じゃがいもより簡単でヘルシー!具を混ぜて揚げるだけの「おからのクリームコロッケ」【西原理恵子と枝元なほみのおかん飯】

「おかん飯」本日のレシピは「おからのクリームコロッケ」。おからだと、そう、つぶさなくていいんですよ。じゃがいもよりは簡単でヘルシーです!ホワイトソースを作ったらクリームチーズを合わせてベーコン・玉ねぎ・シメジを投入。おからと混ぜて衣をつけて中温で揚げれば、ヘルシーおからクリームコロッケの完成です!(浅草のグルメ洋食・西洋料理

じゃがいもより簡単でヘルシー!具を混ぜて揚げるだけの「おからのクリームコロッケ」【西原理恵子と枝元なほみのおかん飯】

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今回の料理:おからのクリームコロッケ

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イモより簡単、ヘルシー

枝元 おからでコロッケ作るよ!

西原 おからのサラダ、大好評だったんですよね(毎日新聞では3月20日掲載)。太らない魔法のコロッケですね。

枝元 いえいえ太るかも。だけどおいしいから! イモよりは糖質オフだし。パサパサするのでサラダではマヨネーズを使いましたけれど、今回はホワイトソースで。

西原 クリームコロッケ! 子どもの頃から一番好きだった。でも作るのが難しそうで……。

枝元 西原さんは「コロッケはお店で買うものだ」って言ってましたね。でもね、おからは安い。まずはホワイトソース作りから。薄力粉、塩、チキンのコンソメ顆粒(かりゅう)を入れてコクを出し、ここに牛乳をドドドッて入れます。最初に全部冷たいまま溶いちゃえば、だまはできない。温まるまでは強火で大丈夫。トロッとしてきたら、クリームチーズを投入します。弱火にしてゴムベラで「8の字」を描くように混ぜ合わせてください。

西原 漢字の「八」じゃなくて?

枝元 数字でね! 鍋底をこすりながらやっていくと焦げ付かない。お好みで最後にコショウを少し。乳製品にも相性がいいナツメグも入れてみよう。このまま置いておくと表面だけ固まっちゃうので蓋(ふた)をしておいてね。この間に炒めたベーコンとタマネギ、シメジとおからをボウルで混ぜます。味をみて塩で調え、甘ければマスタードを入れると酸味で味が締まる。あ、これから西原さんが言うこと分かっちゃった。「この段階で、もういいよ」って絶対言うと思う。

西原 うん。このへんでやめるね。

枝元 チーズを振って、トースターで焼いたらグラタンだからね。

西原 十分ですよ。油の後始末は地獄ですから。

枝元 このまま食べる人はこのまま食べることにして。でも残りはコロッケにしよう。

西原 中の具に火が通っているから、カラッと揚げるだけでいいんですよね?

枝元 そう、表面を揚げるだけ。さあ、揚げます。

西原 丸くて可愛くできましたね。丸コロッケというのは、お高い感じがしていいですね。

枝元 ジャガイモだと皮をむいて、ゆでてつぶす作業があるけれど、おからだったら具を混ぜるだけ。かなり楽なんです。

 

【構成・矢澤秀範、写真・根岸基弘】

 

 

おからのクリームコロッケ

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材料(4人分)

  • おから               200グラム
  • ベーコン              40グラム
  • タマネギ              1/3個
  • シメジ               100グラム
  • A(薄力粉大さじ1、塩少々、チキンコンソメ顆粒小さじ1)
  • 牛乳                2カップ
  • クリームチーズ           30グラム
  • 塩・コショウ・ナツメグ・マスタード 各少々
  • 小麦粉・溶き卵・パン粉・油     各適量

作り方

  1. 鍋にAを入れて混ぜ、牛乳を注いで溶き、強火にかける。温まったらクリームチーズを入れ、ヘラで混ぜながら弱火で煮る。好みでコショウやナツメグを加え、蓋をしておく。
  2. 細かく切ったベーコンをフライパンで炒め、薄切りのタマネギとほぐしたシメジを加えて炒め合わせる。
  3. おからを入れたボウルに1.と2.を加えて混ぜ、味を調え丸く形を整える。衣をつけ、中温の油で揚げる。

 

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【西原理恵子の「おかん飯」with枝元なほみ】では、全国の読者の皆様、生産者や食に関わる方々から、「この食材でレシピを考えて」「ぜひ食べてみて」というリクエストを募集します。野菜、魚介、肉、加工食品、調味料など食材のジャンルは問いません。自慢の一品を「おかん飯」でアピールしてみませんか。

応募はメール(onna@mainichi.co.jp)か、郵便で、〒100-8051(住所不要)毎日新聞生活報道部「おかん飯」係まで。

 

 

 

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