ナシゴレンに茄子を入れた「ナスゴレン」はナス嫌いにもナス好きにもオススメの旨さだ【西原理恵子と枝元なほみのおかん飯】

毎日新聞で好評連載中の「西原理恵子と枝元なほみのおかん飯/うみゃーうみゃー編」とぐるなび「みんなのごはん」がコラボ。「みんなのごはん」でも大好評連載の内容を配信しています。本日のレシピは「ナスゴレン」。ナシゴレンに茄子を入れるという駄洒落メニューですが、これが簡単で美味しい!ナンプラーは入れますが、本場のサンバル(チリソース)の替わりに豆板醤を使ったレシピです。ナス嫌いもナス好きも満足させられる簡単レシピ、お試しください!(吉祥寺のグルメアジア・エスニック料理

ナシゴレンに茄子を入れた「ナスゴレン」はナス嫌いにもナス好きにもオススメの旨さだ【西原理恵子と枝元なほみのおかん飯】

f:id:g-gourmedia:20160920173018j:plain

今回の料理:ナスゴレン

f:id:g-gourmedia:20151224124805j:plain

秋の味覚でアレンジ 

枝元 インドネシア料理「ナシゴレン」のアレンジです。旬のナスを見ててふと「ナスゴレン」ってダジャレが浮かんで。ナシゴレンにナスを入れると、意外にイケるんです。

西原 いまいましいナスめ。

枝元 相変わらずナスを憎んでますねー。

西原 油を吸うし、色が変わるし、すぐ溶けるし。ナスをほめていいのは、天ぷらか水ナスくらいかなあ。

枝元 今回はあく抜きもなし。簡単にできるようにしました。

西原 冷蔵庫に入れてもすぐぐちゃってなるから、桃みたいに繊細に扱わないといけないでしょ。ナスにそこまでして食う価値なし!

枝元 そんなことない……あ、ナスがもう油吸っちゃった!

西原 ほらー!

枝元 ナスからまた油が出てくるから油は追加しなくて大丈夫ですよ。さて、別のフライパンで目玉焼きを。目玉焼き作るときは、フライパンにふたする派ですか、しない派ですか。

西原 しますね。黄身にしっかり火が通っているのが好きです。ターンオーバー(両面焼き)しちゃう。

枝元 へえー。今回はね、半熟で作りたいので、ものすごく弱火でふたをあけておきます。割とほっといても大丈夫ですよ。さあ、炒めご飯に目玉焼きをのせて完成!

西原 おいしい! ナス嫌いの子どもも食べてくれるかも。ナスの唯一いいところは「自分がない」ことだから、何に入れてもなじみますね。

枝元 ここにとろーんと黄身を流しますよー。この目玉焼きを崩すときの気持ちって……。

西原 人妻の不倫だな。

枝元 よいではないか、よいではないか。

西原 ダメよダメよと、耐えに耐えて……。

枝元 ついに決壊。

西原 一線を越えた人妻。

枝元 あはは、辛いご飯に卵がからんで、またおいしいですよね。

西原 でもやっぱりナス憎し。

枝元 うーん、西原さんのナス嫌いは手ごわいな。ナス好きの皆様、おすすめです!

 

【構成・中川聡子、写真・内藤絵美】

 

 

ナスゴレン

f:id:g-gourmedia:20160920173822j:plain

材料<各2人分>大は大さじ 小は小さじ

  • ナス         3本
  • 鶏モモ肉       1/2枚
  • ニンニクのみじん切り 小1
  • インゲン       80グラム
  • サラダ油       大2と1/2
  • A(トウバンジャン小1、ナンプラー大1/2、ケチャップ大2)
  • ご飯         2杯分
  • 卵          2個
  • 塩          少々

作り方

  1. ナスは1センチ角、インゲンは1センチの長さ、鶏モモ肉は一口大にそれぞれ切る。フライパンに油大1と1/2を引き、ナスを入れる。塩を振り、しんなりするまで3〜4分弱火で炒め、一度取り出す。
  2. フライパンに油大1とニンニクを入れ、鶏モモ肉を炒める。色が変わったら、インゲン、ご飯を炒め合わせ、Aとナスを加えて全体を混ぜる。目玉焼きをのせ、お好みでトマトなどを添える。

 

西原理恵子と枝元なほみのおかん飯、単行本第2弾が発売!

f:id:g-gourmedia:20151214161038j:plain

この連載の単行本第2弾「親子でがっちょりおかん飯」が毎日新聞出版から12月10日に発売されました。掲載した41のレシピのほか、西原さんと枝元さんがお薦めの食材や料理道具9アイテムを紹介しています。西原さん描き下ろしのカットも見逃せません。
オールカラー128ページ、950円(税込み)です。

みんなのごはんでも紹介してきた人気レシピの数々。ぜひ、手に取ってご覧ください!

 

リクエスト募集します!

【西原理恵子の「おかん飯」with枝元なほみ】では、全国の読者の皆様、生産者や食に関わる方々から、「この食材でレシピを考えて」「ぜひ食べてみて」というリクエストを募集します。野菜、魚介、肉、加工食品、調味料など食材のジャンルは問いません。自慢の一品を「おかん飯」でアピールしてみませんか。

応募はメール(onna@mainichi.co.jp)か、郵便で、〒100-8051(住所不要)毎日新聞生活報道部「おかん飯」係まで。

 

 

 

毎日新聞での連載はこちらから。


西原理恵子と枝元なほみのおかん飯 - 毎日新聞

                             
ページ上部へ戻る