「龍門」のビリビリ痺れる麻婆豆腐は四川の味そのもの!ほんまもんの四川料理を知らずして京都の中華を語るべからず

京都で美味しい四川料理を食べたいときにオススメなのが「龍門」です。本店は東山にあり、八坂神社や知恩院、祇園あたりの観光名所からも歩いていけます。ほかには平安神宮そばの岡崎店、京都大学近くの百万遍店、だいぶ離れますが太秦店もありますよ。龍門の名物はなんといっても辛くてシビれる麻婆豆腐。本場四川の味を楽しめます。また、定番の炒飯も絶品です。パラッパラでふわっふわの炒飯はぜひ一度食べてみてくださいね。(祇園のグルメ中華

「龍門」のビリビリ痺れる麻婆豆腐は四川の味そのもの!ほんまもんの四川料理を知らずして京都の中華を語るべからず

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こんにちは、 昼飲み大好きのアカサカです!京都の美味しいお店を巡り歩いています。

先日、京都東山エリアにある町中華マルシン飯店」を紹介させてもらいました。そして今回も中華です。お店の名前は「龍門」。こちらもまた、地元民から愛され続ける名店なのです。

「また中華?」と思われるかもしれませんが、今回はマルシン飯店のような「古きよき町中華」ではなく「本物の四川料理」だと思ってください。

龍門は、京都で初めて本格的な四川料理を提供し出したお店です。つまり、龍門を知らずして京都中華は語れないといっても過言ではないのです。
 

見た目で油断するけど実はとんでもない麻婆豆腐

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今回お邪魔した「龍門 本店」の最寄駅は三条京阪もしくは東山駅。八坂神社知恩院祇園あたりの観光名所からも歩いていける場所にあります。わりかし大きな道路沿いではありますが、観光客が訪れる場所ではないかも。お店のたたずまいも良い意味で庶民的です。

 

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さぁ、お店に着いたらやっぱりビールですよね。今回は男性2人、女性3人でお邪魔しましたが、複数人が圧倒的に正解。なぜなら量が多いから

いきなりですが、四川料理といえばやっぱりコレですよね!

麻婆豆腐!!!

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龍門でこれはマストの1品!麻婆豆腐(850円)です。

ぱっと見、全然凶暴そうに見えないので「あまり辛くないんでは?」と思った方、

とんでもないです。

これがとにかくシビッシビで辛い!でも恐ろしいほど美味しいのです。

ただ辛い & 痛いだけだと「苦行かな?」と思いますが、もうなぜだかコレが異様にウマい。味に深みがあるというか、夢中でがっついてしまいます。そしてビリッビリに痺れます。これを超える麻婆豆腐には、僭越ながらまだ出会ったことがないです……!

ビールが進んでしまう。そして噴き出す汗、汗、汗。今が夏だったら、夏バテなんて一瞬で吹き飛ぶと思います。白ご飯の上に麻婆豆腐をぶっかけて、かっ込むのも最高!

さぁ、どんどんいきましょう。

【茄子のピリ辛炒め】(950円)

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麻婆豆腐に並ぶレベルで人気のメニューがこちら。揚げたナスを唐辛子や山椒などと炒めてあります。とろっとろになったナスも美味しいけれど、こんな感じで少し歯ごたえが残っているのも美味しい!手が止まらなくなる危険おつまみです。

全員箸が止まらなくなってナスがあっという間になくなるのですが、皿に残ったサクサクな山椒がまたつまみになる。「辛っ!でもおいし~~~」などと言いながら、ビールが進みます。

 

【トマトと玉子の炒め】(900円)

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辛いメニューでしびれた舌を落ち着けるために頼んだのがコレ。こういうシンプルなメニューにこそ、お店の力量が現れると思うんです。そしてみごとにこれが激ウマ。あっさり塩味でちょうど良い炒め具合。玉子とトマトにビリビリしていた口の中が癒されます。

 

【豆苗の塩味炒め】(850円)

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優秀食材、豆苗です。スーパーでも安定して売っているし、家庭のお助け食材ですよね。そんな豆苗、家だとすぐにシナ~っとしてしまうのに、なぜこんなにシャキシャキなの???皿を1人占めしたいレベルに美味しいです。

 

【青椒肉絲】(950円)

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見てください、この照り!
ツヤツヤしていて美味しそうですよね、実際に美味しいです。中華の定番、青椒肉絲も炒め具合が絶妙なんです。ピーマンはきちんと火が通っているのにシャキシャキ。

ここまでどのメニューもビールにとってもよく合うのですが、同時にご飯にも合うものばかり。龍門はガッツリご飯を食べたい人にも自信を持ってオススメできてしまう。

 

【牛肉の四川風激辛水炊き(1,000円)

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前から気になっていたけど食べたことなかったメニューにも挑戦してみました。「四川風激辛」と名乗っているだけあって、ビジュアルがもう辛い。確実に辛い。

食べてみるとやっぱり辛い!!!でも美味しい!!!これだから激辛料理はやめられません。牛肉の旨味がしっかり感じられます。肉だけでなく野菜もたっぷり入っていて、特に白菜がトロトロで美味しい……!辛いけど。

上にたっぷり山椒がかかっているのですが、よく混ぜないと山椒のカタマリが口の中へ入ってきて、そりゃあもうエラい目にあいます。辛いのにいつまでもすすってしまうスープでした。きっと次回以降も注文すると思います。辛いもの好きにはオススメ!

 

見た目は普通なのに…炒飯が激ウマすぎる

さて、シメの炭水化物といきましょう。今回は「炒飯」と「鶏肉の葱油かけそば」をセレクト。

 

【炒飯】(650円)

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大事なことなので、最初に言っておきます。

絶対に食べたほうがいいです

この炒飯は絶対に食べたほうがいいです(2回目)。恥ずかしながら、龍門にはもう何年も通っているのに、炒飯は今回初めて食べました。美味しいらしい、ということは知っていましたが、心のどこかで「でも、炒飯か……家で作れるしなぁ……」と思ってしまう自分がいたのです。

ところが、みんなのごはん編集部から「龍門の炒飯は人生ベスト3に入るくらいウマい、と言っている知人がいまして、どんだけ美味しいか気になるので食べてきてくれませんか?」と言われたのです。

見た目から伝わるとおり、激辛の四川料理要素は全くありません。玉子の黄色がきれいで、いつまでも眺めていられる美しさ。……ただ、いたって普通の炒飯ですよね。

でも食べてみたらめちゃくちゃビックリ。何この炒飯!パラッパラのふわっふわなんです。ありふれた表現しかできなくて申し訳ないんですが、パラッパラのふわっふわなんです(2回目)。きっと理想の炒飯って、こういうのを言うんだと思う。

炒飯好きって一定数いると思うのですが、龍門の炒飯は思わず目を見開くほどに美味しい。龍門のを食べにこないうちは炒飯好きを名乗れないんじゃないかって思うレベルです。

 

【鶏肉の葱油かけそば】(650円)

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炒飯に興奮しすぎてしまいましたが、こっちも好きなメニューなので紹介させてください。「鶏肉の葱油かけそば」という文字列だけで美味しそうだと思いませんか?

少しとろみが出た鶏肉スープにたっぷりのネギとねぎ油。麺は細麺で、茹で具合もカタすぎず柔らかすぎず、ちょうどいいです。写真は少しこってりしているように見えますが、実際は鶏の旨味がたっぷり出ているのにさっぱり。唐辛子が入っていますが、辛さもさほどではありません。締めにちょうど良いと思います。

どのお料理もオーダーしたら比較的すぐやって来ます。厨房はそんなに広くないはずなのに料理人さんの手際が良すぎる!

 

京都に本場の四川料理店がなかったからオープンした

龍門 本店は奥に長ーい店内。開店すぐにお邪魔したので、他のお客さんはまだ来ていませんでしたが(以下の写真参照)、1時間しないうちに満席になっちゃいました。さすがの人気店!

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代表の王さんによると、京都に本場の四川料理店がなかったことでお店を開業されたんだとか。当初は、まだ四川料理の認知度が低く、売り上げは本当に少なかったそうです。それでも少しずつ、祇園からのお客さんや学生さんなどが増え、お客さんが増えていったとのこと。すっかり人気店となった後は支店も出し、現在のような繁盛店になったわけですね。

スタッフさんはみんな中国人。代表の王さんが中国で実際に味をみて、料理人をスカウトするらしく、もちろん腕は確かです。店内には中国語が飛び交い、もはや日本じゃないレベル。とはいっても、フロア担当の方には日本語で通じますのでご安心を。

開店当初はお客さんが来なくても、優秀な料理人をきちんと抱え、本場四川の味にこだわり続けた結果、現在のような人気店に。お料理を食べていると、本当にどれもお手頃価格でレベルが高いので、熱烈なファンが多いのも納得できます。

ちなみに、お店の名前「龍門」は、中国の言葉「鯉魚跳龍門」から。鯉が龍門を跳び越えたら龍になれるという意味で、転じて龍門は「成功の道」という意味なんだそうです。縁起が良さそうですよね。

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入り口にはシーサーのような置物が。

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龍門は東山の本店、京都大学近くの百万遍店、平安神宮近くの岡崎店など京都に5店舗あります。同じ屋号を掲げながらも、それぞれに得意ジャンルがあり、メニューもちょっとずつ異なるんですよ。

ちなみに、本店は夜営業のみ。お客さんは夕飯を食べにくるお1人様や友達と飲みにくる方など様々です。一方で、百万遍店と岡崎店はお昼も営業していて、定食などランチメニューが豊富。京大近くの百万遍店はやっぱり学生が多く、岡崎店は観光客やファミリーが多いそう。中華料理店に入ったとき、中国の方がよく訪れるようなお店だと「このお店は美味しいんだな」って安心しますよね。

 

京都に四川料理のイメージはあまりないかもしれませんが、中国の四川も京都も盆地。夏はとにかく高温多湿という共通点があります。京都で辛い四川料理を食べるのは、実は理にかなっているのでは?というのが私の持論です。

気候と辛い料理の関係についてはともかく、この龍門、料理のクオリティが異様に高いので、一度は足を運んでいただきたい。今回は東山の本店にお邪魔しましたが、京都に全部で4店舗ありますので、都合の良いところへどうぞ!


マップを作ってみたので、参考にされてみてくださいね。

1品1品がかなりのボリュームなので、色々食べたいな〜という方は、2人以上で行かれるのをオススメします。夜は混雑する場合もあるので、一度お電話で確認されてからの方がいいかもしれません!

というわけで、京都のオススメ中華料理店の龍門でした。しつこいようですが、麻婆豆腐と炒飯は絶対食べてくださいね~!

 

紹介したお店

龍門 本店

龍門の他店舗

龍門 百万遍店

龍門 岡崎店

龍門 太秦店 

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。 

 

プロフィール

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アカサカナツコ

食べて飲んでうろうろして、がまぐちも作ってます。

ブログ:http://assak-karakara.hatenablog.com/
Twitter:https://twitter.com/assakgamasan

                             
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