「もつカレー」こそ静岡育ちのソウルフード!「金の字本店」の「もつカレー煮込み」は酒が進みまくる最強のご当地グルメだ

静岡の有名グルメといえば、水揚げ量No.1のマグロ、あるいはお茶、みかんといったところを思い浮かべる方が多いかもしれません。そんな中、静岡育ちとしてあえて全国の皆様にオススメしたいのが「もつカレー」です。もつをカレーで煮込んだ酒が進みまくる最強のご当地グルメです。静岡市には「もつカレー」を出すお店がたくさんありますが、中でも元祖もつカレーの「金の字 本店」はそのクオリティの高さに定評があります。もつカレーを食べるためだけに静岡へ来る方が増えることを願ってやみません。 (清水のグルメ居酒屋

「もつカレー」こそ静岡育ちのソウルフード!「金の字本店」の「もつカレー煮込み」は酒が進みまくる最強のご当地グルメだ

 

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さくらももこ先生が食した(かもしれない)清水もつカレーとは?

私が住む静岡清水区が誇る国民的アニメと言えば「ちびまる子ちゃん」ですが、さくらももこさん作詞(作曲:細野晴臣さん、歌:ピエール瀧さん)の「まるちゃんの静岡音頭」では、このような一節があります。

 

「お茶とみかん お茶とみかん お茶とみかんと モツカレ~♪」
(引用: 「まるちゃんの静岡音頭」)

 

静岡=お茶」 → よくわかる
静岡=みかん」 → 全国3位の生産量なので、まあわかる
静岡=モツカレー」 → えっ?(笑)

 

このように、静岡県外の皆さんにとって、もつカレーはあまり馴染みがないのかもしれません。しかし、清水では「モツカレー」は長い歴史があって、とてもポピュラーなグルメなのです。

 

まぐろの水揚げ量日本一の港町・清水で、私は観光客の皆さんに、あえて「清水もつカレー」というソウルフードをおすすめしたい!まぐろも良いですが、ぜひこちらを味わっていただきたい!そんな思いが燃えたぎっております。

 

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もつが苦手な人も多いとは思いますが、ご安心ください!「清水もつカレー」の元祖「金の字 本店」さんのもつカレー煮込みは、もつ特有の臭みが全くなく、私も初めて食べた時は本当に驚きました。これには一体どんな秘密があるのでしょうか。

 

今回は、そんな「金の字」さんのもつカレー煮込みにスポットライトを当てながら、おすすめメニューも紹介させていただきます。

 

清水もつカレーの歴史

清水もつカレー」の元祖「金の字」さんのもつカレー煮込みは、1950年、初代・杉本金重さんによって、名古屋のどて煮をヒントに考案されました。60年以上も前から地元の人に愛されている看板メニューです。

 

現在では、JR清水駅前周辺の飲食店を中心に、多くの店舗でもつカレーを提供しており、「清水もつカレー祭り」と呼ばれるイベントも開催されるなど、まちおこしも盛んです。

 

ちなみに、JR清水駅周辺のお土産物屋さんでは「清水もつカレー」というレトルトを売っていますが、「金の字」さんとは一切関係ありません。「金の字」さんの味はお店だけで味わえるので、ぜひ実際に足を運んでみてくださいね。

 

超人気の「金の字 本店」とは?

JR清水駅西口からグルメ通りと呼ばれる道を数分歩けば、歴史ある風格の「金の字」さんが見えてきます。

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店内は、重厚感のある一枚板のカウンターを中心に35席ほど。奥には座敷があります。コの字のカウンターに囲まれているのは、もつカレー煮込みがたっぷり入った鍋です。

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もちろん、メニューはもつカレー煮込みだけではありません。串焼きを中心に、ポーク焼き・ロース焼き・なんこつ焼きなど、お酒に合うおつまみがヅラリ。

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二代目の重義さんと三代目の要平さんが、初代が考案したメニューを大切に受け継ぎながら、ご家族で経営されているアットホームな雰囲気の人気店です。北は北海道、南は沖縄までファンがいるそうで、遠方からのお客さんも少なくありません。

 

もつカレー煮込みはどれだけ人気?

もつカレー煮込みは、1日約200本ほど用意されますが、1人で10本食べる方もいれば、お土産で持ち帰る方もいるそうで、あっという間に売り切れてしまう日もあるそうです。 さすがは1番人気のメニューですね。

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「金の字」さんは、電話で席の予約ができますが(土曜日は座敷のみ)、実はもつカレー煮込みの予約もできます。売り切れが心配な方は確保しておいたほうが賢明でしょう。

 

徹底的な下処理

私が 「金の字」さんを取材させていただいて、一番感動したのは徹底的な下処理です。

 

もつカレー煮込み用のもつはなんと牛6頭分。毎日大量のもつを丁寧に処理しています。洗浄から串に刺すまで1時間半~2時間弱を要するとのこと。

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もちろん、この後カレーで煮込む段階がありますし、他の串焼きの仕込みもあるわけで、もつカレー煮込み用のもつの下処理だけで、1時間半~2時間弱かけるのは驚きです。

 

もつの臭みが好きと言う方もいらっしゃると思いますが、そもそも臭みの原因は汚れ。下処理が甘い為、臭みが出てしまうそうです。

 

お店によってはすでに茹でられた冷凍のもつを使っているお店もあるそうで、そういった下処理を業者任せにしている場合は、汚れを落としきれていないことも多いとか。

 

「金の字」さんは、もちろん生の内臓を使っていますが、手間を惜しまないひたむきさと家族経営によるスムーズな連携プレーで、この大変な下処理を当たり前のように毎日こなしているんですね。これぞ職人魂。これこそがもつカレー煮込みの美味しさの秘密だったのですね。

 

もちろん、他の部位の処理も怠りません。皮もせせりもタンも徹底的に処理をします。うむむ、これを毎日やるのは本当にすごいことですよね。

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もつカレー煮込みの仕上げ

さて、毎日継ぎ足していく伝統のカレースープで煮込むこと弱火で約2時間半、独特なカレーの香りが厨房に立ち込めます。もつカレー煮込みは、仕上がり万全の状態。

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出来たてほやほやのもつカレー煮込みを試食させてもらいました。全く臭みのないもつはほどよい弾力。カレーはスパイシーで、ちょっぴりビターな味わいでした。

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もつカレー煮込みはお酒に合います

スパイシーなもつカレー煮込みとビールが合わないはずはありません。手の汚れは気にせず、ガッと串を持って、スッともつを口に入れ、グイッとビールを流し込むのが粋。

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食べてみるとよくわかりますが、もつカレー煮込みのカレーソースは、お酒に合わせたカレーなので、ライスにかけるカレーとは全く異なる味わいです。

 

もつカレー煮込みだけじゃない

静岡市民には「金の字=もつカレー煮込み」というイメージがありますが、いえいえそれだけではありません。

 

こちら、三代目の要平さんがおすすめしてくれたポーク焼き。日本酒と香味野菜で3日間漬け込んで柔らかくしているそうです。手間がかかっているこだわりのメニューですね。

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見てください、このきれいな断面を!火の通りが絶妙。食べてみると驚くほどの柔らかさ!「金の字」はもつカレー煮込みだけじゃないぞと言わんばかりのインパクトです。

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バター醤油は濃いめの味ですが、全くしつこくなく一気に平らげました。付け合わせのセロリの爽やかさも全体的なバランスを整えていますね。

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個人的にはこちらのとりさしもおすすめ。新鮮な鶏と玉ねぎのほどよい辛みがマッチします。生姜・にんにく・ねぎの薬味で楽しみ方も広がりますね。

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まとめ

「金の字」さんの徹底した下処理を見れば、人気店なのも頷けます。もつカレー煮込みは、もつが苦手な人にこそ、ぜひ味わっていただきたいです。驚きますよ!

 

最後に、三代目の要平さんから読者の皆さんへメッセージ。

清水は港町ですが、昔から焼き鳥屋をやっています。よろしければ、お立ち寄りください」

 

港町でありながら、昔から愛されるもつカレー煮込み、そして「金の字」さん。賑わいを見せる店内で、一人カウンターに座り、アットホームな雰囲気に浸った時、私は常連さんの気持ちがよくわかった気がしました。

 

紹介したお店

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店名:金の字 本店
住所:静岡静岡清水区真砂町1-14
電話番号:054-364-1203
営業時間:17:00~21:00
定休日:日曜・祝日
席数:35席
支払方法:現金のみ(クレジットカード不可)
喫煙席:全席喫煙可能
駐車場:近隣に有料駐車場あり

r.gnavi.co.jp

 

プロフィール

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Hanagex

静岡静岡静岡が大好き」

Twitter:https://twitter.com/hanageworks

                             
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