定番から穴場まで 湾岸エリアの夜景デートスポットまとめ

夜の静かな海に照り返す夜景がきれいな湾岸エリアは雰囲気もよく、デートスポットとして高い人気があります。海と夜景を見ながら食事を楽しんだり、遊歩道を歩きながら海の風を感じたりするのが湾岸デートの醍醐味。今回はオススメの「夜の湾岸デートスポット」をご紹介しましょう。

定番から穴場まで 湾岸エリアの夜景デートスポットまとめ

~電車編~

たしかに車があった方が思うままに好きなところへ行けますが、電車で行ける素敵な湾岸デートスポットはたくさんあります。

お台場

東京を代表する観光地でもあるお台場は、特に夜、その本領を発揮します。アクセスはゆりかもめ「お台場海浜公園駅」か、りんかい線「東京テレポート駅」で下車を。ルート選択に余裕があれば、ゆりかもめの方が窓外の景色がキレイでオススメです。

ゆったり夜景を見るなら「お台場海浜公園」や「パレットタウン大観覧車」、「テレコムセンター展望台」などがあります。「デックス東京ビーチ」や「アクアシティお台場」などのショッピングモールや、「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」といったレストラン・バーのある施設も充実。食後にデッキウォークを歩いたり、「お台場海浜公園」で散歩を楽しむカップルも多く見られます。

■竹芝客船ターミナル(竹芝桟橋)

浜松町駅」「大門駅」から徒歩で約10分、ゆりかもめ「竹芝駅」に隣接した施設です。あたり一帯が再開発されたため綺麗に整備されており、ちょっとした公園のようになっていてムードも満点。「プロムナードデッキ」は海を臨める遊歩道で、東京湾を挟んだ対岸に月島晴海豊洲お台場の夜景が、そしてライトアップされたレインボーブリッジを一望できます。周辺はレストラン・バーも充実していて、お台場とはまた違った、もう少し落ち着いた雰囲気で夜景と食事が楽しめます。

船が発着する客船ターミナル本来の機能はもちろん備えていて、ここから出向する東京クルージングも人気です。

竹芝周辺の夜景がきれいに見えるレストラン情報はこちら

天王洲アイル

天王洲アイル駅」にはりんかい線と東京モノレールの2路線が乗り入れています。天王洲アイル東京を代表するウォーターフロントで、大人なデート向けの湾岸エリア。

周辺には隠れ家的でお洒落なレストランが点在します。駅からすぐの高層ビル群「シーフォートスクエア」は、メインはオフィス・マンションですが飲食店もあります。シーフォートスクエアのエントランスなどやプロムナードなど周辺の雰囲気もさることながら、すぐ隣にある天王洲アイル第1公園」のボードウォークからの夜景は至高。ここにあるレストラン・バー「クリスタル ヨット クラブ」では海上でお酒や食事が愉しめるディナークルーズやナイトクルーズも運行しています。

晴海ふ頭

東京ベイエリアで穴場中の穴場ともいえるスポットがココ。電車ならゆりかもめ「新豊洲駅」か都営大江戸線「勝どき駅」から徒歩約30分。バスなら都03・都05・錦13の3路線が「晴海埠頭」停留所に乗り入れていて、こちらで降りれば目の前です。

晴海ふ頭公園」と「晴海客船ターミナル」が中心的な施設で、夜景のパノラマが広がる展望デッキや、近未来的に整備された公園では幻想的な雰囲気が楽しめます。ただし「晴海客船ターミナル」6階にある展望台は、平日なら17時(夏は20時)、土日祝日なら20時(冬は19時)に営業が終了してしまうので注意が必要です。

商業化されすぎていないことと、車で訪れる人が中心になっているためか人があまり多くなく、ゆったりと夜景を楽しめる穴場スポットです。

みなとみらい・赤レンガ倉庫・山下公園

横浜を代表する、人気のデートスポットが集中する湾岸エリアです。みなとみらい線なら「みなとみらい駅」「馬車道駅」「日本大通り駅」「元町・中華街駅」、JR根岸線・ブルーライン「桜木町駅」などで下車するといいでしょう。

「ランドマークタワー」「コスモロック21(観覧車)」などの高所から夜景が眺められる展望スポットに加え、レストラン・バーにも事欠きません。

とにかく見どころが多く、人気スポットをたくさん有するのがこのエリアの特徴です。「赤レンガ倉庫」「大さん橋」「山下公園」などは、ただでさえ雰囲気がいいのに、すぐそばに海が広がりその向こうに夜景が広がっていて“これでもか!”という勢い。一度行ってみて、決して損はしないと言い切れるデートスポットです。

~車編~

移動手段が車なら、上記の「電車編」で紹介した場所に加えて、さらに行けるところが広がります。夜景を窓外に映すドライブデートは格別です。

東京ゲートブリッジ

その見た目から「恐竜橋」で親しまれている、2012年に開通した比較的新しい橋です。

お台場、または新木場からさらに外洋寄りに位置し、LEDでライトアップされた佇まいに新しさを感じさせます。歩いて通行することも可能ですが、狙いめは20時まで通行可能な夏場(それ以外の季節は17時まで)。海の真っ只中ともいえる橋上から眺める夜景はまた格別な趣きがあります。

川崎の工業地帯

川崎市湾岸の浮島町・千鳥町・東扇島・水江町・扇町・浜川崎は、工場が建ち並ぶエリア。

日本五大工場夜景」にも選定されていて、ウォーターフロント的な夜景とはまったく違う雰囲気の、荒々しくも美しい夜景が堪能できます。東扇島にある「川崎マリエン」には無料の展望室があり(閉館は21時)、眼下に広がる工業地帯を一望できます。

■首都高速のオススメ湾岸夜景ルート

台場線11」はレインボーブリッジを通る特にオススメのルートです。上り・下りは違った眺めが広がりますがそれぞれ素晴らしい景観を備えていて、お台場晴海品川ふ頭などがパノラマで広がります。

川崎線K6」の下り・「殿町」出入り口付近は屈指の工場夜景スポットです。日本五大工場夜景に数えられる京浜工業地帯の夜景は、工場好きというわけでもない普通のカップルをおおいに楽しませるはず。

「湾岸線B」の下りを横浜方面に進むと、「大黒パーキングエリア」の少し手前に「鶴見つばさ橋」という巨大な橋が架かっています。実はこの橋、全長・主塔の高さでともに横浜ベイブリッジをしのぐ大規模なもので、前方左手に“キリン”の愛称で親しまれる無数の大型クレーン(ガントリークレーン)が整然と立ち並ぶ姿を見ることができます。「鶴見つばさ橋」を過ぎるとすぐ「大黒パーキングエリア」があり、ここには休憩を兼ねて寄ってみるとよいでしょう。いくつもの高速道路が実に複雑に入り組んでいて(大黒ジャンクション)、その様子は圧巻のひと言。「大黒パーキングエリア」を出てさらに下り方面に向かうと「横浜ベイブリッジ」があり、こちらからも港湾部の“キリン”たちの姿を見ることができます。

湾岸部を走る首都高速は夜景スポットの宝庫といっても過言ではありません。しかしいくら夜景がキレイだからといって、運転中のよそ見は絶対に禁物です。運転中は助手席の人を楽しませ尽くすくらいのホスピタリティーで安全運転を心がけましょう。助手席の人が喜んでくれるのは、運転している人にとって何より嬉しいはずです。

まとめ

とかくムード満点な湾岸エリアの夜景デートですが、海が近く冬は特に冷え込みがきついため、屋外を歩く場合はしっかり防寒対策を。レストランか、ゆったり散歩か、ドライブか。湾岸エリアの夜景デートは、どれも素敵なものになるに違いありません。

 

著者・SPECIAL THANKS 

藤井弘美+プレスラボ

 

                             
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