小田原のナイス外観な喫茶店「砂時計」のありえないランチで悶絶し店員さんに失笑されました。【フミコフミオの夫婦前菜 部長篇 第47回】

人気連載「フミコフミオの夫婦前菜」です。今回はフミコフミオさん向かったのは小田原。故Hagexさんも注目していたという小田原の足柄駅周辺エリア、いわゆる「ディープ小田原」です。そのディープ小田原でも異彩を放つ謎カフェ「砂時計」(〒250-0055 神奈川県小田原市久野353-1)でナポリタンとカレーのハーフセットをいただきます。ダブル炭水化物という中年には厳しいメニューですが、我慢はしない主義のフミコフミオさんが果敢に注文。しかし注文してからあることに気付きます…。 (小田原・南足柄のグルメランチ

小田原のナイス外観な喫茶店「砂時計」のありえないランチで悶絶し店員さんに失笑されました。【フミコフミオの夫婦前菜 部長篇 第47回】

f:id:Delete_All:20181128175526j:plain

営業で外回りをするときは、なるべく、その地元の喫茶店でランチを取るようにしている。なぜか。ときどき面白いゴハンに出会えるからだ。大げさにいえば、想定外のゴハンに出会えるのが営業という仕事を続けている理由のひとつだ。今回訪れたのは、神奈川小田原市小田急足柄駅近くにある、喫茶店「砂時計」さんである。なぜ、こちらのお店にしたのか。僕の拙い文章よりも、外観をご覧いただいた方がはやいだろう。

f:id:Delete_All:20181128180133j:plain

▲ダイナミックな駐輪なのか、オブジェなのかわからない…。

入りにくい!レーシーな自転車が、停めてあるのか、オブジェなのか、草に埋もれすぎてわからない。オッサンになって良かったことのひとつは、こういう、「ちょ、待てよ!」な外観のお店に躊躇なく入れるようになったことである。

f:id:Delete_All:20181128175250j:plain

▲価格改訂のあともアートにしているメニュー

お店は、レトロ感のある内装。メニューもたくさんあっていい感じ。喫茶店でランチするときはナポリタン、カレー、サンドウイッチから選ぶようにしているのだが、ひとつを選ぶということは、残りふたつを食べられなくなるというやりきれない哀しみを抱えることでもある。

f:id:Delete_All:20181128175323j:plain

▲ランチメニューもたくさん!

だが、「砂時計」さんならその一夫一菜制のゆがみからくる哀しみの3分の2くらいは解消できる。なんと、ナポリタンとカレーのハーフセット(税込950円)というリーサルウエポンがあるのだ。犠牲になるサンドウイッチさんには申し訳ない。炭水化物祭りになってしまうのが、代謝の機能に衰えを隠せない中年の肉体には厳しいが、美味しそうなゴハンの魅力には勝てない。美味しいゴハンを我慢する人生は人生に非ずなのだ。それに、結婚ですら即決即断した僕が、ランチごときに迷いを見せるなどありえない。注文!このとき僕は重大な情報を見落としていることに後程気づくことになる。賢明な方なら薄々お気づきだろうけどね…。

f:id:Delete_All:20181128175550j:plain

▲ハーフセット。スープとドリンクが付きますよ。豪快すぎるだろ。

ハーフセットドーン!ダイナミックな盛り付けに感動。これ、もしかして今人気のダムカレーの原型なのではないだろうか。ナポリタンは、これぞ昭和のナポリタンという味。ケチャップで、口と白いシャツを汚しながら食べるのが、最高で、正しい。

f:id:Delete_All:20181128175509j:plain

▲食品サンプル感を出そうとして失敗するの図

ナポリタンを食べるときのお約束、かっぱ橋の食品サンプル風。こういう定番のメニューは定番の味というのがあって、流行に流されずに守ってもらいたい…。

f:id:Delete_All:20181128175456j:plain

▲カレー湖決壊の様子。

カレーは、盛り付けこそダイナミックだが、喫茶店でよくある、家庭的でマイルドな味がいいのよ…と思いきや、めちゃくちゃ辛い!つか辛すぎ!辛すぎるよ!メニューを良く見直すと「激辛」とさりげなく書いてあったりする。どうやら「砂時計」さんのカレーは激辛がデフォルトらしい。なぜそんなに攻めたカレーを提供しているのだろう…。体中から汗が噴き出すカレーなんて久しぶりである。見よ。僕のズボンに垂れた醜い汗水のあとを。

f:id:Delete_All:20181128175806j:plain

▲汗の垂れた跡。下半身の染みはトラブルのもと。気を付けよう。

ヤバい感じで汗をかいている僕を見かねたのだろうか、店員の女性が「大丈夫?」と半笑いで水を注いでくれた。見た目や香りに激辛感が皆無なのも、確信犯なのだろうか。店員さんは「もう遅いけど生卵をトッピングするとまろやかになっていいのよ~」とも。それ、最初に言ってくださいよ…。

f:id:Delete_All:20181128175821j:plain

▲辛さは旨さ!もちろん完食。

あと、いつも思うけどナポリタンやカレーを食したあとのコーヒーの美味しさってなんなの…。ナポリタンもカレーも美味しかった!まあ、こういうちょっとした驚きがあるので喫茶店ランチは面白い。

f:id:Delete_All:20181128175728j:plain

▲看板も天空の城ラピュタのように草に埋もれてました。

 

ちょっとセンチメンタルな話になってしまうが、友人のネットウォッチャーHagex氏が生前、今回訪れた小田原の足柄駅周辺エリアを「ディープ小田原」と呼び、いい感じのディープな飲みが出来る店があるので行きましょう、と仰っていたのを思い出した。

氏が亡くなり、彼と考えていた企画は全部流れてしまってそれはそれで残念でならないけれど、個人的にいちばんの心残りはディープ小田原飲みの約束が流れてしまったことだ。スナックを見かけるたびに、もしかしたらあそこで飲むことになっていたかもしれない…なんて叶わなかった約束に思いを馳せたりした。

f:id:Delete_All:20181128180059j:plain

毘沙門天との出会い(偶然)

周辺を探索していると毘沙門天と書かれた看板をみつけた。夫婦前菜という連載タイトルでありながら、今回も、不参加である妻のお気に入り武将のひとりが上杉謙信公であり、謙信公のフェイバリット神が毘沙門天であるくらいは、僕も「信長の野望」を通じて知っている。

f:id:Delete_All:20181128181314j:plain

毘沙門天に祈りを捧げてきました。

妻へのお土産のつもりで毘沙門天を祀った潮音時を撮影して帰ったのだが、「泥足毘沙門天ではないのですか…」と言われてしまった。泥足って何だそれ!とりあえず「砂時計」さんのランチのカレーは激辛で超おいしいのでオススメなのである。ではまた。

 

f:id:Delete_All:20181128180110j:plain

▲店外にも「辛い」と書いてあったよ…。

f:id:Delete_All:20181128175748j:plain

▲冷コーはサイコー。

f:id:Delete_All:20181128181334j:plain

▲この言葉をそのまま妻に伝えたらウザがられました…。毘沙門天の罰があたるでしょう…。

 

 

今回のお店

r.gnavi.co.jp

書いてる中間管理職

フミコフミオ

海辺の町でロックンロールを叫ぶ不惑の会社員です(再就職しました)。90年代末からWeb日記で恥を綴り続けて15年、現在の主戦場ははてなブログ。最近は諸行無常を嘆く日々。更新はおっさんの不整脈並みに不定期。でも、それがロックってもんだろう?ピース!

ブログ「Everything you've ever Dreamed」:http://delete-all.hatenablog.com/

ツイッター:https://twitter.com/Delete_All

                             
ページ上部へ戻る