福岡「HANAMARU厨房」の名物「トルコライス」バカ盛りが驚異的な食べごたえでした【総重量3kg超!】

福岡でデカ盛りの店としておなじみ、柳橋連合市場近くにある洋食店・HANAMARU厨房(福岡県福岡市中央区春吉2-2-5)をご紹介します。名物は1皿にドライカレーとスパゲティナポリタン、カラッと揚げたトンカツをのせ、甘めのカレールーをかけて仕上げたボリューム満点の「トルコライス」。レギュラー(1kg超)からバカ盛り(3kg超)まで4段階のサイズが選べます。初ミッションから無謀にも「バカ盛り」にチャレンジ!果たして完食はできたのでしょうか?

福岡「HANAMARU厨房」の名物「トルコライス」バカ盛りが驚異的な食べごたえでした【総重量3kg超!】

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1皿にトンカツ、ピラフ、スパゲティをのせたものが基本スタイルという、九州・長崎名物の「トルコライス」。

 

好きな料理が一度に楽しめる「大人のお子様ランチ」であり、炭水化物が大好きな私にとって、まさにうってつけのメニューです。長崎へ旅行したときはいつもトルコライスかチャンポンかで迷っています。

 

「いつかは、お腹いっぱいになるまでトルコライスを堪能したい!」なんて夢見た時期もありましたが、まさか福岡でそれが実現できるとは思いませんでした。

 

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今回紹介する「HANAMARU厨房」は、福岡市中央区春吉という場所にあります。「博多の台所」として有名な「柳橋連合市場」の近くなので、店を探すならここを起点にすると分かりやすいかもしれません。

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「柳橋連合市場」を左に見ながら、那珂川沿いの道を天神方面に進むこと約5分。右手に真っ赤な住吉橋へ続く道を横切って、次に交差する路地沿いに店を発見できます。f:id:takewest:20180326053115j:plain

店の看板はインパクト大!カンフー映画のタイトルみたいな「HANAMARU厨房」の文字が、いかにも“フードファイターの決戦場”的な雰囲気を醸し出しています。

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店の内装はポップファンキーカウンター席2人掛けのテーブル席が3つ、一番奥に4人掛けのテーブル席が1つあります。オーナーさんは釣り好きのようで、カウンターの上部にはラミネートで加工された釣り情報のポップがいっぱい貼ってありました。

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こちらがメニューです。トルコライスばかりが注目されるお店ですが、実際は昔ながらの洋食メニューがそろう大衆食堂カレーピラフスパゲティコロッケハンバーグ…etcと、子どもたちが喜びそうなメニューがずらり。定食も豊富です。カレーは5段階から辛さが選べるのですが、もっとも辛いものは「死に辛」。いったいどんな辛さなんでしょうね…(汗)。

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 「トルコライス」は4段階のサイズがあり、レギュラーが1,000円1.5倍の大盛りが+300円2倍の特盛りが+500円3倍のバカ盛りが+1,500円。インディアンスパの上にトンカツ、横にチキンライスがのるという「トルコライス(ウラバージョン)」も気になります。

 

\これが「トルコライス・バカ盛り」(2,500円)だ!/

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どうです!この見た瞬間から圧倒されるボリューム。2人掛けのテーブル半分くらいを埋め尽くす直径40cm(推定)ほどの皿に、カレーピラフスパゲティナポリタントンカツの炭水化物トリオが惜しげもなく盛られています。しかも、これにサラダ付き(どの量を注文しても普通サイズです)。コスパの良さもハナマルですね。

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横から見てみました。盛られた山の高さは5cmぐらい(推定)でしょうか?浅めの皿なので、結構なボリュームであることがわかります。「これを作ったときはフライパンを振る手がパンパンになる」という、店主の言葉にも納得です。

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まずは、カラっと揚げられたトンカツから攻めてみましょう。120gサイズが2枚のっています。程よい柔らかさジューシーサクサクってとこもイイですね!

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次はスパゲティナポリタンです。少し濃いめのケチャップ味で、具材は定番のハムピーマンタマネギの組み合わせ。細め湯で加減絶妙。食べ応えも十分です。

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そして、カレーピラフ&カレールー。カレーピラフに使用するお米はなんと3合!それなのにサラッと炒めてあるから、オーナーのスゴ腕に感心してしまいます。カレールー少し甘めの味付け。スパイシーなカレーピラフとの相性も抜群です。

  

実は、この日を向かえるために前日から軽めの食事にし、当日の朝食は抜いて「バカ盛り」に挑んでいました。作戦はカレーピラフから食べ進めて、あとでパスタを攻略するというもの。水は飲むときっと満腹感が加速するだろうと、極力控えました。

 

食べ始めから15分は順調にピラフ、トンカツが減っていき、私としては予定通りのペース!「この調子なら完食できるね」と思っていたのですが、その後は徐々にスプーンやフォークをもつ手が遅くなり、ペースダウン。セットのサラダで気分転換を図ります。

 

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しかし、その後もペースは上がらず、そのうち胃袋がパンパン、意識も朦朧としてきました…。いつタオルを投げられてもおかしくないK.O.寸前のボクサーって、きっとこんな感じなんでしょうね。

 

食べ始めてから40分過ぎ。トンカツはすべて完食しましたが、スパゲティを半分ぐらい、カレーピラフを1/4ぐらい残して無念の白旗…。オーナーさんは「よく食べたほうだよ」と、健闘をたたえてくれましたが無念です。残りはパックに詰めて持ち帰り、その日の夜と朝で完食しました。

 

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残した人には「ヘタレノート」に名前と感想を記入しなくてはいけないというオキテがあります。私が書き込むノートは46冊目。トルコライスの味は本当においしかったのですが、バカ盛りの挑戦はあまりにも高い壁だったと、書きながら反省しました(泣)。次回ここを訪れるときは、普通に洋食メニューを楽しみたいと思います。

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ちなみに、デカ盛りを完食した人はこれまで50人(2017年3月現在)。大盛り以上を完食した人は、「完食ノート」に名前を刻むことができます。

 

オーナーいわく、攻略のポイントは「スパゲティをアツアツのうちに完食すること」。2018年は私が挑戦するまで1人もバカ盛り完食者がいないという高い壁に、「我こそは!」という人はぜひチャレンジしてくださいね。

 

紹介したお店

 HANAMARU厨房

住所:福岡県福岡市中央区春吉2-2-5

電話:092-762-8280

営業時間:月~金曜11:30~15:00(LO14:30)、17:00~23:00(LO22:30)

     土曜・祝日12:00~15:00(LO14:30)、17:00~23:00(LO22:00)

定休日:日曜

HANAMARU厨房
〒810-0003 福岡県福岡市中央区春吉2-2-5 エステートモア天神スタジオ1F
1,000円(平均)1,000円(ランチ平均)

 

書いた人

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ニシダタケシ

福岡・九州の編集プロダクション・シーアールに所属。生まれも育ちも福岡という生粋の九州男児。

流行りもの&甘いもの好きで、嫌いな食べ物はほとんどなし。「毎日完食!」をモットーに、小さなカラダで福岡のおいしいものを食べ歩きます。

憧れの人は出身校の大先輩・タモリさん。グルメレポではたま~にデカ盛りにも挑戦しますよ!

                             
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