そのままで食べてもおいしい瓶のおつまみ。
ちびちび食べながら飲むお酒は最高ですよね!でも、なかなか1瓶は食べきれないんですよね。
そこで!!余った瓶つまみでつくるごはんがモリモリ進むおかずをご紹介します。特別な材料がなくても簡単に作れますよ。
今回は、余りがちな「ザーサイ」「塩辛」「アンチョビ」を使用します。週末の家飲みで余ったおつまみを、ごはんのお供に!それでは、早速レシピをご紹介します。
ごま油と砂糖がポイントの「爆食ザーサイ」
材料:作りやすい分量
- ザーサイ・・・60g
- にんにく・・・1〜2かけ
- 輪切り唐辛子・・・小さじ1/2
- 砂糖・・・小さじ1
- ごま油・・・小さじ2
- かつお節・・・2g
作り方
- ザーサイは5mm幅程度に切る。にんにくは皮をむいて薄切りする。
- フライパンにごま油、にんにく、輪切り唐辛子を入れて弱火で熱し、香りがたったらザーサイ、砂糖、かつお節を加え中火でさっと炒める
これ、ついつい食べ過ぎてしまうくらい、病みつきになる味です。
ザーサイの旨味ににんにくや唐辛子のパンチが効いていて、ごま油で香り豊かに仕上がっています。砂糖を入れることでとがった塩辛さがマイルドになり味のバランスがよくなりますよ。
味噌が生み出すうまみの相乗効果!「塩辛ニラ豆腐」
材料:作りやすい分量
- 豆腐・・・300g
- ニラ・・・6本
- 塩辛・・・30g
- みそ・・・大さじ1/2
- ごま油・・・大さじ1/2
作り方
- 豆腐はキッチンペーパーで包んで耐熱皿にのせ、600Wのレンジで2分加熱して水切りする。粗熱がとれたら一口サイズにちぎる。ニラは5mm幅程度に切る。
- フライパンにごま油を引いて中火で熱し、豆腐、塩辛をさっと炒める。
- 火を止め、ニラ、みそを加えて和える。味をみて塩気が足りなければみそで味を調える。
たんぱくな豆腐が塩辛を使えば熟成の旨味が加わって味に深みが増し、ごはんがモリモリ進むおかずに変身! 塩辛とみそのうま味の相乗効果で味に深みが出ています。ニラの独特の刺激が味のアクセントになっていますよ。
好みで黒コショウを足しても激ウマ!「アンチョビガリバタ醤油ツナ」
材料:作りやすい分量
- ツナ缶詰・・・1缶(70g)
- アンチョビ・・・3本
- バター・・・小さじ1
- 醤油・・・小さじ1/2
- おろしにんにく・・・小さじ1/3
- 黒こしょう・・・適量
作り方
- アンチョビは細かく刻む。バターは室温に戻しておく(急いでいるときは電子レンジで様子をみながら10秒ずつ加熱してやわらかくする)。
- ツナ、アンチョビ、バター、醤油、おろしにんにく、黒こしょうを混ぜ合わせる。
ツナにアンチョビを合わせるとうま味がグンと増してごはんがモリモリ進むおかずに!バターでコク、醤油で風味、にんにくでパンチを加えると味わい豊かに。食べるときはお好みで黒こしょうを追加してパンチを効かせるのがおすすめですよ。
いかがでしたか。
瓶つまみが余ったときは、少しだけ手を加えてごはんがモリモリ進むおかずに変身させてみてはいかがでしょう!ぜひお試しください。
プロフィール
五十嵐ゆかり(管理栄養士・料理研究家)
1987年生まれ、千葉県出身。減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員として出身地の千葉県長生郡睦沢町のPRをするなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。
2016年10月に所属するフードクリエイティブファクトリーが恵比寿にエスニックカレーと濃厚かき氷のバー「ちゃのくん」をオープン。
http://chanokun.hatenablog.com/
著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。
ブログ:http://lineblog.me/igarashiyukari/
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
HP:http://foodcreativefactory.com/