みなさん親切に教えてくれると思います。
温めたうどんに、温かいつゆか、冷たいつゆをお好みでかけます。
次にトッピングその1です。
わかめ、しょうが、
ねぎ、天かす、ゴマ、レモンも、これ全て無料です。
いいんでしょうか。
わかめも美味しいんですよ。つやつやです。
ちくわ、たまご天…絶品の天ぷらに悶絶
そうこうしているうちに、「憶良さーん」と名前を呼ばれました。なっ、なぜ俺の名を・・・とうろたえる必要はありません。最初に名乗っています。
初めて行っても、なんだか常連さんになったかのような、親しみのある感じでいいです。
「○○番の方ぁ~」より、心地よく感じました。
なぜ名前を呼ばれたのか。
ここ竹清では、注文した天ぷらは揚げたてで提供されるのです。
ちくわは、特注で作ってもらっているもの。
なので、ちくわ自体の味が違います。
魚の味が濃いい感じです。なぜちくわが人気なのか、不思議でしたが納得しました。「ここのちくわはよそと全然違う」という人もいらっしゃいます。
そして大人気のこれ。
たまご天です。
半熟のやつです。
火の通り方が
絶妙なので
たまごの甘みを感じることができます。
ちくわに絡めてみました。
参りました。めっちゃウマです。
これで370円って、やっぱ凄いです。
香川に住んでいる人はズルいと思います。
実は取材時に、ご主人にも内緒にしていたことがあります。
申し訳ない気がして言えなかったのですが、うどんの魅力に負けてこのうどんを食べる直前の1時間に、うどん屋2店と製麺所1店を回り、中華そば1玉、和そば1玉、うどん2玉、を既に食してしまっていたのです(念のために申し上げますと、私は小食です)。
約束の取材時間にはお腹が苦しい状態で、大丈夫かなと思っていたのですが、恐ろしいことに「大丈夫以上」でした。
世に言うところの、「うとんがうどんを消化する」という状態です。
あっという間に美味しくいただきました。
この文章を冷静に読み返してみると、大げさに思えるかもしれませんが、美味しいものは、やっぱり美味しかったのです。
香川に行かれましたら、絶対食べていいだきたい逸品です。
紹介したお店
首都圏の方は幕張店へどうぞ
近くの味わいのある温泉
都市部から山へ山へと車を走らせ、たどり着いたのは香川の風情ある温泉、塩江行基の湯。
泉質に特別感はないのですが、風景、風情、建物の温かさを感じさせる温泉でした。
特に夏場は目の前の川で水遊びが出来、夜は蛍が舞う、と、豊かな自然が自慢です。
フッ素イオンとメタホウ酸の含有量多し。
大人470円、小学生240円、シルバー360円、貸切風呂は入浴料+1時間1080円
営業時間9~22時
第1・3月曜(祝日の場合は翌日)
駐車場は山ほどあります。駐車できないほどだったらお風呂に入れないレベルです。
詳しくはこちらから。
プロフィール
憶良(おくら) : 元ゲームプランナー、元ゲームプロデューサー。
ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。
休日は名古屋から鳥取あたりの温泉に浸かり、地元スーパーで珍しい食材を買っては料理する。
その際食べ歩きにも積極的と、食に対してはかなり貪欲。
ブログ:まいど憶良(おくら)です