漢字はややこしいけど食べるとクセになる旨さ!「ビャンビャン麺」食べ歩きのすすめ

中国の陝西省の「ビャンビャン麺」をご存知でしょうか?この「ビャン」という字がとても複雑で、1文字で57画というややこしさ。引っ張って伸ばすという意味で、麺の生地を叩き付けて伸ばす時の音が「ビャン!」と聞こえることからビャンビャン麺というそうです。漢字の難しさが話題になることが多いのですが、ビャンビャン麺は食べてもとても美味しいのです。麺は幅広でモチモチ、タレは一般的にニンニクや花椒がきいていて黒酢ベース。今回はそんなビャンビャン麺を都内で食べ歩いてみました。ビャンビャン麺専門店の「秦唐記(しんとうき)」、生ニンニクの辛さがインパクト大の「菜々香(ななか)」、屋台スタイルの「平成福順」、辛さは控えめで後引く美味しさの「福龍菜館」を紹介します。まだそこまでメジャーな料理ではないですが、どのお店のビャンビャン麺も大変美味しく、食べ歩きがオススメです。(王子のグルメ中華

漢字はややこしいけど食べるとクセになる旨さ!「ビャンビャン麺」食べ歩きのすすめ

f:id:posoi:20190426004202j:plain

 

こんにちは! ほそいあやです。

皆さんは、西安料理の「ビャンビャン麺」という麺をご存知でしょうか。

平べったいきしめんのような麺に、ニンニクや花椒のきいたタレをからませた汁なし麺で、「ユーポー(ヨウポー)麺」とも呼ばれていることも多いです。

 

画数の多い漢字「びゃん」

少し前に、この「びゃん」という字が話題になったことがありました。クイズ番組でも取り上げられていたのを覚えています。

 

f:id:posoi:20190508135341j:plain

この料理にしか使わないらしいのにえらく画数の多い漢字

お習字に通っている夫に書かせてみたところ、「パーツが多くてバランスが取りづらくてムズい」とのこと。

引っ張って伸ばすという意味の漢字で、調理台に叩きつけて伸ばす時の音が「ビャン!」と聞こえることから来ているそうです。

漢字のインパクトで知られることとなった料理ですが、食べた人が増えたことでそのおいしさも知られ始め、最近は漢字ではなく料理そのものに注目が集まってきました。

私も最初に食べたときは感動しました。刀削麺のような太麺のモチモチ感と、ニンニクのきいたタレはくせになる!

ということで、今回は都内で4店舗のビャンビャン麺を食べ歩いてきました。

 

ビャンビャン麺の聖地的存在。八丁堀「秦唐記」 

f:id:posoi:20190425190311j:plain

都内でビャンビャン麺といえばここらしいですよ

八丁堀にある「秦唐記(しんとうき)」にやってきました。

 

f:id:posoi:20190425190308j:plain

ビャンビャンしてるぜ

壁には厨房の光景と同じ絵が描かれていました。

「ビャンビャン麺専門店」を謳うこのお店は、カウンター席のみ。日本の立ち食い蕎麦やラーメンのようにさっと食べて帰るスタイルです。

 

f:id:posoi:20190425190310j:plain

本来ビャンビャン麺は麺自体のこと指すので、これらすべてがビャンビャン麺だそうです。 

 

f:id:posoi:20190425190309j:plain

一般的にビャンビャン麺と呼ばれているのはこちらのヨウポー麺(油泼面)。 熱盛りと冷盛りが選べます。猫舌なので冷盛りにしてみました。

 

f:id:posoi:20190425190307j:plain

丼の絵、かわいい。具はさっと湯通ししたもやし、キャベツ小松菜、チャーシュー。

ちょっと意外だったのが、麺のゆで汁がついてきたこと。西安の人は胃腸をいたわるためにも飲むそうです。飲んでみると、当然ですが麺のゆで汁以上でも以下でもない味。でもスパイシーなビャンビャン麺にちょうどいい。

紙エプロンがついてくるのも嬉しかった。

 

f:id:posoi:20190425190306j:plain

普通盛りでも結構な量。成人男性のお腹も満たされることでしょう。食べきれるかなと思ったけど、黒酢がきいているせいか完食できました。香辛料もちょうどよくて、最後まで飽きないで食べられる味です。麺はモチモチで、ビャンビャン麺の中では細くて食べやすい。夜は麺の太さをリクエストできるそうです。

 

f:id:posoi:20190425190305j:plain

 チャーシューは台湾のルーローのよう。台湾グルメ好きにはたまらないですね。

 

f:id:posoi:20190425190303j:plain

食べ終わったら字を覚えて帰りましょう

紹介したお店

西安麺荘 秦唐記
住所:東京都中央区新川1-13-6 1F
TEL:03-6280-5899
営業時間:11:00~15:00/17:00~23:00(L.O. 22:30)
公式Twitter:https://twitter.com/biang_shintouki

 

大量の生ニンニクが辛くて強烈。王子「菜々香」 

f:id:posoi:20190425190325j:plain

北区王子にやってきました。「菜々香(ななか)」は昼間はランチ、夜はお酒と料理、そんなオーソドックスな中華料理屋さんです。 

一見してビャンビャン麺があるとはわかりません。

 

f:id:posoi:20190425190330j:plain

昼時はお客さんいっぱい。お得なランチ定食があるのと、麺が本格的なお店だからでしょうか。 

 

f:id:posoi:20190425190324j:plain

あった! ビャンビャン麺はこのようなごく普通の中華料理店にはなかなかないけど、ひっそりとあったりするんですね。

 

f:id:posoi:20190425190329j:plain

玉子スープと杏仁豆腐つきで780円とお買い得。

 

f:id:posoi:20190425190327j:plain

特徴は小松菜がどっさり乗っていること、生ニンニクのフレッシュさが半端ないことです。 

 

f:id:posoi:20190425190328j:plain

よーく混ぜていただきます! うひゃあ、辛い。唐辛子じゃなくて、ニンニクの辛さだ。このあと誰かと会うなんて日は食べてはだめです。

それでも食べたいという人は、注文時にニンニクの有無をきかれるので無しか少しにしてもらってください。

 

f:id:posoi:20190425190326j:plain

麺は幅広で、手作り餃子の皮のような食感。ニンニクの強さも相まってパンチのあるビャンでした。やっぱりおいしいな〜。

 

紹介したお店

菜菜香
〒114-0002 東京都北区王子1-17-1 114
1,500円(平均)700円(ランチ平均)

営業時間:11:00~15:00/17:00~23:00(L.O. 22:45)

 

 

ジャンクな雰囲気がたまらない屋台メシ。上野「平成福順」

f:id:posoi:20190425190323j:plain

アメ横で食べ歩きの際にはぜひ立ち寄ってほしいこのお店。このあたりに軒を連ねている中華屋台は、台湾や西安のファーストフードが充実しています。今流行のタピオカミルクティーもお手ごろ価格だし、マジで楽しいエリア。

 

f:id:posoi:20190425190321j:plain

「油泼手打面」というのがビャンビャン麺。「西安風ペペロンチーノ手打ちラーメン」と説明があります。そうか、言うなればペペロンチーノなのか。確かにニンニクと唐辛子の麺だ。

 

f:id:posoi:20190425190322j:plain

立ち席で食べるとよりいっそう現地感が高まる気がする。落ち着かないといえばそうなんだけど、美味しく感じるんだよなー。 アメ横屋台スタイルの醍醐味だ。

 

f:id:posoi:20190425190320j:plain

他のお店より明らかに雑な感じがすっごく食欲をそそられる。ここのもニンニクが野蛮な感じでいいな。でも菜々香よりはやさしめ。

 

f:id:posoi:20190425190319j:plain

雑な感じなんて言っちゃったけど、クオリティは確かなもの。よく絡んでおいしいタレ、麺も手打ちならではのみっしりしたモチモチ感。600円というリーズナブル価格だけど量はしっかり。お腹いっぱいになれます。

 

f:id:posoi:20190425190318j:plain

ラオガンマが置かれているのもポイント高い

紹介したお店

平成福順
〒110-0005 東京都台東区上野6-1-6 御徒町グリーンハイツビル 1F

営業時間:11:00~23:55(L.O. 23:30)

 

ちなみに、アメ横の食べ歩き記事でもこのお店を紹介してます。

上野・アメ横の食べ歩きグルメはこれだ!お花見の季節でなくても楽しめるおすすめ安うまグルメ10選

 

谷根千散歩で立ち寄りたい穴場。千駄木「福龍菜館」 

f:id:posoi:20190425190317j:plain

田端西日暮里千駄木の駅から10分程度。どの駅からも近くも遠くもない距離です。 

 

f:id:posoi:20190425190316j:plain

こちらも菜々香のようなオーソドックスな中華料理店。宴会できる系です。

 

f:id:posoi:20190425190315j:plain

ビャンビャン麺こと「陝西風味油そば」(750円+税)。玉子が添えられているのははじめて見ました。

 

f:id:posoi:20190425190314j:plain

一反もめんのような太麺。 味はしっかりするけれど、全体的にあまり赤くないです。黒酢がきいているタイプで、ネギ油の香ばしさも良い。一口食べるともっと欲しくなる。すごくバランスのとれたビャンです。

 

f:id:posoi:20190425190313j:plain

この、脂の少ないチャーシューが独特。ネギ油のかかったこの肉だけでお酒が飲めてしまいそう(と思ったら別メニューでちゃんとあった)。

 

f:id:posoi:20190425190312j:plain

辛さが足りなければ具入りラー油をどうぞ。途中から味変するのがおすすめ。 

ああおいしかった。帰ってしばらくしてからもまた食べたくなるビャンでした。

 

紹介したお店

福龍菜館
住所:東京都文京区千駄木4-15-10 水林ビル1F
TEL:03-5814-2600
営業時間:11:00~15:00/17:00~23:00

ビャンビャン麺、どれも安定してうまい

f:id:posoi:20190425190304j:plain

4店食べたけど、ハズレなく全部すごくおいしかった。麺は自家製でつねにモチモチだし、味付けはニンニクとカラシビと黒酢ベースなので、ぶれないのかもしれない。どこのビャンビャン麺もおいしいはずだから、とりあえず見かけたら頼めばいい、そんな料理として覚えておいてよいかもしれません。

 

著者プロフィール

f:id:g-gourmedia:20140710135612j:plain

ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/

 

ほそいさんの過去の記事はこちら

r.gnavi.co.jp

                             
ページ上部へ戻る