京都のカレーうどんはめちゃくちゃハイレベル…!地元民お気に入りのお店を食べ歩いたら出汁の旨さに感動した

京都の美味しいカレーうどんを紹介します。京都でカレーうどん?と不思議に思うかもしれませんが、スパイシーで体を芯から温めてくれる、あんかけだから冷めにくい、と京都の寒い冬にぴったりな料理なのです。それぞれお気に入りのカレーうどんのお店を持っているほど、京都の人の生活に根ざしている存在なんですよ。今回は、舞妓さんからも愛される老舗の「おかる」、わくわく感を味わえる変わり種カレーうどんの「えいじ」、たっぷり玉子がマイルドな「お多やん」、九条ねぎの存在感がすごい「みや古」、訪日外国人にも優しい「味味香(みみこう)」を紹介。どのお店も出汁を大事に、個性的なカレーうどんを作り出しています。旅行の際には、京都のカレーうどんを味わってみるのもオススメですよ。(祇園のグルメうどん・そば

京都のカレーうどんはめちゃくちゃハイレベル…!地元民お気に入りのお店を食べ歩いたら出汁の旨さに感動した

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こんにちは!昼飲み好きのアカサカです!京都大阪の美味しいお店を食べ歩いてます。

和食のイメージを持たれがちな京都ですが、パンやステーキ、中華なども美味しいお店がたっくさんあります。

そして今日紹介するのはカレーうどん

京都の人はカレーうどんも大好きなのです。それぞれ、自分のお気に入りのカレーうどんのお店を持っているほど!

関東でカレーうどんを食べようとするとおそば屋さんが候補に上がるかもしれませんが、京都ではうどん屋さんで食べるのが主流。ちなみに、京都うどん屋さんではそばの提供がないことが多いんですよ(もちろん例外あり)。

 

というわけで、京都でも人気のカレーうどん屋さん5軒を紹介します!関西の食を語るうえで外せない出汁文化と、異国のカレー文化の融合、いったいどんなカレーうどんがあるんでしょうか?

ぜひ京都へ行く機会があったら参考にしてみてくださいね。

祇園】老舗の安定締めカレーうどん「おかる」

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京都カレーうどんといえば必ず名前があがるのが、この「おかる」。1925(大正14)年創業と、歴史は古いです。

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お昼の営業もしていますが、どちらかというと夜の時間帯の方が賑わうとか。

夜中12:30以降、芸舞妓さんがお客さんと来たり、出前があったりで忙しいそうです。お昼時間が混むのは観光客が多い季節だそう。

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奥に長い店内。厨房はさらに奥です。厨房の手前の小上がりに舞妓さんたちが座るそうですよ。

店内には舞妓さんたちの団扇がいっぱい!テレビ取材なども多いお店なので、反対側の壁にはサイン色紙がびっしり。

カレーうどんのなかでも、基本の「肉カレーうどん」をお願いしました。

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こちらが肉カレーうどん(880円)。小ぶりな丼がお上品な感じですね。ちなみに左上の円筒には、レンゲが入っています。

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つやっつやのおつゆ!お出汁の香りが漂います。

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とろみがしっかりめのカレーつゆには牛肉と九条ネギのみ。シンプルな構成です。

一口目からがっつりスパイシーなのは、飲んだ後の締めに食べられることが多いからなのだとか。たしかにこれ、飲んだ後にほしくなるんですよね……!

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たっぷり入ったこのお肉がまた旨味たっぷりで柔らかくて美味しい!

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見た目はお上品ですが、うどんはたっぷり!

うどんはつやつや、つるつる、やわやわなのが特徴。油断していると箸で持ち上げたときに切れてしまうほどです。カレーつゆがよく絡んでいて本当に美味しい。

 

おかる、メニューがとっても多いんです。

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うどん屋さんですが、そばや中華そば、甘味まで。もともと甘味茶屋だった名残だそうです。

裏返すと……

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カレーメニューがこんなに!さらに写真付きでも。

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あ〜こっちも美味しそうだな〜。カレーうどんのお店って、カレーうどんメニューが多すぎるから迷ってしまいますよねぇ……。

ちなみに「きつね」はただのお揚げ。他のお店では「きざみ」などと言われるタイプのものです。「甘きつね」はきつねうどんに入っている甘く炊かれたお揚げのことです。

 

スパイシーなカレーうどんは食べた後も体がほかほか。いただいている間も汗がじわじわ出てくるほどでした。

 

スパイシーさ ★★★★☆
出汁感 ★★★★☆
うどんのやわらかさ ★★★★★

 

紹介したお店

営業時間:11:00~15:00、17:00~翌2:30(金・土は翌3:00)
定休日:なし

 

【京阪三条駅】ワクワク感満載!南極越冬隊で料理人を務めたマスターのカレーうどん「えいじ」

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次は「饂飩・旬食酒家えいじ」。京阪三条駅で下車し、ちょっと北へ上がったところにあります。

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お昼は11:30~14:00ですが、うどんが無くなり次第閉店なので要注意です。早めに行くか、夜の時間帯に出直しましょう。夜は居酒屋形態で、17:30からうどんを食べられますよ(都合により開店時間が変わることもあるので気になる方は確認してくださいね)。

 

実はここのご主人、南極昭和基地越冬隊の料理人をされていたことがあるんです!

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その名残が入り口すぐのディスプレイに飾られています。このブーツ、ご主人が実際に南極で履いていたものだそう。見た目はかなりごついですが、持ってみると案外軽い!

 

お昼のメニューはこんな感じ。

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セットメニューも充実していますが、うどん単品も頼めます。

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さて、カレーうどんはというと、とりカレーや肉カレーもありますが、「カレーうどんおばけ」「カレーうどんおばQ」……?なんだそれ??

気になりますよね。実は筆者もこのカレーうどんをまだ食べたことがなかったのですが、ずっと気になっていたのです!

そんなわけで、今回はカレーうどんおばけ(税込:1166円)をいただきます!

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じゃん!……あれ、うどんは?

 

ネギと玉ねぎが入ったたぷたぷのカレーのおつゆに、こんもりと島が浮かんでるみたいですね。

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実はこれ、湯葉なんです。ペロンとめくってみると……

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中からもみじ麩がゴロン!生麩は全部で3種類入っていました。

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さらにのぞいてみると、海老天!(持ち上げたときに衣がはがれてしまいました、すみません……)

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さらに餅!こちらは揚げ餅です。箸でつかむとすぐに切れてしまうほどトロトロ。

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いやいや、このおばけ、どうなってるの?というか、うどんはどこへ……?

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と思っていたら、やっと出てきた感のうどん

 

このカレーうどんおばけ、丼の中にうどん、具材と重ねて、上から湯葉で覆うように包み、カレーつゆをたっぷりかけたというメニュー。

化けて出てきたうどんと具材、だからおばけという名前なんです!

ちなみに「おばQ」のほうは、えびやイカゲソ、チーズが入って卵とじになっているカレーうどん。「ウルトラQのオープニングと玉子とじされたカレーうどんのつゆが似ているから」という理由でおばQという名前にしたのだそう。なるほど!(「ウルトラQ」を知らない方は検索してみてください)

 

カレーつゆのとろみはゆるめ。最初はスパイシーだけど後半にお出汁の風味がやさしくじんわりとやってきます。玉ねぎと九条ねぎがいい感じに引き立ててくれていますね……。

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カレーつゆは出汁が第一。このお出汁を損なわないよう、絶妙なバランスで市販のカレー粉の量を調整しているそうです。

 

では、湯葉いただきます!

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大きな湯葉には、カレーつゆをたっぷり絡めて。

たっぷたぷにつゆをまとった湯葉は食感も良いし、何よりこんなに大きな湯葉はあまり他ではいただけないような。口いっぱいに頬張るのは贅沢な感じがします!

湯葉自体にはそんなに味はついていませんが、カレーが絡まると湯葉のクリーミーさが際立って、この組み合わせは必然だったんだな……とまで思います。

あまりにいろいろな具材が出てくるので、何をどう食べ進めたら良いのかわかりません……!カレーうどんに翻弄されているような気分です。

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麺は京うどんよりも少ししっかりしたコシを感じます。お話を聞くと、ご主人は飲食店を始める前に、讃岐うどん修行をされたのだとか!

毎日仕込んでいる自家製麺は細すぎず、一般的な京うどんよりもしっかりとした麺にこだわっているのだそうです。

 

お昼にうどんが売り切れていても大丈夫!夜にいただくこともできます。

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夜は居酒屋さんとして営業しており、〆のうどんも楽しめます。夜派のお客さんも多いようですよ。

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シックな店内。たしかにお昼だけでなく夜にも来たくなるお店ですね。

 

見た目がおもしろい度 ★★★★★
具材の豊富さ ★★★★☆
うどんのコシ ★★★☆☆

 

紹介したお店

えいじ
〒606-8387 京都京都市左京区川端通三条上ル法林寺門前町36-4

営業時間:11:30〜14:00、17:30〜22:00
定休日:火曜

 

【元田中】やんわり柔らかな京うどんにとろける辛さ「お多やん」

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3軒目は銀閣寺近くにある「お多やん」。京都の人にはおなじみ、下鴨で人気だったカレーうどんのお店「しみず」の流れを受け継いでいるお店です。

しみずのご主人がお店を閉める際、知り合いだったこちらのオーナーがカレーうどんのレシピを引き継ぎ、オープンさせたのがお多やんなのです。

カレーうどんメニューはこんなに!

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釜玉カレーうどんなんていう美味しそうなのもあるのか……などと悩んだすえ、一番人気の「カレー鳥とじうどん」をお願いしました。

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やってきました。こちらがカレー鳥とじうどん(780円)。

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できたて熱々で湯気がもうもうと上がっているのが伝わりますか?

運ばれてきてすぐは玉子が半熟状態!とっても美味しそう……熱々だけあって、だんだんと玉子が固まってきます。

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とろみは比較的しっかりめ。食べやすく切られた鶏肉が玉子とじの中に紛れています。

一口いただくと、玉子のまろやかさ、その奥から鶏肉の食感と旨味……!カレーつゆは最初辛さも感じますが、後から甘みも感じられるタイプ。カレーうどんには欠かせない九条ねぎの甘みもきいているようです。

毎日店内でたっぷりのお出汁をとり、そこから作られるカレーつゆ。やはりこだわるのはお出汁なんですね。

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麺は典型的な京うどんで、丸みがあって柔らかいタイプです。

うどんは、やわもっちり、というような食感が特徴。それを知らないと「麺がのびてる!」と思うかもしれませんが、のびてませんよ!これが京うどんなんです。

 

店内はきれいで入りやすい雰囲気です。入ってすぐ左手に厨房とカウンター、逆側はテーブル席。

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奥には掘りごたつ席。さらにまた奥にもテーブル席。

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夜のメニューには、こんなものまで!カレーおでん、気になる……!

そういえば、カレーに残ったおでんを入れるというのをきいたことがあるので、きっと美味しいんだろうな。おでんのほかにも、夜はカレー鍋があるそうです。

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ちなみに、お店の名前である「おたやん」とは、京言葉でおかめ、おたふくのこと。商売繁盛、千客万来を招く縁起ものです。

京都では、大報恩寺の本堂、釈迦堂を作った棟梁の奥さんがモデルだと伝わっていますよ。

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スパイシーさ ★★☆☆☆
出汁感 ★★★☆☆
うどんのやわらかさ ★★★★☆

 

紹介したお店

お多やん
〒606-8417 京都京都市左京区浄土寺西田町72-3
700円(平均)700円(ランチ平均)

営業時間:11:00~16:00(L.O.)、17:00~23:00(L.O. 22:00)
定休日:水曜

 

【京阪三条駅】ほっと落ち着くつゆにびっくりの九条ネギ!「めん処 みや古」

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1940(昭和15)年からここに店を構える、昔ながらのうどん屋さん「みや古」。京阪三条駅からすぐ、バス通り沿いにあるお店です。

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もちろんうどんがメイン。1軒目のおかる同様、そばもいただけます。

さて、さっそくカレーうどんいただきましょう。お店の方によれば、「肉カレーうどん」(660円)に、「ねぎトッピング」(70円)がオススメとのこと。それでお願いします!

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ドドン!ねぎの存在感!!!

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ブツ切り九条ねぎが無造作に丼に浮かんだ状態でやってきました。なかなかのビジュアルです。ねぎ好きにはたまらない……!

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刻みねぎもあるそうですが、この大きいねぎが良いんですよ。九条ねぎならではのしゃきしゃき食感、甘みがたまりません。

そこにカレーつゆが絡み合うと、カレーとねぎの旨味が混ざり合って増幅!刻みではこんなふうにねぎ本来の味までは楽しめないかも……。

この存在感のねぎを一度味わってしまうと、刻みよりもこちらを求めてしまうことでしょう。

 

牛肉も存在感ばっちり。たっぷり入っています。このお肉の旨味も、しっかりとカレーつゆに染みわたっています……!

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とろみは強過ぎない「ちょいトロ」な感じ。

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けっこうスパイシーで、スパイスカレー好きには特にオススメかも。

お店の方は「普通のカレーですよ」とおっしゃっていましたが、かなりのハイレベルだと思います!しっかりめの辛さですが、一気にいただけてしまいます。

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麺は中太よりはちょっと細め寄り。つるつるやわらかな王道の京うどん

京都うどんは色白で柳腰、ただ柔らかいだけじゃなくてしなりがある麺ですよ」というのはご主人のお言葉ですが、たしかにこの麺もそのとおり。カレーの中に入ってるので色白さはさすがにわかりませんが、つゆをたっぷり絡ませて食べるのに最適なやわらかさなんですよね。

 

みや古はカレーうどんだけで6種類のメニューがあります。個人的にはカボチャカレーうどんが気になる……!

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カボチャカレーうどんは「女性に人気ですよ」とご主人。そうでしょうとも!

ちょい厚めのカボチャが入っていて、ボリュームたっぷりだそうです。あのスパイシーなつゆにかぼちゃのほっくりした甘み、絶対合うだろうな。

ねぎ以外にもトッピングがいろいろできて自分流で楽しめるのも良いですね……そんなわけで再訪の必要がありそうです!

 

うどんだけでは足りない人にはセットメニューもありますよ。

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カレーうどん以外のメニューも豊富です。こういったメニューの多さは、長くお店をされていてご近所のお客さんから愛され続けている証拠かも。

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店内にはテーブルがずらり。サクッと気軽に立ち寄りやすそうですよね(今回はちょうどお昼が終わって落ち着いた時間にお邪魔しました)。

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スパイシーさ ★★★★☆
とろみ ★★☆☆☆
ねぎの存在感 ★★★★★

 

紹介したお店

営業時間:11:00~16:00、17:30~20:00
定休日:火曜

 

祇園】グローバル対応もばっちり、カスタム可能な懐の広い京カレーうどん「味味香」

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最後は八坂神社のすぐ近くにある「味味香(みみこう)」。

さっそく注文するのは「きつねカレーうどん」(820円)。

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う、器が大きい……!はじめ、ボリューム少なめなのかな?と思ったのですが、全くそんなことありませんでした。

カレーは普通、1.5倍、2倍と濃さが選べます。お出汁の風味を味わいたければ普通を、スパイシーなカレー風味が好みなら1.5倍あるいは2倍にすると良いですよ。麺は細麺か中太麺が選べます。今回はカレー普通、スタッフの方が好きだという中太麺にしてみました。

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きつね(関西の人は「きざみ」のほうがイメージしやすいかもしれないですね)は甘く炊いていないタイプ。甘きつねも別でありますよ。

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つゆは優しいとろみです。

今回、カレーの濃さは普通にしましたが、カレー自体に辛さはなくて、どちらかというと甘め。でもちゃんとカレーの風味を楽しめて、お子さんでも美味しく食べられそうです。

 

辛さが物足りないという人にはこちら。テーブルに置かれている調味料で調整できます。

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左から、唐辛子・山椒・みかんの皮が入った「赤山椒」、唐辛子・山椒・みかんの皮・胡麻・あおさ・麻の実(おの実)・けしの実が入った「特製京の七味」、唐辛子・クミン・みかんの皮・ブラックペッパー・コリアンダー・シナモン・ガーリックが入った「洋風七味」、京都の人が大好きな「京山椒」の4種類。全て味味香さんオリジナルブレンドで、店内でもそれぞれ販売されています。カレーうどんだけでなく、使い勝手がよさそうなので京都旅行のお土産にしても喜ばれそうですね。

4種類とも試してみましたが、個人的には赤山椒がいちばん好み。山椒のみも香りが増して美味しいのですが、ピリッとくる辛みを追加できるほうが気に入りました。

洋風七味はまた違った辛みが足されておもしろい味わいに、京の七味はなじみのある感じで安定した美味しさになりました。いろいろと試してみてくださいね!

 

うどんは中太麺だからか、もちもち感が強め。よくある京うどんより弾力のある麺です。細麺のほうが京うどんらしいかもしれません。

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喉ごしが良くて、カレーつゆもしっかり絡み付いてきます。ここまで食べてきて思うのは、本当にみんな違ってみんな良いですね……!

 

カレーうどんのメニューはこんな感じです。

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トッピングメニューも充実。カレーうどんだけでどれだけメニュー幅があるんだ!どこへ行っても悩むことになりそうですね……。

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オススメのトッピングはこちら!なんとマスカルポーネのクリームチーズ!これは新しい、でも絶対に美味しい。次は必ずトッピングしよう。

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ほかには「カレー丼」もオススメとか。さすがに今回はお腹に入らなさそうで断念しましたが、単にカレーうどんのつゆをご飯にかけているわけではありません。

「麺、それからつゆをいただくカレーうどんと違って、カレー丼はそのままカレーとご飯を一緒に食べるもの。だから違うものにしています」ということで、クミンを増やすなどカレーが違うものになっているそうです。

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カレー丼のトッピングにオススメなのは焼きチーズ。カレーうどん用のクリームチーズではなく、ピザなどに使われるチーズなのだそう。チーズひとつとっても、すごいこだわりっぷり。

 

味味香さんは「京のカレーうどん」ということを強く打ち出しています。京都では外せない昆布と鰹でとった濃いめの出汁にスパイスを加え、あんかけに仕上げるというもの。動物性油脂を使わなくても旨味がしっかりしているため、重そうに見えても意外と食べた後すっきり。毎日でも食べられそうなカレーうどんなんです。

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そんなカレーうどんが評価され、 「The Wonder 500」という日本が誇る地方産品として認定を受けています。

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さらに、こちらはヴィーガン対応とのこと。

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ヴィーガンラーメンなど、ヴィーガンメニューが常備されています。出汁は鰹なしで昆布のみのものも用意しているとのことでした。

 

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さりげなくレジ横に置かれた折り鶴は、お客さんへのプレゼントだとか。特に海外からのお客さんに喜んでもらえるみたいです。こういうちょっとした心遣いがうれしいですよね。取材中も、海外からのお客さんが食事しに来ていました。

 

以前は木屋町にあったお店が八坂神社近くに移転したのは2010年とのこと、それからインバウンド効果で海外からのお客さんが本当に増えたと平岡店長。

JR京都駅のポルタにも支店がありますが、こちらとはメニューが少し違うそう。どんなメニューがあるのか、そちらにも行ってみないといけないなぁ。

店内の様子はこんな感じです。 

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1階はカウンターのみ7席ですが、2階に上がればテーブル席が5つありますよ。

自由度 ★★★★☆
麺のもちもち感 ★★★★☆
外国人観光客にやさしい度 ★★★★★

 

紹介したお店

京のカレーうどん味味香
〒605-0074 京都京都市東山区祇園町南側528-6
900円(平均)900円(ランチ平均)

営業時間:11:30~20:00(L.O.)
定休日:火曜

 

そもそも、京都でどうしてカレーうどんなのか?気になって「おかる」や「味味香」などで聞いてみました。

もともとは祇園で遊んだ後、旦那衆が締めに食べていたことから広まったのではないかとのこと。特に底冷えする京都の冬は温かいメニューが特に好まれるのですが、お茶屋へ出前で届けても冷めにくいあんかけ、かつ体を芯から温めてくれるスパイシーなカレーが好まれるようになったということのようです。なるほど、確かに京都の冬は寒い……!お茶屋さんへ出前対策というのも京都らしいですね。

 

改めて5軒めぐってみて、京都で最も大事にされている「出汁」に、カレーをどのように合わせるのか?がそれぞれのお店の腕の見せ所という印象でした。

また、京都カレーうどんはどこも柔らかい京うどんなのかと思っていましたが、麺もまたそれぞれ違う!どのお店のうどんもそれぞれ美味しかったです。麺類好きの筆者としてはとっても幸せな食べ比べでした。

今回紹介したお店はどこもカレーうどんだけで数種類メニューがあるうえ、トッピングが選べるなど本当に幅が広い!何度も足を運ばなくては……と心に決めています。

 

もちろん、京都には他にも美味しいカレーうどんのお店がいっぱいあります。寒い時期は本当にオススメ。京都カレーうどん食べ歩きの旅もありかもしれませんよ!

 

著者プロフィール

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アカサカナツコ

食べて飲んでうろうろして、がまぐちも作ってます。

ブログ:http://assak-karakara.hatenablog.com/
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