忘年会幹事の素朴な疑問。忘年会と納会ってどう違う?

この時期、忘年会と並んでよく見たり聞いたりするのが「納会」という言葉。社内の「納会」の担当を任された方もいるのでは?忘年会の幹事と一緒でしょ、と思って油断していると、どうやら違いがあるようですよ! 会の内容や進め方、会場のセレクトなどまとめてみました。

忘年会幹事の素朴な疑問。忘年会と納会ってどう違う?

忘年会幹事の素朴な疑問。忘年会と納会ってどう違う?

2014年も残りわずか。今年初めて忘年会の幹事を任された!という人もいるだろうと思います。幹事経験者の先輩たちからアドバイスをもらいながら、今頃は準備に大忙しといったところだと思います。ところで、「忘年会」と「納会(のうかい)」の違いって知っていますか?これ、意外と答えられない人多いんです! 今回はそんな幹事さんのために「忘年会」と「納会」の違いについてご紹介したいと思います。

ズバリ!忘年会と納会の違いとは?

忘年会

一年の労苦をねぎらって年末に行なわれる行事です。「年」を「忘れる」と書くように、年内の苦労を忘れるための飲み会が忘年会です。年末行事として通常12月(11月に行なうところもある)に行なわれます。

納会

一年の労苦をねぎらって行なわれる忘年会に対して、納会は「打ち上げ」に近い意味を持ちます。有名な納会にはプロ野球選手がシーズン終了後にやる打ち上げがありますね。スポーツチームなら年末に関わりなく、納会はシーズンの終了後です。会社の場合、年末にその年の締めとして納会を行なうこともありますが、納会の場合は年末に限っていないという点で忘年会とは異なります。納会が、12月にある場合は他の月と区別して「大納会」と呼ばれています。

簡単にいうと「忘年会は年末に限定して行なわれる飲み会」で、「納会は年末に限定はされず、何かの節目に行なわれる打ち上げのようなもの」といったところのようですね。

忘年会と納会。会場を選ぶ際にも違い

忘年会と納会の違いは、会場の選び方にも現れてきます。

納会の会場の選び方

納会の場合は、年末の会社の仕事納め日に行なうというところも少なくありません。そのため、早ければ午後3時頃から、遅くても午後5時くらいに始めることがほとんど。しかも、納会の場合は忘年会と違って短く行ない、サッと終わらせるのが基本です。社長の挨拶と上司の挨拶、乾杯、解散という流れのシンプルなものになります。

納会のお店を選ぶポイントは、仕事が終わった後に皆ですぐに立ち寄れるような場所でしょうか。飲み屋さんで午後3時くらいに開いているお店は少ないので、居酒屋やバーなどを短時間だけ貸し切る場合もあります。また、必ずしもお店で行なうのでなく、自社が会場というケースも。その場合、会社の食堂や会議室などを会場にして、お酒は幹事が調達し、おつまみをケータリングすることが多いようです。

忘年会の会場の選び方

忘年会のお店選びは、予算や参加者の人数などを考慮した上で、上司の意見を聞いて決めます。短めに終わる納会とは違って、飲んで食べて、余興を楽しんで盛り上がるのが忘年会です。個室もしくは貸し切りがベストでしょう。また、飲み放題や食べ放題のプランだと、予算内に収めやすいのでお勧めです。

注意点は、とにかく早めに予約すること!です。忘年会シーズンは予約争いが激しくなります。特に、人気店はすぐに予約がいっぱいになりますから、希望のお店が取れない!なんてことにならないよう、早めに会場を決めて予約を入れるようにしてくださいね。

宴会は、変化をつけてマンネリを防ぎましょう

目的は少し違うものの、実際のところ、忘年会と納会の会場選びに厳密な決まり事はありません。そのため、「忘年会と納会、どちらも同じ場所でいいのでは?」と感じる幹事もいるようですが、できれば会場は別にしたいもの。「この店は会社の行きつけだから」などと、どちらも一緒にしてしまっては、参加者は飽きてしまいます。「納会がここなら、忘年会はあそこで」と、変化を持たせてマンネリを防いでください。

特に、納会と忘年会が同じ月にある場合は、納会の幹事と相談して、お店がかぶらないだけでなく、店内の雰囲気やお料理のジャンルも違うところがオススメです。同じメンツになるからこそ、会場をガラッと変えて、また参加したいと思わせるようにするのも幹事のテクニックですよ。

著者・SPECIAL THANKS

森山まなみ

森山まなみ

湘南エリアの真ん中で理想スローライフを追い求めつつも、
いつまでたってもバタバタな働くママ。会社員歴9年+専業ライター歴8年。
湘南生活6年生。5児+1にゃんこのママ歴14年です。

                             
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