崎陽軒のお弁当ぜんぶ食う大作戦

横浜名物といえばおなじみ崎陽軒のお弁当。シウマイ弁当をはじめとした各種お弁当は、駅で購入したり、ショップで購入したりと、神奈川県を中心に根強いファンがいます。しかし、崎陽軒のホームページを見ると、シウマイ弁当だけでなく、非常に多種多様なバラエティのあるお弁当が多数あることがわかります。そこで今回は、有名なシウマイ弁当以外の魅力も伝えたいということで、「崎陽軒のお弁当ぜんぶ食う大作戦」と称して、崎陽軒全メニュー制覇に挑んでみました。 (横浜駅のグルメランチ

崎陽軒のお弁当ぜんぶ食う大作戦

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「崎陽軒=シウマイ弁当」のイメージが強いせいか、他にもいろんな弁当が販売されていることは、あまり知られていないのではないだろうか。

 

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崎陽軒ホームページより引用(2018年8月1日時点)

 

こちらは崎陽軒ホームページに掲載されている、お弁当のラインナップだ。期間や一部店舗限定のものも含めると、実に16種類

さらに、5〜7通りの価格が用意された中華御料理・和風御料理・和中折衷御料理などの「ご予約のみのお弁当」がある。これらは5〜10個以上より注文可能で、おそらく会議やテレビのロケなどで用いられるものだろう。

この記事はタイトルで「ぜんぶ食う」と書いたが、予約のみのお弁当を含めると、完全に予算オーバーになってしまう事情がある。また、期間限定の商品が次々に発売されるため、本当にぜんぶ食べようと思うと企画が終わらなくなってしまう。

そこで今回は、以下の条件のもと、ぜんぶ食べてみたい。

 

●予約なしで購入可能な商品

●店頭で購入可能な商品

●執筆当時の2018年8月1日〜31日に発売されていた商品

 

それでは、さっそくいってみよう。

 

目次

 

レギュラー弁当

エリア限定でも期間限定でもない弁当を、ここでは「レギュラー弁当」と呼ぶ。店舗によって品ぞろえが異なるので、最寄りの店舗に取扱いがあるとは限らない。食べたい弁当があったら、行く前に店舗に直接問い合わせてみよう。

 

シウマイ弁当(860円)

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昭和29年に登場してから、多くの人に親しまれている弁当だ。ネット上でもその魅力について散々語り尽くされているので、説明するだけ野暮かもしれない。品切れでない限り、どこの店舗でも売られている。

 

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おかずはシウマイ、鶏のから揚げ、マグロの照り焼き、タケノコ煮、玉子焼き、かまぼこ、切り昆布、紅しょうが。ごはんは俵型で、小梅と黒ゴマがのっている。

 

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シウマイに鶏のから揚げと、ガッツリ系のおかず。そこにタケノコ煮や玉子焼き、かまぼこ、付合せ(漬物や紅しょうが)が加わる。

個人的に、シウマイ弁当の肝は「あんず」だと思う。フタを開けると、まず箱の隅に移動させ、最後まで大事にとっておく。そして最後に口にいれ、目をつむりながら、かみ締める。あんずの甘酸っぱさが、五臓六腑に染み渡るのだ。

 

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普段あんずを食べることがないので、シウマイ弁当を買う度に「あんずってうまいな」と再認識する。

出張の際に駅の売店で買って、新幹線の中で食べるのが好きだという人もいるだろう。しかし、特別なシチュエーションなどなくても、うまいものはうまい。長年愛される弁当はやはり違うのだ。

 

炒飯弁当(890円)

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おかずはシウマイ、から揚げ、塩焼きそば、タケノコ煮、風味かまぼことクラゲと錦糸玉子の酢の物、紅しょうが。

 

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炒飯は、パラッパラでとてもおいしい。世の中には「パラパラ炒飯派」と「ベチャベチャ炒飯派」が存在しており、筆者は前者である。同じ派閥にオススメしたい。

 

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シウマイと鶏のから揚げのほか、炒飯にはチャーシュー、焼きそばにも豚肉が入っているので、 “肉度”の高い弁当といえる。

筆者は何気に「紅しょうが」のポテンシャルを感じた。口に入れると、お酢の酸っぱさとしょうがの辛味が、口の中の世界をガラッと変えてくれる。この変化がうれしいのだ。

 

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●ワンポイント・アドバイス

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しょうゆ差しのフタが固い場合、付属のおしぼりでフタを包み込むようにして回すと開けやすくなるぞ。

 

 

横濱チャーハン(660円)

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おかずはシウマイ、鶏のチリソース、タケノコ煮、きゅうりの漬物。主役のチャーハンには、エビがのっている。シウマイの左側には本来、カラシとしょうゆが入っているのだが、撮影前に先走ってシウマイにかけてしまった。

 

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「炒飯弁当」と名前が似ているが、炒飯にエビがのっていたり、から揚げではなく「鶏のチリソース」が入っていたりと違いがある。

チャーハンは、やはりパラッパラでおいしい。筆者の頭の中に「崎陽軒=シウマイ弁当」だけでなく、「崎陽軒=パラパラチャーハン」のイメージが刷り込まれた。

ちなみに、この横濱チャーハンは、芸能人にもファンが多いようだ。

 

 

 

ロケ弁などで普段から“弁当慣れ”している芸能人が気に入るということは、特別においしいお弁当なのだろう。

 

横濱ピラフ(660円)

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横浜ピラフは、中華風である「横濱チャーハン」の洋風版ともいえる弁当。東京地区全店と、神奈川地区の一部店舗での販売となっている。

 

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おかずはシウマイ、から揚げ、ナポリタン、ポテトサラダ、パプリカのピクルス。ピラフにはエビがのっている。カラシが入っていないのは、ピラフに合わないからか?

 

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チャーハンと同様に、ピラフもパラッパラだ。刻んだ玉ねぎやマッシュルームが入っており、魚介の味も効いていてうまい。ドカッと口にかきこみたくなる。

 

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パプリカの赤色に引き寄せられるように、口に運ぶ。ピクルスの酸味がさわやかでうれしい。ポテトサラダは、ジャガイモの食感が残っていて歯ごたえがある。好きなタイプのポテトサラダだ。

おかずが足りないようにも思えるが「ごはんに味がついているから気にならないな」と思った。なんて稚拙な感想なんだ。

 

お赤飯弁当(980円)

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おかずはシウマイ、玉子焼き、くわい入りつくねの土佐煮、エビフライ、鮭の塩焼き、かまぼこ、タケノコ煮、白こんにゃく煮、穂先タケノコ煮、葉の花漬け、にしんの昆布巻き、ニンジン煮、黒花豆の甘煮。赤飯には、栗が2つものっている。

 

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フタを開けると、ふわっといろんな香りが広がる。にしんの昆布巻きは上品で味わい深い。つくねの土佐煮もおいしい。たまに感じるシャリシャリした食感はなんだ。レンコンが練り込まれているのか?

 

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驚いた。タケノコ煮が他の弁当に比べて多めだ。数えたら、40個も入っていた。タケノコ煮が一番好きという人には、オススメの弁当だ。

エビフライが入っているとテンションが上がってしまうのは、まだ筆者の舌が子どもだからだろうか。赤飯も大好きなので、満足度の高い弁当だった。

 

●ワンポイント・アドバイス

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しょうゆとソースがついているので、シウマイにソースをかけないように注意しよう。しょうゆの容器には「しょうゆ」と書かれているぞ。

 

 

横濱中華弁当(1,100円)

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おかずはシウマイ、海老のチリソース、黒酢の酢豚、チンジャオロースー、ユーリンチー、春巻き、カニ風味かまぼことクラゲと錦糸玉子の酢の物、ザーサイ。ごはんは俵型で黒ゴマがかかっている。フタを開けた瞬間、「うまそう」と口からこぼれた。

 

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ユーリンチーは、他の弁当に入っているから揚げよりも味が濃く、白飯とよく合う。

シウマイはもちろん、春巻きや酢豚、エビチリ、チンジャオロースーも、ごはんに合う。この弁当のおかず、どこまでごはんに合わすつもりなのか。

 

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そして、名脇役はザーサイだろう。

 

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大好きなのだ。コリコリした食感が楽しいし、ご飯に合う絶妙な味付け。ザーサイを考えた人に、ありがとうと言いたい。

 

幕の内弁当(1,080円)

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おかずはシウマイ、赤魚の照り焼き、とんかつ、エビフライ、鶏の唐揚げ、タケノコ煮、煮物(ニンジン、里芋)、かまぼこ、玉子焼き、香の物(きゅうり、菜の花)。ごはんは俵型で、小梅と黒ゴマがのっている。

幕の内弁当の定義には諸説あるようだが、俵型の白飯とおかずがセットになっているものを言うそうだ。本来は俵型のおにぎりにごまを散らし、梅干しをのせたものが「幕の内」とされる。しかし、最近では崎陽軒のこの弁当のように、ごはんを型押しして俵型に見せているものが多いようだ。

 

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まず赤魚の照り焼きを半分食べ、次にエビフライを半分食べた。好きだからチビチビと数回に分けて食べたいこの気持ち、ご理解いただけるだろうか?

この弁当を食べていて、一番驚いたこと。それは、コロッケだと思って食べたものが、なんとロースカツだったことだ。

 

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コロッケには申し訳ないが、筆者のなかでコロッケよりもロースカツのほうが上の存在。突然のサプライズに、喜びを隠せなかった。

揚げ物などのガッツリ系だけでなく、ニンジン、里芋、菜の花漬けと野菜も入っており、バランスがいい。食べ応えのある弁当だ。

 

しょうが焼弁当(780円)

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おかずはしょうが焼き、玉ねぎ炒め、タケノコと高菜の鶏そぼろ炒め、ポテトサラダ、紅しょうが、きゅうりの漬物。ごはんは俵型で、小梅と黒ゴマがのっている。

 

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まずは、しょうが焼きから。1枚まるごと、大きく口を開けて、ひと口で食べた。たまねぎ炒めは甘みがあり、豚肉との相性がいい。紅しょうがも、当然のことながらしょうが焼きと合う。

それにしても、なぜしょうが焼きにはポテサラがついてくることが多いのか。知っている人がいたら、ぜひ教えてほしい。

 

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神奈川エリア限定弁当

神奈川エリアでしか販売されていない弁当がある。本社が神奈川県横浜市にあることや、「横濱」を冠する弁当が販売されていることからもわかるとおり、神奈川には特別な思い入れがあるのだろう。

 

鯛めし弁当(740円)

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箱を開けてびっくり。魚型である。仕切りによって、6分割されている。

おかずはシウマイ、きんぴらレンコン、海藻とちりめんじゃこの酢の物、カニつみれ煮、ゴマ和えこんにゃく煮、ニンジン煮、玉子焼き、桜つぼ漬け。金目鯛入り茶飯に、鯛そぼろがのっている。

 

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鯛めしをほおばる。上品で甘みがある。もち米が使われており、文字通りもちもちとした食感。鯛そぼろは、ふわっふわだ。日常生活でなかなか鯛そぼろを食べる機会がないので、なんだか特別な気分になる。

 

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ポテサラだと思っていたものは「カニつみれ」だった。モッツァレラチーズのような食感だ。酢の物に入っている透明の海藻は、くにゅくにゅと独特の噛みごたえで、印象に残る。

ゴマ和えこんにゃくが仕切りの角にピッタリとはまっていた。偶然だろうか? もしかすると、ピッタリはまるように計算されているのかもしれない。

 

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ハマの朝ごはん弁当(640円)

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おかずはシウマイ、秋鮭の塩焼き、豆腐しんじょ煮、煮物(ニンジン、シイタケ、タケノコ、きんぴらレンコン)、厚焼玉子、菜の花しょうゆ漬け。白飯には黒ごまと梅干しがのっている。

 

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カリカリの小梅ではなく、「梅干し」であるところがポイントだ。甘いタイプではなく、“THE・梅干し”といったしょっぱさ。秋鮭の塩焼きはうす味なので、塩気がほしい人は梅肉を少しつまんで一緒に食べるのがオススメだ。

 

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厚焼き玉子はやや甘めの味付け。シイタケは味がしっかり染み込んでいてうまい。

シウマイにはしょうゆもカラシも付いていなかった。崎陽軒の弁当には、「しょうゆ・からし付き」「しょうゆ付き」「なし」の3パターンがあるようだ。弁当ごとに味のバランスを見て、付けるか付けないかを決めているのだろうか。

 

いなり寿司(520円)

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中身は、白ゴマしょうがいなり、のり巻き、甘酢しょうが(しんがり)。油揚げはテカテカと光っている。ジューシーでうまい。

 

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“米感”の強い弁当なので、かんぴょう巻きの代わりに何か別のおかずを入れてくれたほうが個人的にはうれしい。もしくは、単品のシウマイを買って、一緒に食べるとよさそうだと思った。

 

季節限定弁当

季節ごとに中身も包装紙も変わる弁当。夏の弁当は6月16日〜8月31日、秋の弁当は9月1日〜11月30日に販売といった具合に、おおむね途切れることなく変わっていく。

 

松花堂弁当 〜夏〜(1,250円)

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筆者の購入時期は8月。「夏」が販売されていた。ちなみに松花堂弁当とは、中に十字型の仕切りがある弁当のことらしい。

 

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おかずはシウマイ、銀だらの麹みそ焼き、三色野菜しんじょ、かぼちゃ煮、だし巻き玉子、野菜と白キクラゲちりめんじゃこの和え物、タケノコ煮、煮穴子、野菜の白和え、ナスの和風揚げ浸し、レンコン煮、梅きゅうり、紫芋の水まんじゅう。

ごはんは、穴子と枝豆がのった茶飯と、白ごまがのった白飯の2種類。

 

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この弁当の主役ともいえる穴子はやわらかく、茶飯とよく合う。一気にかきこんでしまったので、残りのおかずを少ない白飯だけで食べることになってしまった。

 

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銀だらは甘みのある味付け。見栄えは銀というよりも金だ。金メダルがキラキラと輝くように、光沢を帯びている。

 

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水まんじゅうは、見ているだけでよだれが出そう。もちもちとした生地に、甘すぎない上品なあんこ。一番価格の高い弁当だけあり、ごはんやおかずだけでなく、菓子にも高級感があった。

直近の情報では、販売スケジュールは下記のとおり。

●花(3/1〜5/31)
●夏(6/1〜8/31)
●秋(9/1〜11/30)
●冬(12/1〜2/28)

 

おべんとう夏(730円)

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筆者の購入時期は8月。松花堂弁当と同様にこの時期は、「夏」が販売されていた。

 

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おかずはシウマイ、アジの南蛮和え、タケノコ煮、青のり入りこんにゃく煮、玉子焼き、枝豆入りしんじょ煮、寒天と茎わかめと蟹と風味かまぼこの酢の物、ニンジン煮、レンコン煮、夏みかん風味わらび餅、きゅうり漬け。カラシが入っていない。白ごはんには、葉大根とちりめんじゃこの炒り煮がのっている。

 

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「ガッツリ系」代表としてシウマイとアジの南蛮和えがあるが、それ以外はなんだかヘルシーだ。枝豆入りしんじょ煮はほどよい塩気でうまい。

どこに「夏っぽさ」があるのか考えながら食べるのが楽しい。青のり入りこんにゃく煮が爽やかな味だったので、これが夏の正体ということにした。

直近の情報では、販売スケジュールは下記のとおり。

●春(2/1〜4/15)
●初夏(4/16〜6/15)
●夏(6/16〜8/31)
●秋(9/1〜11/30)
●冬(12/1〜1/31)

 

神奈川エリア限定・季節限定の弁当

神奈川だけで購入可能で、かつ季節によって中身が変わる弁当。限定が重なると、なんだかお得感がある。

 

夏のかながわ味わい弁当(960円)

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筆者の購入時期は8月。商品名の先頭に「夏の」が付いている。

 

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おかずはシウマイ、マグロのしょうが煮、タケノコ煮、かまぼこ、玉子焼き、ひじきと枝豆とさつま揚げの炒め煮、白こんにゃく煮、ニンジン煮、とうもろこし寄せ揚げ、きゅうりと高菜となすの漬物、マンゴーわらび餅。

ごはんは、わかめの混ぜごはんと、梅干しがのった白飯の2種類。前者は、わかめのコリコリした食感が小気味よい。

 

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マグロのしょうが煮は、まるで鶏肉のような食感でおいしい。とうもろこしの寄せ揚げも、絶妙な食感でごはんが進む。

この弁当、まずはシウマイから口に入れたが、そのあと何を食べるか迷った。食べるおかずを迷う弁当。これが“いい弁当の条件”なのかもしれない。

 

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直近の情報では、販売スケジュールは下記のとおり。

●春(2/1〜4/15)
●初夏(4/16〜6/15)
●夏(6/16〜8/31)
●秋(9/1〜11/30)
●冬(12/1〜1/31)

 

一部店舗限定弁当

一部店舗でしか販売されていない弁当。神奈川の店舗を中心に販売されているため、県外在住の人は、滅多にお目にかかれないのではないか。

 

五目野菜あんかけ丼(650円)

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電子レンジで4分(600W)温めて食べる。常温のお弁当は、数時間以内に食べるよう店員さんに言われるが、こちらは製造日を含め4日間と消費期限が長い。筆者が購入した時は、3日後が消費期限だった。

 

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五目野菜(ニンジン、シイタケ、タケノコ、チンゲンサイ、ヤングコーン)とエビ、豚肉が入ったあんを、固めに炊かれた白飯にかけて食べる。

 

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野菜だけでなく、エビや豚肉が入っているのがうれしい。カラシが付いていたら、途中で味を変えて楽しめるのでいいなと思った。

取扱店舗は、崎陽軒ホームページで確認できる。

 

帆立と蟹のあんかけチャーハン(700円)

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こちらも「五目野菜あんかけ丼」と同様、電子レンジで4分(600W)温める。

 

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レンジでチンしてフタを開けると、フワーッと海の香りが漂ってきた。紅ズワイ蟹の赤と、枝豆の緑のコントラストが映える。チャーハンには玉子とネギが、あんには帆立とカニ、そして枝豆が入っている。

 

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パラッパラのチャーハンに、海のエキスが凝縮されたあんをかける。あんは半固形化しているため、底のほうのチャーハンはパラッパラのまま。枝豆が口の中でホクホクとくずれていく食感のアクセントがいい。

この弁当、筆者は特別にうまいと感じた。海産物が好きだからだ。身も蓋もない。

 

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取扱店舗は、崎陽軒ホームページで確認できる。

 

おわりに

この企画は、本当にすべての崎陽軒の弁当を制覇するつもりで始めた。

しかし9月に入り、敬老の日に向けた期間限定の弁当「おじいちゃんおばあちゃんありがとう弁当」が発売されたとき、「果たしてこれを、俺が食べていいんだろうか」と躊躇してしまった。

店頭での販売個数が限られているこの弁当を筆者が買うことで、品切れで悲しむお年寄りが出てきてしまうんじゃないか。

また、この弁当をおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしようとしている少年少女もいるかもしれない。そんな子どもたちの思いを、自分の達成感のために踏みにじるのは、果たして正しいことなのかと迷ってしまったのだ。

 

というわけで、かなり言い訳がましくなってしまったが、今回は8月1日〜31日に店頭販売されていた弁当に限り「ぜんぶ」食べてみた。気になる弁当はあっただろうか?

筆者は、横濱チャーハン」「横浜中華弁当」「帆立と蟹のあんかけチャーハン」、この3つの弁当を推したい。

横濱チャーハン」はコスパの良さに加え、崎陽軒のチャーハンの入門としてピッタリの弁当。「横濱中華弁当」は他と比べて価格が高めだが、豪華なおかずが魅力的だ。「帆立と蟹のあんかけチャーハン」は近所のコンビニに売っていたら、週3くらいの頻度で食べるだろう。

気になった人は、ぜひ食べてみてください!

 

筆者プロフィール

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宇内一童(うない いちどう)

コンテンツメーカー・ノオトのライター&編集者。気さくな人柄。
Twitter:@EinsWappa

                             
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