高級和牛肉の代表といえば、「黒毛和牛」でしょうか。きめが細かく柔らかな優れた肉質や豊潤なサシが特徴で、100gで1万円することもあるくらい高価なお肉なので、そう簡単には手が出せないですよね……。ご存知のとおり、厳格な定義のもと、その名前を与えられています。
しかしながら本日は、そんな黒毛和牛が驚きの価格で食べられる焼肉専門店があるとのことで、さっそく行ってみました。
「厳選肉をありえないくらいリーズナブルに提供」ですと?!
錦糸町駅南口を出て約1分程歩くと、光る牛の看板が目印のお店が見えます。そこがここ、「牛8」です。
店外にはこんな看板が!
【牛8は、黒毛和牛A4ランク雌牛にこだわった厳選肉をありえないくらいリーズナブルに提供する焼肉専門店です。】
かなり強気な看板!意気込みが素晴らしい!食すのが楽しみです。
早速入ってみると、店内は激安焼肉店らしからず、カジュアルでおしゃれな空間!
清潔感があり店内がおしゃれで焼肉屋さんと思えませんね!煙も鉄板のすぐ上で吸引してくれたので匂いの心配もなしでした。
厳選黒毛和牛を堪能!まずは特選盛り3種(2,990円)
今回注文したのがこちら。本日の盛り合わせの中から特選盛り3種盛り!
左から三角バラ、真ん中がサーロイン、右がなかにく。
テーブルの上に出された瞬間の輝き……なんと鮮やかな……!!!
霜ふりまくりじゃありませんか……
お肉と一緒に3種類のタレも来ます。
左からゴマだれ・おろしポン・醤油 です。好みで選べるのが嬉しいですね。
では唾液をごくりとのんでさっそく焼きにかかります。
まずは、なかにく。
おすすめの焼き方はレアだそうで、最初に火の真上で表面をカリッと焼いてから食べるのがおいしい焼き方とのことでやってみました。
このレア感!たまりません。
脂肪が少ない分、お肉そのものの味をしっかりと味わうことができます。
次は三角バラ。
この肉汁のジューシー感。これを待っていました!!
このように焼きすぎると脂が滴り落ちてしまうので注意が必要です。
最後にサーロイン。
これも三角バラと同じくミディアムがおすすめだそうです。
じゅーっと表面から焼き上げます。
こちらは3種の中では一番の肉厚でとってもやわらかいです。肉汁がしたたります。
黒毛和牛×いくらの夢のコラボレーション!牛とろいくら丼(990円)
こ、こんなコラボがあってよいのですか!???
タレにつけたお肉の上にこぼれ落ちそうなほどのいくら!上にのっているわさびも良いアクセントになっています。
お肉のジューシーさといくらのぷちぷち感が見事なハーモニーを奏でている!
〆にもちょっとしたメインでも食べたい一品です。
ドリンクにもこだわる!お店一押しの牛8オリジナルブランデースプリッツァー(500円)
肉ももちろんですが、ドリンクにもこだわりが!こちらのお店の一押しが、自家製ブランデースプリッツァー。
その前に…ブランデースプリッツァーとは?
なんですか?そのおしゃれそうな名前の飲み物は……!と恥ずかしながら知らなかった私。
ブランデースピリッツァーとは、果実をブランデーに漬け込んでトニックなどの炭酸で割る飲み物のことだそうです。
牛8では、新鮮な果実を2日間漬け込んで、トニックで割っています。フレッシュフルーツのみずみずしい香りと強炭酸使用だからできるシュワシュワ感が癖になるお酒です。
種類もパイン・アップル・トマト・オレンジ・マンゴー・すだちの6種類から選べて楽しいです!
少し変わり種はこちら。ブランデースプリッツァートマト。
見た目も鮮やかで、飲んだらさらにさっぱりとしています。美容にもよさそう。
こちらはブランデースプリッツァーパイン です。
爽やかで甘すぎないカクテルのようでした。ブランデーが飲めない人もこれなら飲めそうです!
やっぱりありえないくらいリーズナブルだった
ありえないくらいリーズナブルという看板でしたが、肉の品質を堪能してみた結果、本当でした!
これだけ美味しい肉をたらふく食べて、丼食べて、お酒も飲んで会計は1人あたり2,989円!
厳選黒毛和牛を一頭買いしているからこそ、全ての部位を余すことなく提供できる……焼肉好きにはたまらなく有難い!!
めったに食べられない黒毛和牛をリーズナブルに、さらにさっぱりとしたお酒と一緒に堪能でき、満足感たっぷりでした。次回はまた別の部位にも、挑戦させていただきたいと思います。
取材したお店
牛8 錦糸町店
住所:〒130-0022 墨田区江東橋2-18-4 村山ビル1F
TEL:03-3846-2529
プロフィール
佐藤樹里
大卒で水泳インストラクター兼管理栄養士として勤務。その後フィリピン留学を経てカナダ・バンクーバーへワーホリにて、約1年渡航。現地のブランチレストランでカナダ人のシェフと共にシェフアシスタントとして働く。帰国後はアスリート向けの食堂と老人ホーム厨房にてWワーク中。
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)