こんにちは!猫田しげるです。
突然ですが、下の行列をご覧ください。
並びすぎでしょ!アップル新製品発売日の銀座かってほどの行列ですねえ。もちろん写真はコロナ禍以前のものです。そこまでして何が欲しいんだ…?と思ったら、なんと、大福。ここ「道の駅 霧の森」で販売している「霧の森大福」は、多い時で2時間以上並び、10時開店なのに午前中には売り切れることもあるという幻の大福だそうです。
でも大福にそんな並ぶ!?
って思いますよね。そもそもこの「道の駅 霧の森」は、愛媛県四国中央市にある、コテージやカフェ、レストラン、温泉などが併設された巨大な施設。大福はその中の「霧の森菓子工房」をはじめ、松山店、高原店、馬立PAでも販売しておりますが、いずれも開店前から並ぶほどの人気。ちなみにネットでも販売しているのですが、抽選制で、当選倍率は90倍~120倍!某「旅サラダ」の電話応募プレゼントとどっちが当たりにくいんでしょうね(って分かります?)。
しかもいつ抽選販売が行われるかは分からない(まさかのゲリラ販売!)。ちなみに6月に新茶ウィークとして1週間毎日500箱をネット販売したときは、毎日3~5分で完売したそうです。途方に暮れますね。
「新宮茶」を使った大福ってとこがミソ
この「新宮茶」ってのが、あまり名前は聞きませんがこれまた手間暇をかけて作られたお茶なんですよ。
1951年から栽培が始まったお茶で、農薬を使わず自然の力で育てられているそう。薬に頼らないことでお茶は自身の生命力を高め、香りも味も通常より強くなるのだとか。中でも、そのパイオニア的な脇製茶場で作られた新宮茶は「国際銘茶品評会」で金賞を受賞したほど美味。
さらに、濃厚な甘みを出すために、茶畑に覆いを被して甘み成分の「テアニン」を残したのが「かぶせ茶」。霧の森菓子工房では、そのかぶせ茶をふんだんに使ったスイーツを販売しており、その一つが「霧の森大福」なのです。
これが「霧の森大福」だ!
抹茶でコーティングされた餅はそれ自体も抹茶が練り込まれており、その中にこしあん、さらに生クリームという4層構造になっています。しかも、通常は粉つけ機でまぶすところを、手作業で一つずつ、抹茶粉をこれでもかというほど纏わせます。「通常なら原価を気にして申し訳程度にうっすらまぶす抹茶ですが、当店はお茶の産地だからこそ心おきなくまぶします」。これで1個150円なんて、産地でしかあり得ない値段ですよね。
しかーしこんなに手に入りにくい大福、人生で口に入る機会なんてないんじゃねーか…?と思うことでしょう。それが、コロナの影響で販売スタイルに変化があったそうです!
奇跡的にネットで入手成功
そもそも生産量が少ないので店頭販売中心、余裕があったらネット販売も行っていたわけですが、コロナで出張販売と店頭販売分が減ったので、ネット販売に回す個数が確保できるように。
というわけで、日頃の行いの良さを存分に活かして(?)、見事ネットで入手しました!
開けてみると、うわー、緑!北海道出身の私が見たら、特別天然記念物であるところのマリモにしか見えませぬ(すみません…)。寸分の隙もなく抹茶で覆われています。フレッシュな抹茶の香りがします。
冷凍で届くので、「必ず冷蔵庫でゆっくり解凍してください。結露するので常温で解凍などもってのほかです」的な注意書きをよく守り、4時間ほどかけて解凍。最高の状態で食べたいですからね!
うわーやわらかい!この大福にくるまれて寝たいです。抹茶を練り込んだ餅はほろ苦く、甘さ控えめなこしあんとピュアな味のクリームが絶妙のバランス。とろける大福。飲める大福!
しかもなんと、通常はあまり大々的に事前告知をしないゲリラ販売なのですが、「みんなのごはん」にだけ、次回の抽選日を教えていただきました。
10月2日(金)午前10時まで、抽選販売を受け付けているそうです!
しかも当選者数は通常の倍の100名!!
抽選は10月2日(金)中に行い、その日のうちにHP上で当選者発表をします。
風が吹いて桶屋が儲かるではないですが、コロナの影響で大福が買えるようになる、てこともあるんですね!もちろんコロナが収束するのが一番ですが。
皆さんもコチラから抽選に参加してみてはいかがでしょうか!