「揖保乃糸」を食べ比べしてみたらちょっと美味しすぎた件

そうめんのブランドとして有名なのが「揖保乃糸(いぼのいと)」ですよね。手延べそうめんといって、引き伸ばしと熟成を何度も繰り返して乾燥させるという手法で作られています。そうめんの中にも「等級」があり、普段目にすることの多い上級品、その2倍のお値段となる「特級品」、北海道産小麦だけを使用した「縒つむぎ」など様々な種類が存在しています。そうめんだけでも種類豊富なのですが、実はそうめんや冷麦以外にも、手延べうどん、手延べパスタ、手延べ中華麺といった商品も出していますよ。(姫路のグルメ和食

「揖保乃糸」を食べ比べしてみたらちょっと美味しすぎた件

f:id:yoppymodel:20180726120813j:plain


こんにちは! ライターの吉川ばんびです。

 

夏といえばそうめん。そして、そうめんといえば「揖保乃糸(いぼのいと)」! 昔から多くの人に親しまれている「おいしいそうめん」の代表格的商品です。

 

そんな揖保乃糸が、最近ネット上で話題になっています。

 

「揖保乃糸には、いろんな等級がある!

 

「揖保乃糸にお茶漬けの素とお湯をぶっかけたら、めちゃくちゃうまい!」

 

「揖保乃糸最高!」

 

「揖保乃糸以外考えられない!」などなど。

 

「インターネットの人、揖保乃糸が好きすぎでは……?」と思ったのですが、実は私、そうめんのブランドには無頓着で、普段はあまり深く考えずにスーパーで適当な商品を買っております。

 

f:id:yoppymodel:20180726120840j:plain

そこで今回は「なぜ揖保乃糸はおいしいのか!?」を調査するべく、兵庫県たつの市の「揖保乃糸資料館 そうめんの里」にやってきました。

 

兵庫県南西部に位置するたつの市の属する西播磨地域の伝統産業であり、全国各地で親しまれている「手延べそうめん」【※】。こちらは、その技と味わいを体験できる施設で、揖保乃糸の原材料の仕入れや販売を行っている兵庫県手延素麵協同組合さんが運営しています。

【※】手延べそうめん……小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練り、引き伸ばしと熟成を何度も繰り返し、乾燥させるという手法でつくった麺。生地をねじりながら編み込むように延ばしていく

 

揖保乃糸の「手延べ製法」により、茹で伸びしにくく滑らかな舌触りで、コシがある歯切れのよい食感を生み出すのだとか。これは期待が高まる!

 

揖保乃糸の等級を食べ比べてみた

f:id:yoppymodel:20180726120942j:plain

そして実は「揖保乃糸」のそうめん、1種類だけじゃないってご存じでしたか?

 

揖保乃糸には、小麦粉の質や原材料、麺の細さや製造時期の違いによって、いくつかの等級に分かれているのです。そして、等級の違いで、そうめんに巻く帯の色も異なるそう。柔道みたい!

 

製造期間は毎年10月〜4月。「等級」によって適した小麦粉が異なるため、製造時期を変えているのだとか。

 

「上級品」をいただく

f:id:yoppymodel:20180726121001j:plain

今回は特例で、「そうめんの里」の中にある、レストラン「庵」さんにご協力いただき、食べ比べをさせていただけることになりました!

まずはこちら。一番よく食べられている赤い帯の「上級品」。みなさんも小売店などで見かけることが多いと思います。生産量は「揖保乃糸」全体の78%にも上るのだとか。300グラムで300円前後。

 

f:id:yoppymodel:20180726121040j:plain

まずは薬味を何も入れず、めんつゆのみで素材の味を楽しみます。

 

f:id:yoppymodel:20180726121248j:plain

いただきます!」

 

f:id:yoppymodel:20180726121259j:plain

ゾッ

 

f:id:yoppymodel:20180726121313j:plain

「おいしい〜〜〜〜〜」

 

f:id:yoppymodel:20180726122326j:plain
この記事を読んでる人は「揖保乃糸がおいしい」なんてとっくに知ってるわ! もっと気の利いたコメントしろや! って怒るかもしれませんので、改めて「気の利いたコメント」を考えてみました。

 

f:id:yoppymodel:20180726121259j:plain

ゾッ

 

f:id:yoppymodel:20180726121313j:plain

「おいしい〜〜〜〜〜」

 

f:id:yoppymodel:20180726122326j:plain

大変申し訳ありません。おいしさのあまり語彙力を失ってしまいました。いやあ、改めて食べてみるとすごくおいしいです。懐かしいというか、なんというか……。そうめんってやわやわで喉越しの食べ物かと思ってましたが、「揖保乃糸」はコシがあって歯ごたえもしっかりしてるんですね。これはおいしい……。

 

「特級品」をいただく

f:id:yoppymodel:20180726121352j:plain

さて、続いては、黒い帯の「特級品」。ギフトなどでよく贈られるそうで、「上級品」よりもリッチな商品です。実はこの「特級品」、熟練した一部の生産者さんにしか作れない品なのだとか。300グラム600円前後。上級の2倍です。お昼ごはんにこの「特級品」の揖保乃糸が出て来る家庭はお金持ちに違いない!

 

f:id:yoppymodel:20180726121447j:plain

ゾッ

 

f:id:yoppymodel:20180726121507j:plain

「ん?」

 

 

f:id:yoppymodel:20180726121526j:plain

ズゾンッ……

 

 

f:id:yoppymodel:20180726121539j:plain

「あっ、ああー、わかった! おいしい〜〜〜!!」

 

f:id:yoppymodel:20180726122326j:plain

特級品は上級品よりも麺が細いし、舌触りがつるんとしてて食感が違う! 麺が細いから、めんつゆもよく絡んでおいしいです。これを食べたら、もう普通のそうめんには戻れないかもしれない……。すごい……。一生すすっていたい……。

 

「縒つむぎ」をいただく

f:id:yoppymodel:20180726121552j:plain

最後は紫色の帯の「縒(より)つむぎ」。北海道産小麦だけを使用したそうめんで、食感に特長があるのだとか。200グラムで260円前後。

 

f:id:yoppymodel:20180726121606j:plain

ゾビビッ

 

あーーーっ! めっちゃモチモチしてる! 何だこれ、新しい!

 

f:id:yoppymodel:20180726122326j:plain

クセになりそう……。原材料にこだわっているのが、風味のよさからもわかります。

ちなみに、「揖保乃糸」ブランドは今回の3つの等級以外にも、揖保乃糸の最高級品であり数軒の熟練した製造者にしか作れない「三神」、兵庫県産の小麦粉を使用した「播州小麦」、製造後1年間ゆっくり熟成させた「熟成麺」、本来の手延べそうめんより少し太く心地よい歯切れの「太づくり」などバラエティー豊か。

 

それだけでなく、なんと揖保乃糸はうどんやひやむぎ、中華麺まで製造しています。こんなに種類があったとは知らなかった! すべて制覇しなきゃ……!!

 

オススメの食べ方は?

f:id:yoppymodel:20180726121634j:plain

そうめんといえば、薬味を入れたつゆにつけて豪快にすするイメージが強いですが、「揖保乃糸」を食べるときは、まずは薬味を入れずにめんつゆだけで食べると他のそうめんとの味の違いがよくわかる、とのこと。オススメの茹で時間は1分半~2分。ゆですぎるとベタっとしちゃうので茹ですぎないのがポイント。「ワサビ」を入れて食べるのもおいしいらしい。

 

f:id:yoppymodel:20180726122326j:plain

ふーむ、確かにワサビも合うな……。ずっと、めんつゆには「しょうが」派だったんですけど、この食べ方が一番好きかもしれない!! 風味の違いを堪能したら、あとは薬味などお好みのアレンジをして食べるのがよし!

 

揖保乃糸を使ったおいしいアレンジレシピ

「揖保乃糸」の公式ホームページでは、「揖保乃糸」を使ったさまざまなアレンジレシピが掲載されています。いくつかご紹介させていただきます!

 

f:id:yoppymodel:20180726121816j:plain

こちらは梅じゃこそうめん。さっぱりしていて無限に食べられる。

 

f:id:yoppymodel:20180726121829j:plain

こちらはおろしポン酢そうめん。お酒のツマミにもよさそう!

 

f:id:yoppymodel:20180726121840j:plain

▼揖保乃糸 おいしいそうめんの食べ方
http://www.ibonoito.or.jp/recipe/

 

ほかにも「アボカドとまぐろのサラダそうめん」や「豆乳みそそうめん」など名前を聞くだけでおいしそうなものから、「そうめんあんみつ」や「そうめんプディング」などの異色のレシピまで盛りだくさん。暑い季節には特に重宝しそうなレシピ集になっています! 要チェックだ!

 

そうめんの歴史を学ぼう

f:id:yoppymodel:20180726122036j:plain

ちなみに、「そうめんの里」には、揖保乃糸の歴史や製造工程などがわかる資料館が併設されています!

 

f:id:yoppymodel:20180726122103j:plain

こちらは「小引」というそうめんを伸ばす工程が体験できるスペース! 揖保乃糸はこうやって手間暇かけて作られてるんだなー!

f:id:yoppymodel:20180726122117j:plain

「揖保乃糸」の歴史だって学べるぞ!

f:id:yoppymodel:20180726122140j:plain

勉強したおかげで、最後の「そうめんクイズ」はバッチリ全問正解でした!

 

揖保乃糸はやっぱりおいしかった!

f:id:yoppymodel:20180726122205j:plain

 

そんなわけで、「そうめんの里」にお邪魔して、そうめんを食べてみたのですが、やっぱり「揖保乃糸」はおいしい!

 

とんでもない猛暑が毎日続いてますが、おいしい「揖保乃糸」を食べて元気に乗り切っていきたいですね!

 

f:id:yoppymodel:20180726122219j:plain

今回取材にご協力いただいた、揖保乃糸のそうめんを使った料理が食べられるレストラン「庵」さん。そうめんのプロによる最高の味を堪能できます。自宅で茹でて食べたことしかない私は「これ本当にそうめんなの!?」と衝撃を受けました。

 

ぜひ皆さんも足を運んでみてください!

 

紹介したお店

店名:レストラン「庵」 ※揖保乃糸資料館「そうめんの里」内
住所:兵庫県たつの市神岡町奥村56番地
TEL:0791-65-9000
営業時間:11時~21時(オーダーストップは20時)
ぐるなびページ:https://r.gnavi.co.jp/s2ssd5620000/
URL:http://www.ibonoito.or.jp/soumennosato/iori.html

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

筆者プロフィール

f:id:yoppymodel:20180726122609j:plain
吉川ばんび(よしかわ ばんび)

フリーライター。持ち前のフットワークの軽さで全国あちこち飛び回っています。梅干しやすっぱいものに対して異常な執着心を見せる。
Twitter:@bambi_yoshikawa

 

(企画:ヨッピー 編集:ノオト 撮影:黒川直樹/クロカワ広報室)

 

                             
ページ上部へ戻る