こんなカタいうどん、1kgも食えるのか…?池袋「武蔵野うどん うちたて家」でゴワッゴワの剛麺と格闘してきた【フクちゃんのメガ盛りグルメ vol.18】

「武蔵野うどん」をご存知でしょうか?武蔵野うどんとは東京都の多摩地域と埼玉県西部に伝わるうどんで、とにかく麺の弾力、歯ごたえがあるのが特徴です。今回は池袋で美味しい武蔵野うどんを食べられる「武蔵野うどん うちたて家」へお邪魔してきました。看板メニューの「肉汁うどん」はじめ「カレー汁うどん」「味噌煮込みうどん」などを取り揃え、麺の量を普通盛り~1kgまで選べます。今回は「みんなのごはん」が誇るメガ盛り戦士こと「フクちゃん」が、カレー汁うどんの1kgに挑戦してきました。(池袋のグルメランチ

こんなカタいうどん、1kgも食えるのか…?池袋「武蔵野うどん うちたて家」でゴワッゴワの剛麺と格闘してきた【フクちゃんのメガ盛りグルメ vol.18】

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「全てのメガ盛りグルメの実態を俺が暴く!」

そんな崇高な信念のもと、メガ盛りグルメを巡り続けるフクちゃん。「みんなのごはん」が誇るメガ盛り戦士である。「ネット上で話題のメガ盛りははたして本当にメガ盛りなのか?」と実態を暴くべく、体(とお財布)を張って検証している。

 

これまで隣でフクちゃんの挑戦を見てきて、ある程度は得意不得意が掴めてきた。基本的に人類みんなそうなのかもしれないけど、フクちゃんが得意としているのはカレーハンバーグご飯。つまりあまり噛まなくて良いものだ。一方で、圧倒的に不得意なのは麺。特に麺は噛みごたえのあるものが苦手なよう。以前はつけ麺でチャレンジに失敗している(そして「ラーメンならイケたのになぁ~」と負け惜しみを言っていた)。

 

さて、今回向かうのは池袋「武蔵野うどん うちたて家」。みなさんは武蔵野うどんをご存知だろうか。武蔵野うどんとは東京都の多摩地域と埼玉県西部に伝わるうどんで、とにかく弾力、歯ごたえがスゴいのが特徴だ。

したがって、フクちゃんの挑戦も相当な困難が予想される

そう、実はフクちゃんが苦手を克服できるよう、今回のお店は筆者がセレクトして差し上げたのだ。「余裕で成功し続けているから原稿書くのがツラい」とか「そろそろ失敗回を挟んでおきたい」とかそういった大人の事情ではなく、ただ純粋に、フクちゃんのさらなる成長を願ってのことである。

 

カレーうどん1kgに挑戦することに

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というわけで、池袋のうちたて家にやってきた。お店は南池袋のほうで、ジュンク堂の近くにある。店頭の写真は普通のうどんとさして変わらない……ように見える。

店内に入る前に、券売機で食券を買おう。

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もりうどん(ざるうどんのようなもの)やみそ煮込みうどんもあるが、基本的にはつけ汁方式だ。どのメニューを選ぶかは、メガ盛りをクリアするにあたって、きわめて重要な問題である。

メニューを選んだら、次は麺の量だ。うちたて家では下記の5段階から選べる。

普通盛り:400g
大盛り:500g
特盛り:600g
2枚:800g
1kg:1kg

もちろんフクちゃんには1kgに挑戦してもらう。

フクちゃんが選んだメニューはというと、「カレー汁うどん」(1kg・1330円)だ。しょうゆの味が続くと後半がキツそうだからという理由とのこと。加えて、「カレーは裏切らない」だそうです。

ここまでは良かったのだが、フクちゃんから衝撃発言が飛び出した。

「実は昨日と一昨日、カレーうどん食べたんですよ」

……え?カレーならまだしも、カレーうどんが3日続くなんてことある?しかも今回のチャレンジ、何ならカレー以外も選べたよね???

と、各方面からツッコミを入れたくて仕方ないのだが、カレーうどん美味しいから仕方ないよね。 

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▲こちらがカレーうどん3日目の男です。

筆者はナスが食べたくて仕方なかったので「鴨汁うどん」(普通盛り・980円)、もう1名の取材同行者は「肉汁うどん」(特盛り・1030円)を注文。食券を店員さんに渡して、これからやってくるうどんに思いを馳せる。

フクちゃんはいつもの自信満々といった様子ではなく、これからやってくる麺1kgをとにかく不安そうに待っていた。「噛みごたえのある麺って大丈夫かな……」と、苦い思い出のある麺だからか、いつものあの根拠ない自信がなかなか持てないようだ。

 

ところで、料理が到着するまで待っていると、あることに気づいた。店内が静かなのだうどん屋さんで初めて体感する静寂……なんだこれは。もちろん店員さんの「お待たせしましたー!」なんて声は普通に聞こえるのだが、そうじゃない。何かが違うぞ?と首をかしげながら待つ。

 

うどんのコシが強すぎて、すすれない

店内が異様に静かな理由は、麺を食べてから知ることになったのである

とりあえず、写真を見てほしい(この写真は筆者の普通盛り)。

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剛麺すぎる。「芯の強さ」が伝わるだろうか。

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麺を持ち上げてみても感じる、このコシの強さ!重てえ!

そうこうするうちに、フクちゃんの1kgも到着。1kgの麺がせいろ3枚に分けられていたので、ビジュアルのインパクトはそんなにないのだが、「わーこんなに(この剛麺を)食べられるのかな!」って他人事ながら自然と思ってしまった。

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▲写真撮影するフクちゃん。

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▲フク「あっ、持ってみると意外と重いですねw」。でしょうね。

運んできてくれた店員さんいわく、「1kgなんて余裕余裕!前はね、すっごいガリガリの若い男の子が9枚ペロッと食べて帰ったんだから~!」とのこと。9枚とはつまり3kgである。知らない世界すぎて「そうなんですかぁ~!」以外に何も言えなかった。

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いただきます。

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▲麺にカレーがよく絡む!

見た目からも伝わってくるコシの強さ。「武蔵野うどんは歯ごたえがスゴい」という知識を持っていても、実際に食べてみるとかなりビックリする。これ、うどんっていうか、もはやグミだ。いや、しかしこれがウマい……!アゴが弱い人は麺1本目で疲れると思うけど。

これ、うどん選手権のうち、弾力部門があったら間違いなく日本一に輝く。すするどころか、2本同時に食べられない。1本ずつ慎重に口に運ぶほかないのだ。なんてハードボイルドな食べ物なのだろう(柔らかく茹でてもらうこともできる)。

そう、お店が静かだったのはこういうわけだ。「なんか足りない」って思ったのは、あのズルズル音が聞こえてきていなかったせいなのだ。ズルズル音、そりゃあ聞こえないわ。すすれないもんね。

フクちゃんもこの弾力には驚いたようで、「これ、本当にうどんですか……?(震え声)」とつぶやいていた。今回のチャレンジの行く末が心配になる表情だ。麺はたしかにグニグニな弾力なのだが、彼には強い味方がいる。そう、カレーのつけ汁だ。

フクちゃんいわく「このカレー、けっこう辛いですね。辛いのはそんなに得意じゃないけど、これはついつい箸が進んじゃうなぁ」とのこと。うん、やっぱりイケそうだ。カレーというと、家で作るカレー、インドカレータイカレーなどさまざまあるが、今回のカレーはどちらかといえば家庭料理のカレーに近いらしい。具は玉ねぎとお肉。とろっとろの玉ねぎが美味しそうだった。 

 

他のメニューも紹介しておこう。

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▲取材同行者が頼んだ肉汁うどんのつけ汁。

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▲筆者が頼んだ鴨汁うどんのつけ汁。鴨肉が沈んでしまっているが、ナスにネギにえのきに、大サービスである。最高すぎる。泳ぎたい。

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▲せっかくなので、沈んでいた鴨肉もお見せしておきますね。プリップリで美味しかったー。

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▲やっぱりグニングニンの麺はすすれない。麺肌はすべすべツヤツヤしているが、一気にほおばると大惨事になると思う。少しずつ口に運び、ゆっくり噛みしめて食べよう。ゆっくり噛んでいるとわかるが、麺自体が味わい深くて美味しい!うどんとは別ジャンルの食べ物として捉えたら良いと思う。

 

うどんの歯ごたえ、全然慣れない

さて、フクちゃんの様子はどうだろう。苦手ジャンルである「噛みごたえある麺」に、さぞかし苦戦しているに違いない……!

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と思いきや、意外に順調。黙々と食べ進めている。せいろを1枚、そしてまた1枚……きわめて順調だ。やっぱりカレーすごい。「麺の歯ごたえに全然慣れないですw」とおもしろがりながら食べていた。たしかにこの食感おもしろい。

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3枚目に突入したあたりで、「アゴが疲れてきました……」と少し弱音を吐く。あと、せいろ3枚ともなると、つけ汁の消費が早いらしい。カレーライスでもだいたいご飯が余りがちであるが、武蔵野うどん1kgに挑戦するならつけ汁の節約をオススメする。

 

そんなこんなで……

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途中で弱音を吐いたりもしたけれど、無事完食です。ほんと、なんていうか、特にドラマがなくて申し訳ないのですが、ペースが落ちることなくスムーズに完食。フクちゃん、3日連続だったにもかかわらず「カレーうどん、やっぱり最高ですね」と満足げであった。

 

↓今回、フクちゃんが順調に食べ進める様子をタイムラプス動画に収めてみました。

動画では気持ちよく完食!……しかし、実は武蔵野うどんの怖いところは食べた後なのだ

胃に入れるまではけっこうスムーズなのに、入った後がスゴい。というのも、胃で膨れるから。お店を出た後に、全員が「うおおお…すげぇ腹いっぱい……」って歩行困難になった。誰より食べたフクちゃんは「はちきれる……ねっころがりたい……」と苦しそうにしていた。そりゃそうだ。店員さんの言っていた「3kg食べた青年」はまじで何者だったんだろう……。

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うどんを食べたらつけ汁を割っていただく。いま思えば、この水分が胃の中の麺を膨らましたんだろうな……。美味しいから全然後悔していないし、今後もやめられないけど。

 

まとめ

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というわけで、今回も無事に完食したので、お店の前でドヤ顔を撮影。1kgの武蔵野うどん、見た目はたいしたことないように見えるかもしれないが、その重量感は本物だし、胃に入ったあとの「ここにいるよー!」って存在感がハンパない。うどんってやっぱりコスパが良い食べ物なんですね。

武蔵野うどんはツルツルっといけるわけではないが、もちもち系の食感が好きな人はけっこうハマると思う。ランチタイムは近所で働いていると思しき男女がひっきりなしにやってきていた。

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▲店頭ではうどんを打っているところを見られる。うどんの主な材料は小麦と水と塩。たったこれだけとシンプルなのに、地域によってこんなに違うなんて。うどんって奥が深い食べ物ですねー。

 

武蔵野うどん、これまであまり食べる機会がなかったが、筆者は個人的にドハマりした。あの食感、なかなかクセになる。うちたて家には「もりうどん」なんかもあるので、次回はストイックに麺を楽しんでみようとひそかに思っている。

新たなうどんの世界を切り拓ける「武蔵野うどん うちたて家」、ヤワなうどんじゃ満足できなくなってしまった人に、ぜひあのうどんを食べてみてほしい。

 

紹介したお店

店名:武蔵野うどん うちたて家
住所: 東京都豊島区南池袋3-13-17

r.gnavi.co.jp

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

フクちゃん過去の挑戦はこちら

                             
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