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これぞ「にっぽんの洋食」!創業65年の老舗「津々井」のオムライスが1食で四度美味しかった件

日本橋エリア、中央区新川にある洋食屋さんの「津々井」をご存知でしょうか?テレビ番組でもたびたび取り上げられる、創業65年の老舗レストランです。人気は「オムライス」と限定の「ハンバーグ丼」。まずはオムライスのビジュアルをどうぞ。こんなオムライス、見たことありますか?オーナーシェフは、世界のVIPに料理を提供してきた実力派です。ぜひ足を運んで堪能してください。(日本橋のグルメランチ

これぞ「にっぽんの洋食」!創業65年の老舗「津々井」のオムライスが1食で四度美味しかった件

日本橋 ランチ FCF グルメレポ

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美味しいものと某芸能プロダクションの男性アイドルに目がないフードコーディネーター&エディターの野中です。

 

先日テレビで、前述のプロダクション所属の5人組の1人が、とあるオムライスを大絶賛している姿を見て、その衝撃的なオムライスのビジュアル(と彼のはしゃぎっぷり)に心奪われた私は、気になって夜も眠れない日が続いていました。

 

で、ついにその日がやってきたんです!! 腹ペコ野中が今回向かった先は、東京・茅場町にある老舗洋食レストランの「津々井(つつい)」。さて、そのお味はいかに!?

 

■ 「津々井」ってなに?

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東京メトロ日比谷線「茅場町駅」3番出口から徒歩5分。永代通りを1本入った場所に行列の絶えない洋食レストラン「津々井」はあります。

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“にっぽんの洋食”と掲げたビルボードが目印。18席ほどの客席しかないアットホームな店内ですが、オーナーシェフの越田健夫さんは、ホテルオークラでフランス料理の修業を積んだ2代目で、土曜日夜の某テレビ番組にも出演歴のある街の巨匠なのです! 俄然、期待が膨らみますね。

 

 

――お店の創業はいつ頃なのでしょうか?

 

越田シェフ:創業は昭和25年。先代が赤坂の住居を改装し、「赤坂 津つ井」としてスタートしました。私はその2代目として、今から30年前にその暖簾を継いでいます。それまでフランス料理を学んできましたので、そのノウハウを生かしながら先代の“老舗の味”を守っています。

 

――進化し続ける老舗の味って、すごく美味しそうな響きですね、一番の人気メニューを教えてください。

 

越田シェフ:最近では、テレビの影響もあって「トロトロオムライス」の注文をよくいただきますね。

 

――今日の私のお目当ても「トロトロオムライス」なんですが、ハンバーグ丼もすごく人気だと聞きました。

 

越田シェフ:ハンバーグ丼は、平成12年に店を茅場町に移転した時のオープンメニューとして考案した看板メニューです。20日間かけて作るデミグラスソースが味の決め手で、20食限定ですから、早い時は12時前に完売してしまいますね。

 

――20日間煮込んだデミグラスソースですか!?しかも20食限定なんてプレミア感満載ですね。……ハンバーグ丼も作っていただけますか?

 

越田シェフ:えっ、2食も召し上がるんですか!?

 

――はいっ!!!←

 

 

■1食で4度美味しい「トロトロオムライス(ハム)」1,350円(平日ランチ

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出ました!! 夢にまで見た「トロトロオムライス」!!!

 

まず特筆すべきはその見た目。卵で包まれているわけでもなく、ケチャップもかかっていない。“トロトロ”というにはほど遠いそのビジュアルが、逆に好奇心を刺激します。

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最大の特徴は焼き上げる前に、溶き卵に直接ケチャップライスを入れて混ぜ合わせること。

 

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そして、卵をまとったケチャップライスは、わずか20秒足らずで美しいオムライス形に形成されていきます。

 

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ちなみにケチャップライスの具材はハムとタマネギのみ。手早く卵でコーティングされたお米は程よい硬さに仕上げられ、例えるならリゾットのような食感を生み出しています。これが“トロトロ”と名付けられた所以なのでしょう。

 

そして決め手となるのは2種類のソース。一方はケチャップベースに国産生クリームを加えたソースで、チーズでも入っているかのようなパンチのある濃厚な味わい。もう一方は、同じくケチャップベースにフレッシュトマトを合わせた爽やかな酸味立つトマトソース。

 

まずはケチャップライスだけで、次にそれぞれのソースに絡め、最後に全部混ぜ合わせて豪快に頬張るのがオススメ。ソースの酸味と卵やたまねぎの甘みが絡み合って、これぞ1食で4度美味しいオムライスの食べ方なのです。

 

 

 

■20食限定の「ハンバーグ丼」1,000円(平日ランチ

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ハンバーグに絡むデミグラスソースは、牛肉や数種類の野菜をはじめとした食材を20日間かけてじっくり丁寧に煮込んだ「津々井」自慢の逸品。「タンシチュー」2,000円にも使われているそうで、継ぎ足しのたびに肉の旨味が染み出しているのか、酸味の中にも深いコクが感じられました。

 

そう、この手間ひまが20食しか作れない理由なのです! もちろんほぼ毎日売り切れだそう。取材とは言え、そんな貴重なランチをいただくことができた私は幸せ者ですね。

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一方、ハンバーグは塩とコショウだけのシンプルな味付けのため、肉々しさが全面に打ち出され、さらに溢れ出す肉汁がデミグラスソースと相まって、一層コクを増すという“美味しさのスパイラル”を演出。

 

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そして、ハンバーグの上に鎮座する半熟トロットロの目玉焼きを箸で割って…… これでご飯がススまない人がいたらご連絡ください!︎

 

 

 

■津々井のここが良い!その魅力を3つ

1. お客さんの好みに合わせたフレキシブルさに脱帽!

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聞けば「トロトロオムライス」は、「もっと柔らかくて食べやすいオムライスは作れないかしら?」という、常連だったご夫人のお願いから生まれた即興メニューだったそう。

 

急がしい時間帯は避けた方がよいでしょうが、一度思いきって好みを伝えてみるのもいいかもしれませんね。思わぬ絶品メニューの誕生に立ち会えるかもしれませんよ。

 

 

2. サイドメニューも創業当時から変わらないまま!

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メインメニューだけに目が行きがちですが、サイドメニューも侮るなかれ! 中でも私が唸ったのは「カップスープ」320円。炒めたエビやベーコンを牛乳で仕上げたスープで、マイルドなコクの中に、しっかりと魚介の風味が生きた高級フレンチを思わせる1杯でした。

 

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「サラダ」320円は手作りのトマトドレッシングがたっぷりかかった、ボリューム満点のひと皿。上に盛りつけられたもやしの食感が良いアクセント!

 

お得な「サラダ&スープセット」550円もあります。

 

 

 

3. 街の洋食屋さんとは思えない本格料理の数々

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お値段だけを見れば少し高いかな、とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

 

ですが、オーナーシェフの越田さんは、あの五つ星ホテル・ホテルオークラでフレンチの修業を積み、世界のVIPに料理の腕を振るってきた料理人。

 

こんな確かな腕の持ち主の料理が、このお値段でいただけるレストランはそうないと思います。

 

メニューのラインナップは“ザ・洋食”ですが、きっと高級フレンチの幸福を味わえることでしょう!

 

 

 

以上、老舗洋食レストラン「津々井」が誇る2大看板ランチメニューと、その魅力でした。

 

 

ちなみに、ディナータイムの「トロトロオムライス」は、具材のハムがカニに変わるんですって! しかも、もともと2種類のソースはカニの風味に合わせて考案したものだそうで、「今度はぜひ夜に来てくださいね」と越田シェフ。そして、某男性アイドルが食べたのもカニだったという事実……。

 

これはまた当分眠れない日が続きそうです。

 

 

 

 

紹介したお店 

新川 津々井

TEL:03-3551-4759

住所:東京都中央区新川1-7-11

営業時間:平日11:00~13:00(LO)、17:00~21:00(LO)

     土曜11:00~13:00(LO)、17:00~19:30(LO)

定休日:日

 

 

 

 

 

著者プロフィール

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野中紗智子(音仲紗良)

教科書・書籍の編集やフリーペーパーの取材・執筆を経て、大手出版社の女性向け情報誌の編集部に在籍。美容をはじめ食やライフスタイル、ファッションなど幅広いジャンルの企画・編集に携わる。現在、フリーランスとして主に美容や食を中心とした編集・執筆を務めながら、フードコーディネーターやスタイリスト、イタリアンの広報など幅広く活躍中。

雑誌:saita、サプリメント会社の季刊誌

フリーペーパー:クーポンランド

WEB:大地を守る会、みんなのごはん

ラジオ:東京ラヂオ(企画・編集)

 

(編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/

                             
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