見どころ満載!主演女優・貫地谷しほりが語る、ドラマ『女くどき飯 Season2』

昨年のSeason1に続き、ドラマ『女くどき飯 Season2』で主演を務める女優、貫地谷しほりさんのインタビューをお送りします。ドラマの裏側や主人公・神林恵についてはもちろん、プライベートで行かれるお店や恋愛感など、うかがってまいりました。ぜひご覧ください。(銀座のグルメカフェ

見どころ満載!主演女優・貫地谷しほりが語る、ドラマ『女くどき飯 Season2』

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「みんなのごはん」での峰なゆかさんの人気連載漫画『女くどき飯』。現在、新作漫画公開に向け準備中です。

 

さて、この漫画が原作のテレビドラマ『女くどき飯』が2015年1月に貫地谷しほりさん主演で放送されたのは記憶に新しいと思います。なんと今年、『女くどき飯 Season 2』として待望のシリーズ化。いよいよこの1月に放映開始となります。

 

主人公の神林恵を演じるのは、前作(この記事内では“Season1”と表記)に続き、もちろん貫地谷しほりさん。『女くどき飯 Season2』について、お話をうかがってきました。

 

 

 

 

——Season2のお話は、Season1が終わった時からあったのでしょうか。

貫地谷 うすうすあったかもしれません(笑)。「近々また会える」みたいな話を聞いて、「嘘でしょ!?」と思ってました。なので1年も経たずに同じメンバーの皆さんとお会いできたので嬉しかったです。

 

——Season1を撮り終えた後に、「これはSeason2あるな」という手応えみたいなものは個人的にありましたか?

貫地谷 そういうものはなかったですが、この『女くどき飯』に関して言えば「いくらでもできるだろうな」という感想です。ゲストの方がいて、お店さえあれば、脚本の北川亜矢子さんが違うタイプの男性を次から次へと書いてくださるので。

 

——Season1のときは、デート中、男性に対しての心の声や妄想するシーンが毎回印象的でした。今回はいかがでしたか?

貫地谷 クランクインの前日にモノローグ(心の声)だけを1話から8話まで全て収録するという段取りでした。なので、現場にも入る前でしたし、「前のテンション、これで合ってるのかな???」という不安もありながら演じました。
妄想シーンに関しては、今回はSeason1よりパワーアップしているのは間違いないです。

 

——オリジナルWEB版では、峰さんの参加男性へのツッコミが読みどころなんですが、ドラマ版は神林恵さんの男性に対しての「心の声」や、デート終了後に原稿を書きながらつぶやく「男子諸君!」というくだりは、WEB版にひけをとらない面白さです。

貫地谷 私もすごく共感しています。北川さんの書かれた「心の声」の台詞を読むたびに「いや、まだ優しいな」「ホントはもっと黒いこと思ってるんでしょ?あたしは思ったよ?」と思うこともありますよ(笑)。「男子諸君!」の部分はデートを振り返ってドラマの最後に恵が見解をつぶやくんですが、今回、個人的に心底共感できる台詞が登場する回があったんですよ。貫地谷しほりが共感した見解はどれだ?って思って観ていただければと思います。

 

——今回もいろんな男性ゲストが出てきますね。

貫地谷 毎回いい感じになるのに、最後あっさりと振られて帰ってくるので、やっぱりちょっと腹立たしいですね(笑)。

 

——Season1とSeason2で、貫地谷さんから見た神林恵への印象って変わったりしましたか?

貫地谷 Season1の時はやっぱり、「どういう人なのか?」というのを固めていく時期でもありましたので、「恵はこういう人」というのを考えながら演じることはありませんでした。Season1の時に現場に入って、私は「恵はぐーたらでズボラで部屋も汚いんだろうな」と思っていたら、部屋は綺麗なんですよ。しかも一日の最後に飲むお茶にすごくこだわりがあるという、そういう女子らしさは恵はすごくありましたね。恵に関しての私と監督との見解が違っていた部分でしたが、今回はもちろんすんなりと入っていけました。

 

——そういえば、原作の峰なゆかさんに最近初めてお会いしたとうかがいましたが、いかがでしたか?

貫地谷 緊張しましたが、気さくな方だったので良かったです。それと、やっぱり女性っぽいなあ……色気って必要だな……と思いました。

 

——「神林恵」と「峰なゆか」の違いでしょうか。

貫地谷 お会いしたときに峰さんは、女性らしさのアピールのために「アシンメトリーを意識する」とおっしゃってましたけど、恵はそういう技がなかなかなくて「自分をちゃんと研究する」っていうのが圧倒的に欠けているんじゃないかなと。ま、私自身なんですけど(笑)。


——タイ料理が好きと拝見したことがあるんですが、貫地谷さんの好みがドラマでの店舗選定に反映されたりするのでしょうか?
貫地谷 そうですね(笑)。Season1もかなり反映していただいたんですが、今回もいろいろと陰で配慮いただいたようです(笑)。

 

——撮られる上で、気をつけていることってありますか。

貫地谷 深夜ドラマなので、やはり「飯テロ」という枠ですから、綺麗に食べるように心がけています。綺麗に食べるコツですか?潔く食べることです(笑)。

 

——「女くどき飯」は貫地谷さんにとってどんなお仕事でしょうか?

貫地谷 最高の仕事です(笑)。取り分けていただいて、何も苦労せず美味しいモノが食べられて、イケメンに口説かれて、まあ最後ふられますけど(笑)、デート服でかわいい格好をさせてもらえて、メイクも女の子らしいものにしてもらえる。純粋に楽しいですよね。

 

——撮影の際は、食事はどのように進行されるんですか?

貫地谷 それが蛇の生殺し状態なんです。前後のつながりがあるので、そのシーンが終わるまで食べられないですから……それでもちょこちょこ食べるんですが、1日かけて食べることになるので、今回Season2の撮影が終わって2kgくらい体重が落ちたんです。


——まさかの撮影痩せですね!
貫地谷 「美味しく食べたいから夜ご飯抜こう」といったことをしてたのと、収録の日は1日かけて一つのディナーのコースを食べることになるので、自然と落ちてしまいました。最高ですよ、楽しく食べて痩せられるんですから!

 

——以前からぐるなびを使われているというお話でしたがSeason1とSeason2を経てさらにぐるなびを身近に感じられたりしてますか。

貫地谷 Season1終わってからは、友達にお店情報を添付して送るときは必ずぐるなびです(笑)。

 

——それは嬉しいお話をありがとうございます。最近ではいかがですか?

貫地谷 Season2の収録終わって早速共演者の方と、収録でお世話になったお店でプライベートで女子会してきました(笑)。あとはSeason1の撮影店舗さんで、私が以前からプライベート利用していたお店があるんですが、そこでたまたま、その回のゲストの方と来店が重なるなんてこともありましたね(笑)。お互い顔を見合わせて「あれ、今日撮る日でしたっけ?」って(笑)。

 

——それはすごい偶然ですね!

貫地谷 ゲストの方も収録が決まると予習してくれたり、撮影後に再訪されたりしてくれてるみたいですよ。

 

——ドラマではライターさんの設定なので一皿一皿写真を撮られてますが、プライベートでは食事の様子などをSNSにアップされたりするんですか。

貫地谷 しないですね……ホントは写真を撮るより、まず食べたいんです(笑)。友人と食事に行って、料理が出てきて友達が写真を撮ろうとしても「いやいやまず食べましょ」って(笑)。

 

——Season3がもしあったとしたら、行ってみたいお店なんかあったりしますか。

貫地谷 プライベートでは東京を少し離れて海の方に行ったりするのも好きなんですけど、逆に築地なんかは攻めたことがないので、移転する前に行ってみたいですね。スピンオフ企画で『女くどき飯〜築地食べ歩き編』とか、おもしろそう。そんなデートプランをたてて口説かれたら、女子としてはキュンときちゃいますよね(笑)。

 

貫地谷さん、ありがとうございました!どの「男子諸君!」に心底共感したのか想像しながら、オンエアを楽しみたいと思います。皆さん、『女くどき飯 Season2』ご期待ください!

 

 

貫地谷しほり プロフィール

1985年12月12日生まれ。映画『スウィングガールズ』NHK『ちりとてちん』などで注目を集め、初主演映画『くちづけ』で第56回ブルーリボン賞最優秀女優賞を受賞。近年では、TBS『マザーゲーム〜彼女たちの階級〜』、舞台『もとの黙阿弥』、映画『悼む人』など幅広く活躍している。

 

 

『女くどき飯 Season2』いよいよ放送開始です

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