こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。至る所で公言していますが、わたし河瀬、大のうに好きです。
3度のメシよりうにが好きです。むしろ3度のメシをうににしたい。一度で良いから心ゆくまでうにをたっっぷり食べてみたい。そんな夢を密かに抱いていた次第ですが、はい。
今回、うにの天国を見つけました。なんと「うにいくら土鍋飯」が食べられるのです!
さっそく天に召されてきましたのでご覧ください。
うにといくらの宝石箱や~~~!
この日のために1日なにも食べずに過ごしていました・・・前置きはいりません。早く食べたい!!
神々しい光を発しながら土鍋が運ばれてきました。くぅ〜っ・・・・・・!この開けるまでのワクワクもたまりません。
注文されてから一つずつ作るのでお店に入った瞬間、乾杯を待たずに、すぐさま注文することをおすすめします。
さて蓋を開けますよ・・?
ひゃーーーーーー!
みみみみ見てください。
この美しすぎるオレンジと光り輝くゴールドのコントラスト。まさに桃源郷。
キラッキラのいくらにツヤツヤのうに。何枚写真を撮っても飽き足らないこのフォトジェニックさ。たまらないですね・・・
せっかくなので上からもどうぞ。
こんなにこんもり、うにが盛られているのを見るのは初めてです。辛抱できないのでさっそくいただきます。
まずはうにだけ。
・・・こ・・れ・・は!口の中でうにがとろけます。
口に入れた瞬間濃厚なうにの香りがふわっと広がり、まさに幸せを具現化したような味わいです。
たっぷりのとろけるうにが絡んだごはんがこれまた美味しい!!!季節や時期に合わせた最高の味のうにを大将自ら市場から取り寄せているとのこと。そのため値段は時価となります。
今回は礼文島のキタムラサキウニ。ウニの甘みが濃厚で一粒一粒しっかりとしているのが特徴です。
お次はいくらをいただきます。程よいプチプチの弾力に絶妙な塩味のいくら。これまたたまらなく美味しいです。
美しすぎて崩すのがもったいないのですが、「いくらとうにを豪快にかき混ぜてたべるとより美味しいよ」。という大将の一言が後押しし、やってしまいました・・・。
遠慮せずに豪快に混ぜたうにいくら御飯。しっかりとしたいくらの味わいにとろけるうに、お出汁の染みわたったごはんが最強のマリアージュを作り出しています。完全に混ぜて正解〜〜!
うに、いくらをそれぞれ楽しんだら、最後は混ぜ合わせてかきこんじゃってください。
これぞ贅の極み!美味しくないわけがない。一人でペロッと2合くらいは行けそうです。
土鍋飯の醍醐味、おこげもたまらないですね。飲んだ〆にすら食べたくなる最高の土鍋飯。ぜひ食べてみてください。きっと天国に行けるはずです。
土鍋飯もいいがオリジナルのお寿司も捨て難い!!
ぺろりと土鍋飯を食べ、まだまだ白米欲がおさまらないので「魚輝のオリジナルお寿司」(2,180円)を頼んでみました。
デデーン!出ました。またもやいくらにうにがこんもりと盛られています。中にはみんな大好きなとろたく(ねぎとろとたくあん)が。
はみでるとろたくが食欲をそそります。一口でパクッといっちゃってください。
カリッとしたたくあんの食感に脂ののったとろ、そしてうににいくらとお口の中が贅沢すぎて大パニックです。
季節によってサンマやしんこ、鯖などのオリジナル寿司も味わうことができるのだとか。毎シーズンごとに食べにきたい・・・。
日々美味しいものを提供したいという大将の熱意からメニューも常に研磨されているのだとか。
最近のおすすめは女性に大人気のこちら。
蟹味噌チーズバゲット(540円)。旨味がぎゅっと詰まった蟹味噌に濃厚なクリームチーズを使用したワインにもぴったりの一品。蟹身もこんもりのせられています。
シンプルながら癖になります。こちらも前菜として注文してみてはいかがでしょうか。
魚輝の美味しさの秘密は店主の愛情にあった。
東京メトロ大江戸線六本木駅から徒歩5分程度の場所に位置する「魚輝」。ひっそりとした大人の隠れ家のような雰囲気で店内はさほど広くはありませんが毎日ひっきりなしにお客様が来店されているのだとか。
先ほどご紹介した大人気のうにいくら御飯は来店した方は必ず頼む一品ですが、なんと原価は8割を超えるのだそう。
「やはり食べた時のお客様の感動や笑顔をみていると原価が8割を超えてもやめられないですね」。
と店主の高柳さんは語ります。愛情と心意気があってこそのメニューだったのですね。
今後もお客様に感動と素敵な経験を与えられるような新作メニューもどんどん増やしていく予定なのだとか。また一つ未来の楽しみが増えました!
とっても美味しかったです!ごちそうさまでした!
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
著者・SPECIAL THANKS
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属
料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。
そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。
2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュースしています。
著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」
Blog:河瀬璃菜 公式ブログ Powered by LINE
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Twitter:https://twitter.com/linasuke0508