みんな大好き味玉!ラーメン屋さんのトッピングとしてよく食べる人は多いのではないでしょうか。
とはいえ、悩みは味付けがワンパターン化してしまうこと。何か他の味はないものか……と思ったことがある人は私だけではないはずです。
そんな方の悩みを解決すべく、自分で作る手間を省ける市販のタレを使って味玉を最高に美味しくするレシピをご紹介させていただきます。
まずはこれ。半熟味玉の簡単な作り方【保存版】
1. 水は1cmでOK。お尻にヒビを入れ、半熟卵を作る。
主役の半熟卵を作ります。
まず、写真のように卵のお尻の部分にスプーンでひびを入れます。
水の量はだいたい1cmくらいでOKです。
沸騰させて塩を適量加え、卵を静かにおいて蓋をして6分ゆでます。
2. 冷水にとって殻をむき、タレにつける。
ゆでたらすぐに冷水にとります。時間を空けずに冷やすことで、殻が白身と離れるので、ツルッと気持ちいいくらいにむけます! 味玉の魅力って、つるっとした卵にあると言っても過言ではないでしょう。見た目も美味しさの決め手なので、できるだけ綺麗に殻をむきたいですね。
いよいよタレに漬けますが、タレが卵全体にかかるようにしてください!
そうでないと、色むらができたり、味が全体に染みないなどの味むらができるので、美味しさがダウンしてしまいます。
ジップロックや深さがある器で漬けるのがベスト。
3. 市販タレの原液なら、漬け込み時間は30分~1時間でOK!
通常、味玉を作るときは半日~1日は冷蔵庫に漬け込みますが、これからご紹介するレシピは市販タレの原液を使うため、半日漬けると味が濃くなりすぎてしまいます(筆者は一度失敗しました……)。
その分漬け込み時間を短縮できるので、すぐに味玉を食べたいという方には便利です。
(もちろん、「私は濃いめがいいんだ!!」という方は長い時間漬けても大丈夫です)
半熟味玉のコツ
1. ゆでたら冷水にとり、殻は綺麗にむく。
2. 色むら、味むらを防ぐため、タレには卵を均一につける
3. 漬け込みは30分、長くて1時間でちょうどいい味わいに。
1.《焼肉のタレ味玉》
《材料 1人分》
- 卵・・・・・・・・・1個
- 市販の焼肉のタレ・・卵が浸る量
《作り方》
- 半熟卵を作る。
- 殻をむき、卵全体をタレに漬け込めるようにジップロックや深めの器に卵を入れる。
- 30分~1時間ほど冷蔵庫で漬け込んで完成。
こんな風にアレンジすると、美味しさがさらにアップ!
味玉おにぎり
焼肉のタレの味わいがそのまま乗り移った味玉です。ラーメン屋さんなどで食べる馴染みの味玉に近いので、食べやすいですよ。
そんな焼肉のタレ味玉をおにぎりにしてみました。味が焼肉ですから、韓国海苔で巻いてみました。しょうゆベースで塩気が強い焼肉のタレはごはんと相性抜群。写真のように卵型におにぎりを握ると、卵の親子って感じがしますね。
2.《ごまダレ味玉》
《材料 1人分》
- 卵・・・・・・・・・1個
- 市販のごまダレ・・卵が浸る量
《作り方》
- 半熟卵を作る。
- 殻をむき、卵全体をタレに漬け込めるようにジップロックや深めの器に卵を入れる。
- 30分~1時間ほど冷蔵庫で漬け込んで完成。
こんな風にアレンジすると、美味しさがさらにアップ!
ごまダレ味玉ポテサラ
ごまが持つ濃厚な風味をたっぷりと吸い込んだ味わいに感動!!
ごまダレには大変失礼なのですが、絶対美味しくないだろ!と思っていました……変わり種味玉レシピとして、冷蔵庫に常備しておくと面白いかもしれません。
そんなごまダレ味玉を、ポテトサラダの具として使ってみました。味が濃厚なので、マヨネーズを使わず、マッシュしたポテトに和えるだけにしました。ごはんの一品やお弁当のおかずにいかがですか?
3.《キムチの素タレ味玉》
《材料 1人分》
- 卵・・・・・・・・・1個
- 市販のキムチの素タレ・・卵が浸る量
《作り方》
- 半熟卵を作る。
- 殻をむき、卵全体をタレに漬け込めるようにジップロックや深めの器に卵を入れる。
- 30分~1時間ほど冷蔵庫で漬け込んで完成(やや辛いので、辛い味が苦手な方は、漬け込む際に原液を薄めて使いましょう)。
こんな風にアレンジすると、美味しさがさらにアップ!
味玉の豚肉巻き
口に入れた瞬間にピリッとした辛さと酸味が広がりました。キムチとゆで卵を同時に食べてる感じでしょうか。そんなキムチの素ダレ味玉を豚肉で巻いて、韓国風にアレンジしてみました。間違いなくビールに合います!
見た目のインパクトも強いので、おもてなしに使ったら人気が出るかもしれませんよ。 ただし、そのままかぶりつくと半熟卵がピュッと飛び出すので食べるときは口に手を添えて。
いかがでしたか?
いつも同じ味で飽きてしまいがちな味玉に変化をつける、変わり種レシピをご紹介させていただきました。どれも市販のタレを使うので、自分でタレを作る手間は一切なし。
使い切れずに捨ててしまいがちな市販のタレを、味玉のタレとして使ってみませんか。
意外なタレが美味しい味玉を生み出すかもしれませんよ!?
書いた人
食の広報YUICHI
1984年7月1日 神奈川県生まれ。
料理研究家、ライター。学生時代はスペイン語を専攻、卒業後は貿易会社、翻訳会社に勤務し、料理とは無縁の生活を送る。前職の勤務を始めた2010年、慣れない大阪での一人暮らしと仕事の厳しさで落ち込んで帰宅したある日、夕飯にみそ汁を作って気持ちが前向きになったことで料理が気持ちを癒す力があることを体験。以来たくさんの料理を自炊するようになり、料理家としての活動を目指すきっかけとなる。広報スタッフとしての経験を活かして、レシピの発信や飲食店舗の取材を通じた記事を発信している。
ブログ:http://ameblo.jp/lagrimahermosa
twitter:https://twitter.com/yuchancafe
Instagram:https://instagram.com/charoma_fran/
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)