【簡単】明太子でつくる「自家製からすみ」が激ウマすぎて何にでも使えそう【レシピ】

からすみと言えばボラの卵でできた珍味で、「うにとからすみのパスタ」なんて最高ですよね。毎日でも食べたいですが、からすみってけっこう値段がしてしまいます。そんなわけで、今日は自家製からすみの作り方をご紹介。明太子を使って作るので、超リーズナブルです。パスタにもパス対外にも、食事にもおつまみにもぴったり。ぜひお試しくださいね。(神楽坂のグルメイタリアン

【簡単】明太子でつくる「自家製からすみ」が激ウマすぎて何にでも使えそう【レシピ】

パスタやおつまみに人気の高級食材カラスミ。魚介のうま味を凝縮させたようなおいしさがたまらないですよね。

でも、なかなかスーパーには売っていないし、売っていたとしてもけっこうお値段がするのも事実。そこで、今回はボラの卵ではなく、「明太子」を使います。

 

明太カラスミなら、気軽に美味しくカラスミ料理を食べられますよ!

基本の明太カラスミの作り方と、アレンジレシピをご紹介します!

 

 

基本の明太カラスミ

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材料(作りやすい量)

  • 明太子・・・3〜4本
  • 脱水シート・・・1枚

作り方

  1. 明太子の表面の水分を拭き取り、脱水シートで包み、冷蔵庫で2日寝かせ、脱水シートから取り出したら、バットなどにうつし、ラップをせずに冷蔵庫で3日寝かせる。

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※触ってみて水分が抜けてかたくなってれば完成の目安です。

 

通常、日本でカラスミを買おうとすると一腹で4,000~5,000円はしますが、明太子を使うと300円程度で作れてしまいます。脱水シートが1,000円前後なので、材料費を合わせても約1,300円!これは作らない手はないですね。


ピリッとした明太子に濃縮された旨味がたまらないおつまみになります。

 

※ラップをして冷蔵保存し、1週間程度で食べきりましょう。気になる方は冷凍保存も可能です。

 

 

明太カラスミカルボナーラ

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材料(1人分)

  • 明太カラスミ … 1本
  • スパゲティ… 80g
  • ニンニク … 1かけ
  • ブラックペッパー … 適量
  • 塩 … 適量
  • A 卵 … 1個
  • A 生クリーム … 大さじ3
  • A パルメザンチーズ … 大さじ2
  • A 味噌 … 小さじ1

作り方

  1. ニンニクはつぶしてみじん切りにし、オリーブオイルと一緒にフライパンに入れ、弱火で香りが立つまで炒める。明太カラスミはすりおろす。
  2. Aと半量の明太カラスミをボウルで混ぜ合わせる。
  3. たっぷりのお湯(2リットル)に塩(20g)をいれてスパゲティを袋の記載の1分早く茹で上げる。
  4. 3の水気をしっかりと切ったら、Aのボウルの中に入れ、とろみがつくまで混ぜ合わせたら塩こしょう(分量外、適量)で味を調えて器に盛り、残りの明太カラスミを散らしてブラックペッパーをふる。

 

コクと旨味がギュッと濃縮された明太カラスミとクリーミーなカルボナーラの組み合わせ、合わないわけがないですね!通常の明太子には感じられない濃縮された味わいを楽しむことができますよ。

 

 

 

明太からすみじゃがバター

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材料(1人分)

  • 明太カラスミ・・・1本
  • じゃがいも・・・2個
  • バター10g
  • パセリ・・・適量

作り方

  1. 明太カラスミはすりおろす。じゃがいもは皮をむいて一口サイズに切る。パセリは粗みじん切りする。

  2. じゃがいもは皮をむき、ラップをしたら600wの電子レンジで5分ほど加熱し、1.とあえる。
  3. 2.を器に盛り、お好みでバター(分量外、適量)をのせてパセリを散らす。

 

ほくほくのじゃがいもに、とろけるバター、そこにピリッとアクセントで明太カラスミをのっけると日本酒が進みまくるおつまみの完成です。ついつい食べ過ぎてしまいそうなので要注意!

 

 

明太からすみかけアボクリ

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材料(1人分)

  • アボカド・・・1/2個
  • クリームチーズ・・・30g
  • 明太カラスミ・・・1本

作り方

  1. アボカドは皮をむき、種を取る。明太カラスミはすりおろす。
  2. アボカドの穴に、常温に戻したクリームチーズを詰めたら、明太カラスミをかける。

 

簡単に作ることができるのに、おしゃれで病みつきになるワインのおともの完成です!
明太カラスミがあれば、火も使わずに絶品おつまみを作ることができます。

 


用途多彩な明太カラスミ、ぜひ冷蔵庫に常備しておいてみてください。今回ご紹介したレシピ以外にもお気に入りの食べ方も見つけてくださいね!

 

 

 

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河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)

1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属

料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。

2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュースしています。

著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」

Blog:河瀬璃菜 公式ブログ Powered by LINE

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Twitter:https://twitter.com/linasuke0508

                             
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