浅草橋の飲み歩きがこんなに楽しいとは…!下町の酒飲みに愛される立ち飲み神店舗8選

サッと飲みたいときに便利なのが「立ち飲み」のお店。お酒1~2杯と軽いおつまみで程良く酔えますよね。そんな立ち飲み屋さんをガッツリ巡ってみるのはどうでしょうか?「1軒につき1杯」というルールを決めると、いろんなお店で楽しめてお得な気分になれます。今回紹介するのは東京・浅草橋の立ち飲み屋さん。お酒好きなライターのbadさんが一晩で8軒も飲み歩いてきてくれました。焼きとん屋さんの「ぶたいちろう」、ワインを飲めるイタリアン立ち飲み「Choi(チョイ)」、地ビールを飲める「トレンタ」といったお店を紹介しています。(浅草橋のグルメ居酒屋

浅草橋の飲み歩きがこんなに楽しいとは…!下町の酒飲みに愛される立ち飲み神店舗8選

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こんにちは。badと申します。

 

皆さま立ち飲み屋は好きですか。私は大好きです。酒を飲みたいときに1人で1杯だけ飲んでサッと帰る、という飲み方が出来るのが立ち飲みの良いところです。

 

そして立ち飲み好きが高じてある一つの事実に気づきました。それは、立ち飲み屋1軒につき1杯だけしか酒を飲まないというルールで立ち飲み屋をハシゴすると一晩で何軒もまわれて楽しい、ということです。1軒1杯ルールだと軽く8軒ぐらいハシゴできるんです。普通の飲み会だとまあせいぜい3次会ぐらいまでですけど、立ち飲み1軒1杯ルールだと8軒です。これがめちゃめちゃ楽しいんですよ。だいたい5軒ぐらいの酒場をめぐればその街のことを知ったような気になりますが、一晩で8軒だとお得感がぜんぜん違います。街を知るどころか「この街は自分の庭なのでは?」感も出てきます。

 

あと筆者の経験上、立ち飲みは悪酔いしにくいというか、度を超えて飲みすぎるということがない、というのも良いところです。座り飲みで度を超えて飲みすぎることはありますが、立ち飲みだと飲み過ぎたら立ってられないですから自然とセーブが効いて健康的です。

 

ともすれば侘しくなりがちな一人飲みも、「次はあの店に行くから当然あの酒を飲む、となると合わせるツマミはあれにするから、ここで頼むツマミはこれでいくか…」などと食の軍師のように戦略を一人で練るのもまた楽しいです。

 

これは完全に立ち飲み界のオリエンテーリングであり、ある種のスポーツである、という言い方もできると思います。そうなるとこっちも若干アスリートっぽい意識になりますよね。体調管理をきちんとし、ベストを尽くします。おっさんが1人で飲み歩いてるだけですけど。

 

 

今回ハシゴ酒したのは東京の下町・浅草橋駅。秋葉原から1駅、浅草から2駅、東京駅から3駅、という利便性。その割には地価が安く、ここ数年で何軒ものビジネスホテルが新設され、いまや都内有数のビジネスホテル密集地帯となりました。東京観光や出張で浅草橋に泊まられる方も多くなったと思います。なのでこの記事がひとつのガイドになればと思います。筆者は浅草橋でさんざん飲み歩いてますので今回ご紹介する飲み歩きコースは自信をもって人におすすめできます。俺についてこい!(唐突の兄貴キャラ)

 

平日18時に飲み歩きをスタート。まず1軒目に行ったのが浅草橋駅東口から徒歩30秒、「ぶたいちろう」です。

 

【1軒目】ぶたいちろう(18:00)

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駅から本当に近いので、浅草橋で飲み会をやる際の待ち合わせ場所としても最適です。浅草橋の待ち合わせ場所って言えば東口の宝くじ売り場前かぶたいちろうか、ってぐらいですから。私に言わせれば寒空の下で相手に待っててもらうよりも、ぶたいちろうで1杯ひっかけながら待ってもらう方が待つ方も暇が潰せるし待たせる方も罪悪感が無くなるのでwin-winと言えます。今回はそのぶたいちろうを飲み歩きの出発点に選びました。

 

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ここは焼きとんが名物です。ハツとレバー、そして生ビールを頼みました。

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レバーです。ミソとからしがついてきます。これがまたビールに合って最高です。

 

この焼きとん、私のお薦めの食べ方があるんですけど、聞いてもらっていいですか。一口目は塩のみで食べます。二口目は味噌をつけて食べます。三口目はからしをつけて食べます。そして四口目に味噌とからしをつけて食べるんです。どうですか。一串で味の四変化。ひつまぶしを彷彿とさせるバリエーションじゃないですか。言っときますけどこれで100円ですからね。

 

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しかも私ぐらいのレベルになると、串を食べ終えた後に残ったミソだけでさらにビール一杯飲んじゃいますから。

 

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すいません1軒1杯ルールと言っておきながらいきなり2杯目のホッピー頼んでしまいました。ミソで酒を飲む、というのをやりたくてつい…

 

結局この店では3杯も飲んでしまいました。まあ一軒目でエンジンかかってませんからね。仕方ないですよね。生ビール、ホッピー白、中焼酎に焼きとん2本で1,310円でした。

 

【2軒目】Choi(チョイ)(19:00)

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時間は19時、2軒目はChoi(チョイ)というイタリアン立ち飲み屋です。ここはけっこう繁盛していてこの日も店内はほぼ満席でした。

 

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ここでワインを頼みたくなりますがこの後ワインをたくさん飲む予定なのでここではサングリアにします。サングリアでも赤と白が選べるのが嬉しいですね。

 

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サングリア、ジュースのようにがぶがぶ飲めてしまいやばいですね。つまみにはプチトマトとモッツアレラを頼みました。お会計は990円。飲み終わったのが19時30分。いいペースです。

 

【3軒目】トレンタ(19:30)

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三軒目はトレンタ。立ち飲みではなくカウンター席の店ですが、ここはどうしてもはずせない酒が飲めるので飲み歩きコースに加えました。

 

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那須塩原でつくっている無濾過のオリジナル地ビールです。風味があり甘くて美味しい!

 

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大根のおでんを頼みました。ポルチーニ茸のクリームソースがかかってます。濃厚なソースがかかった大根おでんを無濾過の地ビールで流し込んだら最高です。インスタ映えする盛り方も良いですね。お会計は1,080円でした。

 

【4軒目】bevi(ベビ) (20:00)

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時間は20時。4軒目に行ったのはちょっと目立たないところにあるbevi(ベビ)という立ち飲みのワインバー。浅草橋にワインの立ち飲みの店が増えましたけど、ここが元祖です。筆者が浅草橋で飲み歩くようになった10年前からこの店は営業してますが、beviのある浅草橋西口は人通りが本当に少なく、おまけに西口からさらに奥に行った目立たない場所で10年続いてるって凄いことです。この周囲の店は入れ替わりが本当に激しいですから…。

 

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beviは来るたびにいろんなワインが飲めて楽しいんですよ。今回は一軒一杯ルールで飲んでますが、長居していろいろなワインを飲みたくなるお店です。ワイン一杯で650円でした。

bevi

ぐるなびbevi

 

さて、時間は20時30分。こんな早い時間に5軒目のハシゴ酒ですよ。楽しすぎるでしょ。ところで皆さまはお気づきでしょうか?この飲み歩きコース、浅草橋東口から始めて徐々に西へと移動しています。このめぐり方の意図とは?そして西の果てに一体なにがあるのか?

f:id:g-gourmedia:20180112174339j:plain【1軒目】ぶたいちろう(18:00)

f:id:g-gourmedia:20180112174407j:plain【2軒目】Choi(チョイ)(19:00)

f:id:g-gourmedia:20180112174432j:plain【3軒目】トレンタ(19:30)

f:id:g-gourmedia:20180112174456j:plain【4軒目】bevi(ベビ) (20:00)

 

 

【5軒目】西口やきとん(20:30)

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来ました。真打登場、西口やきとんです。名前だけ聞いたことあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここは有名店です。早い時間に行くと満員で入れない、というケースもざらにあります。なので、浅草橋で飲み歩きをする際は東口から攻めていき西口に至る、というのが私の考える最も王道の攻略パターンです。三国志の諸葛孔明が北伐をする際は必ず祁山(きざん)に出ようとしたように、浅草橋の飲み歩きが東から西へと向かうのは兵法の理(ことわり)である、と断言できます。

 

それにしても西口やきとんの異常さをちょっと語らせてもらっていいですか?行ったことある人ならわかると思いますが、この店は人通りの少ない西口のさらにハズレのほうにある陸の孤島なんですよ。周りに店なんてなんもないですから。街灯も少なくこの時間に行ったら周囲はかなり暗いです。そんな中でひときわ煌々と輝く店の灯りとほぼ満員に近い活気!どこからこんな人が湧いてでてきたの?まるで夏の夜の誘蛾灯。翼よ、あれが西口やきとんの灯りだ!

 

もうね、西口やきとんもあまりに繁盛しすぎちゃって、浅草橋東口にも支店を出しちゃったし、挙句の果てには御徒町にも支店を出しちゃってますからねこれ。完全に浅草橋西口のアイデンティティ崩壊しちゃってますけど、でもやっぱり西口やきとんは名店だと思いますので、浅草橋にお寄りの際はぜひ訪れてみてください。

 

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話が長くなりました。飲みましょう。ここの名物といえば無論やきとんですが、ぶたいちろうですでに食べたのでここは本日の日替わり小皿にします。今日は馬刺しでした。

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溶けるような美味しい馬刺しに合わせるのはグレープフルーツサワー。これでお会計は540円。まごうことなきせんべろの名店です。

西口やきとん

ぐるなび西口やきとん

 

さて、時間は21時。ここで終わってもいいのですが、今回の飲み歩きはここから本番です。浅草橋の奥座敷(と勝手に私が呼んでいるだけですが)であるところの、福井町通り以北の店を飲み歩きます。外から浅草橋に来た人で福井町通り以北の店を飲み歩く人、なかなかいませんから。大丈夫だ、俺についてこい!(唐突の兄貴キャラ)

 

【6軒目】AXIS(アクシス)(21:00)

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6軒目はワインバーのAXIS(アクシス)、ここは日本産ワインの専門店です。珍しいでしょ。ここは立ち飲みじゃなくカウンター席ですが、今回の飲み歩きにどうしても外せないので選びました。

 

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ここのマスターの日本産ワインに関する知識は本当にすごくて、トークも面白いのでそれを聞くだけでも行く価値があると思ってます。本日のワイン、三種類から選ばせてくれました。甲州ワインは飲む機会ありますが北海道のワインは飲んだことなかったので頼みました。札幌は藤野ワイナリーのワインです。へー札幌でワインなんかつくってるんだ、知らなかった!

 

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つまみで頼んだのはムカゴのソテーです。なかなかないでしょ、ムカゴ。甘い札幌ワインとムカゴ。いい組み合わせ。いい店です。お会計は1,200円でした。

アクシス

ぐるなびアクシス

 

さて時間は21時半。7軒目に行こうと思ってたのがスピリッツ・ラボ。気合の入ったカクテルを飲ませてくれるスタンディングバーなのですが…

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予約で一杯で入れませんでした。えーっ、この時間でそんなことあるの…。まあこの店は二次会向きの店なので、今ぐらいの時間がむしろピークタイムなのかもですね。失敗した。これはまさに街亭に馬謖を配置した痛恨の孔明采配…祁山を落としたと喜んでいたら、とんだ落とし穴でした。

 

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ここのカクテルは抜群に美味しいです。一杯1,000円ぐらいなのでお値段は若干張りますが、このクラスのカクテルを飲ませてくれるバーの相場並みと言えます。季節のフルーツカクテルも美味しそう。飲みたかった…。

Bar Spirits Lab

ぐるなびBar Spirits Lab

 

【7軒目】ダークホース(21:30)

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気を取り直して、7軒目、ダークホースです。立ち飲みではありませんが、ここのパスタは浅草橋で一番おいしいと個人的に思ってますので、締めパスタを食べに来ました。

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個人的にはミートソースがおすすめです。この日はカルボナーラって気分だったので生カルボナーラを食べてました。合わせるお酒はカンパリソーダです。最近カンパリソーダを飲む人をあまりみかけませんが、さっぱりして美味しいですよ。カンパリって薬酒ですからね。飲み過ぎた後の締めの一杯として最適ですし、重たい食事にも合うと思います。締めパスタも美味しかった。お会計は1,230円でした。

 

【8軒目】夜更けの人々(22:00)

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締めの一杯と締めパスタを食べておきながら、さらにもう一軒いっちゃいます。時間は22時。今度こそ本当に最後の最後ですから!8軒目、夜更けの人々、というお店です。ウィスキーの品ぞろえはとてもよく、マニアックなウィスキーも置いているカウンター席のバーです。

 

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私はウィスキー党なので、最後に美味しいウィスキーが飲みたかったのでした。ふだんどんなの飲んでますか、と聞かれたので、癖のあるアイラウィスキーが好きです、と答えたら3種類の中から選ばせてくれました。しかし酔っぱらって何を飲んだか失念…。や、とっても美味しかったです。トチノキの無垢板を使用した重厚なカウンター、隠れ家的な静かな雰囲気、ウィスキー一杯で長居ができる、とても好きなお店です。ラストを締めくくるに相応しい店じゃないでしょうか。

 

店名:夜更けの人々
住所:東京都台東区浅草橋3-24-7-1F
TEL:090-1457-4241

 

というわけで8軒の飲み屋をハシゴして今夜はおしまいです。こんだけ飲んでもまだ22時半ですからね!お酒が強い方なら一晩で普通に10軒ハシゴできるのではないでしょうか。私も最初の店で3杯も飲まなければ10軒行けたかもしれませんけど。いやーそれにしても楽しい。一軒一杯でハシゴ酒、楽しい。いろんな店をめぐれて楽しい。これ本当にお勧めなんですよ…。バーを飲み歩く人はバーホッパーと呼ばれますが、下町の立ち飲みホッパーも楽しいですよ!本記事を読んで少しでも楽しそうだな、と思った方は浅草橋に限らずぜひあなたの街で一軒一杯のハシゴ酒をお楽しみください。

 

現場からは以上です。

f:id:g-gourmedia:20180112175203j:plain【5軒目】西口やきとん(20:30)

f:id:g-gourmedia:20180112175218j:plain【6軒目】AXIS(アクシス)(21:00)

f:id:g-gourmedia:20180112175235j:plain【7軒目】ダークホース(21:30)

f:id:g-gourmedia:20180112175259j:plain【8軒目】夜更けの人々(22:00)

 

 

プロフィール

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bad

1980年横浜生まれ、東京の下町在住。 趣味は写真。酒は人生。最近は娘の成長をブログに綴ってます。

 

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