宇治の食べ歩きはこれで決まり!観光しながら名物グルメざんまいをどうぞ

京都・宇治でオススメの食べ歩きグルメを紹介します。平等院と抹茶で有名な宇治は、観光しながらの食べ歩きにピッタリの街。人気の宇治抹茶を使ったソフトクリームやコロッケ、茶団子といった名物グルメのほか、ひやしあめやパンなど美味しいものが盛りだくさんです。平等院鳳凰堂のほかにも、宇治神社、宇治上神社、源氏物語ミュージアムなど観光スポットがありますので、京都を訪れた際には足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?(宇治のグルメ

宇治の食べ歩きはこれで決まり!観光しながら名物グルメざんまいをどうぞ

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数々の観光名所がある京都。市内だけでもまわりきれないほどの観光スポットがありますが、今回オススメしたいのは宇治です!

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京都の人たちからはしばしば「宇治って京都じゃないよね」「宇治って遠いよね」とdisられることがあります。しかし、私はそれが悔しかった。なぜなら、宇治にも圧倒的な京都イズムが湧き出ているからです!

遠い遠いといわれる宇治は京都駅から電車で乗り換えなし約30分、意外とアクセスしやすいんですよ。ほどよい穴場感があって、観光スポットがコンパクトにまとまっているのもオススメなポイントです。

観光スポットとしては、10円玉にも描かれていることで有名な「平等院鳳凰堂」はじめ、宇治川を挟んで向かい側に「宇治神社」や「宇治上神社」といった神社仏閣もあります。宇治は「源氏物語」の「宇治十帖」の舞台となったことから「源氏物語ミュージアム」もあるんですよ。余談ですが、最近はなんともいえないPR動画を公開して話題になっていました。宇治市は公式さえも懐が深い……!

ほら、すごいでしょ?宇治はまさに京都の歴史を今に伝える観光スポットなのです!

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さらに、食べ歩きの街としても宇治はとにかく優秀!香り高い抹茶やほうじ茶を使ったグルメから日本一の呼び声高いパン屋さんまで、美味しいものが勢ぞろいなのです。というわけで今回は、そんな宇治で実際に13店舗を食べ歩いてきました。記事の最後には、宇治観光する際に役立つグルメマップも用意しましたので、ぜひ遊びに行くときの参考にしてみてください。

■宇治のグルメ情報、食べ歩き以外にもこちらで日々更新中ですよ 

 

1.【茶そば】「真手打そば処 ながの」は「いなりセット」がオススメ

宇治といえば抹茶、抹茶といえば宇治。そんな切っても切れない関係の両者ですが、宇治では茶そばを出すお店が非常に多いです。そんななかで特にオススメしたいのが、「真手打そば処 ながの」。

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「真手打」と銘打つだけあって、本当に店頭で手打ちしている様子を見られます。もちろんそばは鮮やかな緑色!(普通のおそばもあります)

こちらの人気は、いなり2個とセットになった「茶そば定食」(1400円・税込)。

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茶そばはひと口含むとお茶の香り!思っている以上にお茶の香りがふわわ~んと広がります。最初はつゆをつけずに食べてみてくださいね。少し甘めのつゆもクセになる味わいです。喉越しが良くて、つるつるつるっと食べられてしまうので、いつの間にかおそばがなくなってしまいます……。

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セットのいなりの中身はご飯かと思いきや、こっちもおそばなのです!怒涛のそば尽くし。いなりの中には、通常のおそばと茶そばがミックスされてパンパンにつまっています。味付けは冷やし中華に似ているのですが、こってりしすぎずあっさりしすぎず、バランス良い一品。ゴマのプチプチした食感もアクセントになっていて美味しいです。

 

店名:真手打そば処ながの
住所:京都府宇治市宇治蓮華25
TEL: 0774-21-2836
URL:https://r.gnavi.co.jp/2dwj8e3x0000/

 

2.【コロッケ】揚げたてホックホクで甘い!「肉のはりよし」が最高

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食べ歩きの定番といえば、やっぱりコロッケ!宇治橋通商店街、風情ある建物の「中村藤吉本店」すぐそばにある「肉のはりよし」では、宇治らしく抹茶を練りこんだコロッケをいただけます。

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お店に入ると、こんな感じで食べ歩きにピッタリな揚げ物たちが並んでいます。好きなのを選ぶと、その場でお店の方が揚げてくれますよ。2~3分ほど待つと、揚げたてアッツアツのコロッケにありつけるわけです。

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今回は「抹茶コロッケ」(130円・税別)と「肉入りコロッケ」(120円・税別)をセレクト。

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外側はガリッと、中はほっくり。コロッケの味の感想としてきわめて一般的な表現かもしれませんが、そのコントラストがハンパじゃないのです。粗めのパン粉を使っているからか、サクッというより「ガリッ」とした噛みごたえがあって、お芋のホクホクさと甘さがよりいっそう際立ちます。

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抹茶コロッケのほうが少しねっとりした食感で甘め。見た目もきれいだし、女の子から評判よさそう。肉入りのほうは味付けがしっかりしているので、ビールも合いそうです。毎日食べても飽きないだろうな……というド定番な味で、どこかホッとしますよ。

 

店名:肉のはりよし
住所:京都府宇治市宇治塔の川3
TEL: 0774-21-2816

 

3.【ソフトクリーム】「ますだ茶舗」で香り高いお茶ソフトを食べちゃおう

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1912年創業の老舗茶舗です。こちらで食べたいのは「ソフトクリーム」!抹茶とほうじ茶の2種類があります(各300円・税込)。抹茶は抹茶ソフトクリームに抹茶パウダー、ほうじ茶はほうじ茶ソフトクリームにほうじ茶パウダーをたっぷり振りかけてくれます。

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これが世紀の大発明レベルで美味しいんです。パウダーをかけることによって、なんといっても香りが格段に良くなります。そして甘ニガい大人の味へ昇華。これでもか!とたっぷりパウダーを振りかけてくれる気前の良さも最高です。ただし、むせないように注意!

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イートインでいただける「宇治氷」「ほうじ氷」といったかき氷も激シブで美味しそうでした。あと「抹茶アフォガード」「ほうじ茶アフォガード」なんてオシャレなメニューも気になる。

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ポスターがデデーンと貼ってある「抹茶 or ほうじ茶カプチーノ」。こちらには、お土産にもなるタンブラーがついてくるのですが、この鳳凰がデザインされたタンブラーがかわいいのです……!今度来たら買っちゃいそう。

 

店名:ますだ茶舗
住所:京都府宇治市宇治蓮華21-3
TEL:0774-21-4034
URL:https://r.gnavi.co.jp/f5fexyp60000/

 

4.【スイーツ】ぷるっぷるで甘さ控えめ!「中村藤吉本店」で「生茶ゼリイ」を食べるべし

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宇治には数多くのお茶屋さんが並びますが、中村藤吉本店は老舗中の老舗。安政元年、1854年の創業です。そうです、「安政の大獄」の安政で間違いありません。井伊直弼の時代からあったんですね。

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こちらは平等院店。本店が混んでいたら平等院店がオススメです。

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テイクアウト用の「生茶ゼリイ」を購入。写真左は抹茶(390円・税込)、写真右が季節限定の新茶(450円・税込)です。このほかにほうじ茶(390円・税込)もあり。

ゼリーの上に、白玉とあんこをトッピングして食べます。これのうれしいポイントは、自分自身で甘さの調整ができるところ。ゼリー単体で食べると、ツルっとした食感にお茶の香りがしっかりと閉じ込められています。

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ゼリーはシロップにつかっていますが、甘すぎず、お茶の「旨味」を感じられます。玉露とかの高級なお茶を飲むと旨味を感じますが、まさにアレです。甘いものが苦手という男性にも喜ばれそうなスイーツ。あんこも上品な甘さで、全然クドくない。白玉も予想をはるかに超えるもっちもち具合です。百聞は一食にしかず。ぜひお試しあれ!

 

店名:中村藤吉本店
住所:京都府宇治市宇治壱番10
TEL:0774-22-7800
URL:https://r.gnavi.co.jp/ma0jcadc0000/

店名:中村藤吉本店 平等院店
住所:京都府宇治市宇治蓮華5-1
TEL:0774-22-9500

 

5.【茶団子】むっちむち食感でお茶の味が濃い!「宇治川餅本店」

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宇治には茶団子のお店が数多くあり、どこも個性があっておもしろいのです。抹茶の茶団子のみのお店、1本で抹茶とほうじ茶と煎茶の3種類を楽しめる茶団子のお店など、本当にたくさんお店があるので、食べ比べて好きなお店を見つけるのも楽しいです。

茶団子を出すお店は数あれど、この宇治川餅 本店にはぜひ寄ってみてほしいです。JR宇治駅のすぐ近くにあります。ここの茶団子は抹茶とほうじ茶の2種類。バラ売りだと1本50円・税込です。

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なぜオススメかというと、そのむっちむち加減と、お茶の香りの芳醇さ。むぎゅっとお団子をかみしめると、お茶の香りがふんわりと広がります。甘さ控えめなのもうれしいポイント。

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写真の色も「お茶いっぱい入ってる」感ありますよね。食べてみると、見た目を裏切らないお茶感ですよ。

 

店名:宇治川餅 本店
住所:京都府宇治市宇治妙楽180-4
TEL:0774-22-8328

 

6.【茶団子】上品な甘さで万人ウケしそうな「宇治駿河屋」はお土産にも◎

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茶団子パート2を紹介します。こちらは「宇治駿河屋」さん、風情のある建物が目印。こちらの茶団子も有名です。

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こちらの茶団子は100円(税込)。歯ごたえはそこまで強くなく、上品な甘さのお団子です。お茶の風味も強い!むっちむちというよりはソフトなもっちもち具合。お土産に買って帰っている人も見かけました。

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暑い日にぴったりの「グリーンティ」(1杯200円・税込)もあります。これ見るとついお茶をグビグビと飲み干したくなりますね……。

 

茶団子のほかにも「茶の香餅」というお菓子があり、そちらもオススメ。やわらか~いフワンとしたお餅に、抹茶きな粉がたっぷりとまぶされているお菓子です。

 

店名:宇治駿河屋
住所:京都府宇治市宇治蓮華41
TEL:0774-22-2038
URL:https://r.gnavi.co.jp/jaezycca0000/

 

7.【抹茶】歩きつかれたら「福寿園 宇治喫茶館」でお茶を一服

宇治川沿いをお散歩して一息つきたくなったらここ、「福寿園 宇治喫茶館」へどうぞ!しかしすみません、外観を撮り忘れました……。言葉で補っておきますと、宇治川を一望でき、広々としたとても気持ちの良い店内です。

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この日は少し肌寒かったため、写真左「ピーチ宇治煎茶」(270円・税込)と、写真右「薄うす宇治抹茶<ホット>」(324円・税込)をいただきました。

ピーチとお茶?と思われるかもしれませんが、すっきりしていて飲みやすい!桃の香りがお茶に合います。ほっと一息つくのにぴったりな香りでした。薄うす宇治抹茶のほうはゴクゴクいけてしまうほど飲みやすいです。渋くないので、「お抹茶は苦くてちょっと……」という人にもオススメ。

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宇治煎茶は種類がたくさん。レジ横にティーバッグがあるので、注文前に香りをかいでみて、好きなものを選ばせてもらえますよ。お土産用もあるので、気に入ったものは買って帰れます。外箱もカラフルでかわいいですよね。

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コバラがすいていたら、お茶と一緒に、煎茶の佃煮が入っている「宇治茶おにぎり」(1個194円・税込)を頼むのも良いですよ~。

 

店名:福寿園 宇治喫茶館 
住所:京都府宇治市宇治塔川1-1
TEL:0774-20-1105
URL:https://r.gnavi.co.jp/ghwekf1j0000/

 

8.【ひやしあめ】暑い日は「憩和井 平等院店」でキーンと冷えたひやしあめを

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平等院表参道にある「憩和井(いわい)」です。こちらは宇治に本社を置く飴屋さん、岩井製菓の直営店舗。道路沿いで販売しているのが、こちらの「ひやしあめ」(162円・税込)。京都に限らず関西では夏の定番ドリンクとして親しまれていますが、東京ではあまり見かけませんよね。

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ガツンとショウガの効いた甘~いひやしあめは店頭で試飲もさせてもらえます。キーンと冷えていて暑い日にピッタリ。このひやしあめを家でも作って飲める「ひやしあめの素」(864円・税込)もお隣で売っています。

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憩和井にはイートインスペースもあります。こちらの名物は「鳳凰パンケーキ」(980円)とのことです。立派な鳳凰が抹茶パンケーキの上に鎮座しておられます……!

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店名:はんなりかふぇ・京の飴工房 憩和井(いわい) 
住所:京都府宇治市宇治蓮華5-6
TEL:0774-23-0050
URL:https://r.gnavi.co.jp/6kd9e1ju0000/

 

9.【たこ焼き】ソースの奥に抹茶の香りがする不思議なたこ焼き「蛸Q」 

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こちらも平等院表参道のお店「蛸Q」。「抹茶たこ焼き」という強そうなワードが看板に躍っています。たこ焼きに抹茶を入れても色だけ緑になって、結局ソースの味しかしないのでは?と思っていたら……、

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不思議なことに、ソースの遠くに抹茶がちゃんと感じられました。ちょっと笑ってしまった。抹茶マヨのおかげもあるのでしょうか。上にかかったかつおぶし粉にも負けてないって、お茶スゴい。抹茶たこ焼きは4個350円、6個500円、8個600円、10個750円(いずれも税込)です。

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こちらは「抹茶餃子」(6個380円・税込)。皮にも抹茶が練りこんであるうえ、さらに抹茶塩をつけていただきます。怒涛の抹茶推しです。餃子はお隣の「ラーメン 田中九商店」と共通のメニューでした。田中九商店には「抹茶ラーメン」なるメニューもあり、外国のお客さんで超絶にぎわっていましたよ。 

 

店名:京都宇治 蛸Q(たこきゅう)
住所:京都府宇治市宇治蓮華9-1
TEL:0774-22-5797

 

10.【うなぎ】ふっくらウナギともちもちおこわがクセになる「鮎宗」

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「鮎宗」と書いて「あいそ」と読みます。店内はとってもレトロで、リアルに「ボーン」と鳴る振り子時計があります。

ここの名物はなんといっても「鰻いい蒸し」(450円・税込)。宇治に来たら絶対に食べてほしい一品です!ここでしか食べられないんですよ。

店頭で「鰻いい蒸し1つください」と言うと、「ふかしますか?お持ち帰りですか?」と聞かれます。その場で食べる場合はふかしてもらいましょう。ふかすのは10~15分ほどかかります。

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お持ち帰り用は冷凍されていて、お邪魔したときはちょうど観光客の方が10個ほどおみやげに購入されていました。その気持ち、とてもよくわかる。

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ふかしたての熱々な鰻いい蒸しをオープン!ふわっふわなうなぎの下には、もっちもちなおこわ。おこわには山椒の実が炊き込まれています。うなぎと山椒の相性って本当に良いですよね。うなぎのタレはそこまで甘くなく、スッキリした味わいです。山椒のさわやかな風味も相まって、お腹いっぱいでも軽く3個は食べられそう……。これだけのために宇治へ行きたくなるほど、個人的には大好きなメニューです。

道路を挟んで向かい側にも食べられるスペースが。こちらでは宇治川を眺めながらまったりと食事できますよ。

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店名:鮎宗(あいそ)
住所:京都府宇治市宇治塔の川3
TEL: 0774-22-3001
URL:https://r.gnavi.co.jp/85h5jk1h0000/

 

11.【唐揚げ】気づくと手が止まらない…!素朴な味の「鳥菊本店」 

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宇治橋通商店街の宇治川寄りにある「鳥菊本店」。店名からわかるとおり、鶏肉あるいは卵を使った食べ歩きグルメがあります。

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「チューリップ」(1本75円とか安い)なんかも好きなんですが、お店的に推しているっぽいカップ入りの「から揚げ」(200円・税込)を購入します。

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見た目はいたって普通の唐揚げなのですが、宇治一・油っぽすぎなくて胃にやさしい唐揚げです(個人的な見解)。

……これは書いていいのかわからないのですが、衣がベ○ースターの味。「肉汁がほとばしる」とか「ジューシー!」とか、そういった言葉では表しきれない、魔力を持った唐揚げで、なぜか無性に食べたくなります。

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店名:鳥菊本店
住所:京都府宇治市宇治妙楽174-15
TEL:0774-21-2436 

 

12.【パン】お茶のパンがずらり並ぶ「モグモグベーカリー」は地元に根付いた実力店

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宇治のパン屋さん「モグモグベーカリー」です。「お茶のぱん」という看板が出ていますが、看板に偽りなく、お茶をふんだんに使ったパンがたくさん並んでいます。

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数々あって超絶悩みますが、「茶壺」(220円・税別)という人気パンを紹介します。

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この茶壺、中に入っているのは、もちもちの求肥とお茶入りあんこ!外側のクッキー生地(メロンパンと同じような甘い外側部分)にもお茶がたっぷり入っています。パン自体のレベルも高く、底のデニッシュ部分もふわふわで美味しいです。

 

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甘いパンが苦手という人は「抹茶リュスティック」(200円・税別)がオススメです。ハード系パンで、リベイクするとクラスト(皮)はパリッと、クラム(中身)はもっちり、抹茶の香りもしっかり感じられます。中には黒豆も入っていて満足度も高いです。

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もちろん抹茶以外のパンも充実しています。地域密着のパン屋さんといった雰囲気です。さすが、パン消費量日本一の京都ですね。

 

店名:モグモグベーカリー
住所:京都府宇治市宇治妙楽26-1
TEL:0774-24-1267
URL:https://r.gnavi.co.jp/kpjpp6j20000/

 

13.【パン】「たま木亭」には確実に立ち寄るべし!何買っても美味しい名店

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さて、最後になりますが、絶対に絶対に絶対に外せないパン屋さんを紹介します。名を「たま木亭」。いわずと知れた名店中の名店です。しかも通販を一切行っていないことから、正真正銘、宇治でしか買えないパンなのです。ちなみに、モグモグベーカリー(ベーカリータマキ)の先代ご主人のご子息が、たま木亭のご主人です。

たま木亭は、宇治駅の隣駅、黄檗(おうばく)駅にあります(JR黄檗駅からは徒歩5分、京阪黄檗駅からは徒歩6分)。お店の周辺には計5ヶ所も駐車場が用意されていて、車で来る人もかなり多いです。目の前には、近代的な建物でカッコイイ、京都大学の宇治キャンパスなんかもあります。たま木亭が目の前にあるキャンパス、学生たちがうらやましすぎる……。

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ずらーっと並ぶパンたちにテンションが爆上がること必至。「買っていいのは5つまで」と決めていたとしても、気づけばトレーの上はパンで埋め尽くされています。あれもこれも、といった具合にめちゃくちゃ迷うので(その時間さえも幸せなわけですが)、たま木亭オフィシャルHPのこのページを眺めておくと良いでしょう。

といいつつ、オススメを紹介します。マストで購入すべきは「パンシュー」(220円・税別)。ごろっごろの角切りベーコンとじゃがいも、ガーリックバターを包んだという一品。これが本っっっ当に美味しいんです……!

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ジューシーすぎるベーコンは軽く8個くらい入っていますので、超ボリューミー。でもあまりの美味しさにどんどんかぶりついてしまって、気づくとペロリとたいらげてしまいます。

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具もさることながら、パンの美味しさにも驚くはず。小麦の香りがしっかり感じられる、最高のコンディションのパンです。……と、食べ歩きの記事で恐縮なんですが、パンシューは家でリベイクして食べるのがオススメ。熱々を頬張ったらそこは天国です(ヤケド注意)。

  

続いて、宇治っぽいパンを紹介。こちらは「ほうじ茶パン」(120円・税別)です。先ほども生茶ゼリイで紹介した「中村藤吉本店」のほうじ茶を練りこんでいるそうです。上にのっているのは、お茶漬けなんかに入っているあられ。

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みてください、ふわっふわなんです!そして食べてみるともっちもち、ほうじ茶の香ばしい香りもばっちり。少ししょっぱいあられがサクサク食感も加えてくれている、おもしろいパンです。

 

こちらは京都らしい甘いパン「丹丹フランス」(210円・税別)です。丹波産の黒豆と練乳クリームをサンド。甘×甘でクドくなるんじゃ?なんて心配は無用です。黒豆は上品な甘さで、練乳クリームも濃厚なのにぜんっぜん重くないし飽きないのです。不思議だ……。

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まわりのフランスパンのレベルがやっぱり高すぎる。ガリッとしたクラストのパン、もっちりした食感の黒豆の組み合わせがこんなに美味しいなんて知りませんでした。

 

こちらはクロワッサンたま木(180円・税別)。パン好きにはたまらないビジュアルです。断面もめちゃくちゃ美しい。こちらのクロワッサンは、クロワッサンの生地にカンパーニュ生地をはりつけて焼いているそう。どうりで、パリッとした食感が最高です。

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すみません、たま木亭の説明がついつい長くなってしまいました……。今回は食べ歩きテーマなので紹介しませんが、お食事パンも全部が全部ハイレベルです。最強すぎるぞ、たま木亭。

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店名:たま木亭
住所:京都府宇治市五ヶ庄平野57-14
TEL: 0774-38-1801
URL:https://r.gnavi.co.jp/j113h2rz0000/

 

それでは、今回ご紹介した各お店の位置情報を整理しておきましょう。以下の地図をおともに、食べ歩きエンジョイしてくださいね!

 

                             
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