年越しそばには何をトッピングするのがいいのでしょうか? これに関しても明確な決まりはなく、各家庭でお好みの具材を乗せて食べる形で問題ありません。以下、普段から冷蔵庫にありそうな具材や縁起の良さそうなものをピックアップしてみました。おせち料理と共通するものも多いので、語呂合わせや由来を考慮して、縁起の良い具材をトッピングしてみてはいかがでしょうか。
【ニシン】ニシンそばとして
語呂あわせの「二親(にしん)」から多くの子供が生まれるようにとの縁起担ぎに使われるニシン。京都の年越し蕎麦では「ニシン」が定番です。
【海老】かき揚げ、海老天ぷらなど
腰が曲がることから「長寿のシンボル」とされる海老は縁起のいい食材として日本中で親しまれています。
【卵】卵焼きや伊達巻きをスライスして。月見そばもOK。
黄色は金色に通じることから縁起物として親しまれています。特に伊達巻きは、巻いている形状から反物(着物の布地)を連想し、着るものに困らない、繁栄・繁盛の願いがこめられています。
【油揚げ】きつねそば風にして
お稲荷さんは商売繁昌の神様。新年の「金運」「仕事運」を油揚げに祈願してみては?
【ネギ】刻んで薬味として
1年の労苦を「ねぎ」らう上でもネギは欠かせません。食欲を増進し、風邪の予防・改善にも役立つネギそのものの成分もしっかり味わいたいものです。地方によってはネギを箸代わりにしてそばをすくい、そのままネギごと食べる豪快なそばもあります。