こんにちは!食と料理の研究家、野菜ソムリエのキムラマサアキです。
今回は新潟県村上市の名物どんぶり、「ずどーん!」をご紹介します。
新潟県村上市で大人気「ずどーん!」って何?
「ずどーん!」とは、マグロの頭の様々な部位を豪快に乗せた丼、つまり「頭丼」という意味で、村上市の割烹食堂「いそべ」では大人気のメニューです。
「いそべ」に入店すると、「おいしいよ!!」の力強いキャッチコピーのポスター。大将のお子さんが描いたのでしょうか?「ずどーん!」が同店の看板メニューであることが伺えます。
「ずどーん!」というネーミングは、「ずどーん!」とマグロが乗っている豪快などんぶりの擬態語からくるネーミングと筆者は勘違いしていました。実はマグロの頭丼(ずどん)から来ていたのですね。
がっつり食べられお酒も飲める「割烹食堂」
店内を見渡すと、メニューがご飯もの、おつまみ、本日のおすすめ、お酒類の4つに大別できます。
メシをがっつり食べられ、酒もがっつり呑めてしまう。これが「割烹食堂」のスタイルなのですね。定食類のほか、ラーメンやそばもあります。
メニューは豊富で、どれもこれもそそられるラインナップです。
マグロの頭を豪快に乗せた「ずどーん(頭丼)」が登場!
店内をいろいろ見渡してる間に、ズドッドドーーーーーーン!っと「ずどーん(頭丼)」が登場!
新潟岩船産コシヒカリの上に、綺麗なグラデーション化したマグロの身がせめぎ合う様に乗ってるじゃありませんか?どこからどの様に食べるか迷うほどです。
お味噌汁と浅漬け、ウーロン茶が付いてきます。
少し多めな浅漬けもお気に入り、ナイスなアシストしてくれます。
日によって、あるいは仕入れ状況によって若干変わるらしいですが、本日の「ずどーん!」に乗ったマグロは、近海で獲れたマグロの頭のうち、脳天、カマトロ、顎、ほほなど4種。
醤油の小皿が付いておりましたが、僕はわさびを溶いた醤油をぶっかけて、グレコローマンスタイル(勝手な命名で意味ありませんが、口を丼につけて、かき込むスタイル)でいただきました。
部位によって食感や脂の入り方が違うため、最後まで飽きることなくいただけてしまいます。
部位によっては筋張っているのではないか?と思っていましたが、まったくそんなことは無く、きちんと処理されており大将の仕事の丁寧さと愛情を感じます。
お約束通り、一気に完食。
磯部大将の意気込み感じます。
JR坂町から徒歩2分くらい。駅を背にして左方向へ、至近です。
この看板が目印。
この看板が立ってる小道に入ります。そうすると左手にあります。
店先で村上市特産の「鮭」が迎えてくれます。
結論
「ずどーん!」は2015年9月末現在で、1,000円以下で提供できているようです。この内容で1000円でお釣りが来るとは安い!
人気が出るのもうなずけます。参りました!ごちそうさまでした。
数に限りがあるみたいなので、どうしても食べたい方はご予約を。マグロマニアは急げっ!
今回紹介したお店
割烹食堂 いそべ
住所:新潟県村上市坂町2505-4
TEL:0254-62-2476
書いた人
キムラマサアキ
新潟県で初めての野菜ソムリエ。食・料理・食育の講 演を多数開催、多くのメディアに出演、出稿。農商工連携6次産業プランナーとして活動中。