長岡市を代表するＢ級グルメ「洋風カツ丼」
新潟県長岡市には、地域の代表的なＢ級グルメ「洋風カツ丼」というものがあります。
「洋風カツ丼」の歴史をひもとくと、昭和初期から長岡市で洋食店を営んできた「小松パーラー」が元祖とのこと。
「小松パーラー」は残念ながら閉店してしまいましたが、その味は地域で受け継がれ、また変化を遂げながら長岡市の各店へと広がっていきました。
そうした中、「小松パーラー」の味を受け継ぐ一店がコチラ
松キッチン
酸味と甘味が印象的な優しい味わい「洋風カツ丼」
こちらのお店の店主は、小松パーラーで働いていたとのこと。
そして、そこで学んだことを自らがオープンしたお店で活かし、名物である洋風カツ丼の味を再現したそうです。
長岡のソウルフードともいえる一品はコチラ
洋風カツ丼（670円）
カリっと揚げられたカツに、ケチャップをベースにした酸味と甘味。どこか懐かしい、優しい味わいのソースがノスタルジックな気分にさせてくれます。
ソースとカツ、そしてご飯との相性は抜群ですね！
カツは食べやすい様に、一口サイズにカットしてあります。
洋風カツ丼を注文すると、ウスターソースがついてきます。
お好みで途中でかけたりと、味の変化を楽しむことができます。
このウスターソースをかけることで、優しい味わいソースがキリっと引き締まった味わいへと変わります。
好みや気分によって、投入するタイミングを変えたりと、色々楽しめそうですね。
洋風カツ丼の2つの潮流…ケチャップベースの「洋食系」 デミグラスソースの「食堂系」
ちなみに、この「洋風カツ丼」ですが、現在の長岡市では、元祖の小松パーラーの味を受け継ぐケチャップベースのソースを使った「洋食系」と、デミグラスソースを用いた「食堂系」の２系統があります。
先ほどご紹介した一品は「洋食系」に当たりますが、こちらの松キッチンでは、「食堂系」も提供しています。
チーズ洋風カツ丼 デミグラスソース
チーズがトロっと溶けて糸を引いています。
濃厚なコクのあるデミグラスソースがかかる事で、最初に紹介したものとは、全く別の味わいの一品となっています。
「小松パーラー」の伝統を受け継ぐ洋食系か、はたまた新たな潮流「食堂系」か。もちろん両方美味しいですが、長岡市のソウルフード「洋風カツ丼」の神髄を味わうためには、ぜひとも食べ比べてみることをお勧めします。
同じ店舗で2種類の洋風カツ丼を味わえるのは便利ですよね。
その美味しさを支えるのがコチラの２種類のソースです。
右が「小松パーラー」の味を受け継ぐケチャップベースの「ファミリーソース」。
左が、炒めた小麦粉、牛肉、ワイン、トマトなどを10時間以上煮込んで作られる「デミグラスソース」。
+350円でスープ・サラダ・ドリンク付のセットにすることが可能です。
スープとサラダ
ドリンクはホットティーにしてみました。
贅沢にデザートも注文してみました。
季節のデザート 焼きリンゴ（380円）
調理をする店主
美味しく豊富な種類のメニューを 、手際良く作っている姿が印象的でした。
長岡市ではいろいろなお店で提供されているＢ級グルメ「洋風カツ丼」 。伝統の味と新潮流の2つを同時に楽しめるお店「松キッチン」で、ぜひ一度お試し下さい！
紹介したお店
松キッチン
住所：新潟県長岡市城内町3-5-1
TEL：0258-33-2611
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