「幻の味」を目指し続ける荻窪「炒飯の万博」が、その名の通り激ウマ炒飯のパビリオンだった件

8月8日は「チャーハンの日」だそうです。チャーハンの極意と言えば、ご飯がパラパラになっていること。8(パラ)8(パラ)の語呂合わせで誰にでも覚えやすい日ですね。暑い季節だからこそ、夏バテ防止のためにもがっつり食べたいチャーハン。荻窪にある、その名も「炒飯の万博」という専門店にうかがって、絶品チャーハンを何種類もいただいてきましたよ。(荻窪のグルメランチ

「幻の味」を目指し続ける荻窪「炒飯の万博」が、その名の通り激ウマ炒飯のパビリオンだった件

8月8日はチャーハンの日だそうです

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ニチレイフーズが制定。

チャーハンは夏場に需要が高まることから、中華料理業界全体でチャーハンを盛り上げていくことが目的。

日付はおいしいチャーハンの特徴である『パ(8)ラパ(8)ラ』の語呂合わせから。

 

8月8日は「チャーハンの日」だそうです。チャーハンの極意と言えば、ご飯がパラパラになっていること。8(パラ)8(パラ)の語呂合わせで誰でも覚えやすい記念日ですね!


暑いとついつい冷たいものやアッサリしたものに手を伸ばしてしまいがち。でもそれでは夏バテ危険度急上昇!厳しい夏を元気に過ごすためにガッツリ食べてエネルギーチャージしましょう。

 

ということで、今回はチャーハン専門店のレポートです。

 

さて、訪れたのは荻窪。駅から徒歩約5分。地元の人が通るような細い路地裏にお店はあります。

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その名も「チャーハン専門店 炒飯の万博」。

 

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荻窪の街でひときわ個性を放つ店構え。ディープな魅力がプンプンします!

 

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いざ、突入です。

 

まずは入り口で食券を購入。

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なんとチャーハンのレパートリーは20種類!

 

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席にメニュー表があるのでじっくり選ぶことも出来ます。

 

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このメニューの多さはすごい!さすがチャーハン専門店ですね。

 

「炒飯の万博」の美味しさの理由は、粒が小さい国産米を使用していること。国産米のもっちり感を残しつつ、粒の感じが出やすいので、ふわふわ&パラッと仕上がります。お店で食べるからにはここはハズセないポイントですよね!

 

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そしてこちらはズバリ秘伝のタレ。隠し味として全てのチャーハンに入れているんだとか。

 

干しえび・干し貝柱や肉かす、台湾食材の揚げネギなどを使うことで、独特の旨みと自然な甘さを醸し出します。

 

 

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店主の八子 隆宜さんに売れ筋を聞いて人気のチャーハンを実食!筆者おすすめの3選を紹介します。

 

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「万博炒飯」(600円)

 

ネーミングも味も個性炸裂!八子さんのチャーハンデビュー作でもある「万博炒飯」。

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チャーハンの具は、ネギ・卵だけとビックリするほどシンプル。そこに先ほど紹介した隠し味をたっぷり高配合。口にふんわりと広がる丸い味わいは化学調味料を使用していないから。だからこそ引き立つ隠し味の風味とコク、食べ進むほどに干しえび・干し貝柱のうまみが膨らんでいきます。


見た目はシンプル、だけど他にはない味のチャーハンが食べたいという人にオススメです。


次は発売して爆発的にヒットしたリピーターも多いチャーハンです。

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「万博肉焼炒飯」(680円)

塩ベースのチャーハンに、国産豚バラ肉を大胆に盛り、ネギとブラックペッパーをまぶしてあります。

 

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表面を覆い隠す勢いで重ねられた国産豚バラ肉。生肉に塩こうじの下味をつけて焼くことで旨みもUP!お肉やわらか~!肉特有の臭みが無くなってとても食べやすいです。

 

ある程度食べ進めたら添えてあるレモンを絞って、味の大革命を。
酸味をプラスされサッパリした後口に。美味しさが倍増して、スプーンを口へ運ぶ手が止まらない!
夏バテで食欲の無いときでも美味しく食べることが出来そうです。さっぱりとした塩×レモンと肉の旨味で元気を取り戻しましょう。


せっかく来たからには変わり種にもチャレンジです!

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「エビチリ炒飯」(850円)

みんな大好きなエビチリがチャーハンにIN!これはどう考えても絶対美味しいに違いない。


エビチリソースを合わせたチャーハンにショウガ・ニンニクをきかせ、たっぷりのエビ、仕上げにネギをまぶし山椒を振ってます。

 

エビチリソースをお米に混ぜることによって美味しさを実現化。
あんかけのようにエビチリソースを上に乗せたものは単調で途中で飽きがくるところ、お米に馴染ませることで味がマイルドになり美味しくいただけます。
ミルで挽いた山椒が香り豊かで、さっぱりとキレの良い味わいに。

 

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お米の中には海老がたくさん隠れていて、プリプリ感が美味しさを後押し。これぞチャーハン界のアイドル!

 

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お腹を満たしたところで八子さんにインタビュー。そもそも「炒飯の万博」という店名の由来がすごく気になります!


1970年に開催された大阪万博の中華民国館で出していた「究極の炒飯」を目指したくて「炒飯の万博」とネーミングしたんだとか。

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なるほど。だから店内の至る所に万博グッズがあるんですね。
その味を再現したくて大使館、万博記念機構、万博マニアを訪ねるなど東奔西走。しかし有力な情報は得られず、「幻の味」を目標に現在はいろんな種類の炒飯を作っています。

 

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炒飯というと、ほとんどのお店がお馴染みの味しかないというポイントに着目。
ラーメンのように醤油、塩、味噌、豚骨ともっといろんな味の種類があってもいいんじゃないか――。そこからユニークなメニューが続々と誕生しました。

 

その個性に誰もが注目しています。
1000軒食べ歩いている炒飯マニアの光安 弘毅さんが「炒飯が美味しいお店」として4軒中の一軒に選んだり、「ぶらり途中下車の旅」など有名番組に紹介されています。

 


ラーメンや餃子のセットでついてくる”お供的”なイメージが大きかったチャーハンの印象がガラリと変わりました。
「炒飯の万博」の変わり種チャーハンは無理やり合わせた感じではなく、きちんと一体感があるところが特徴。八子さんのアイディア、センスが素晴らしい。

 

「新しい味覚を開拓したい!」という方は、いろいろ試して自分好みの炒飯を見つけてみてくださいね!

 

紹介したお店

チャーハン専門店 炒飯の万博

住所:東京都杉並区天沼3-30-42

TEL:03-6316-8841

※夏季休暇(8月12~19日)

 

 

 

 

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「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
HP: https://www.facebook.com/23fanDecookrentoLiaoLinoJiaoChaDian?pnref=lhc

 

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文:23番地cook専属ライター 磯崎 舞(いそざき まい)

言葉の力と写真の演出でスイーツの新たな魅力を引き出す、焼き菓子専門のフォトライターとして活動中。ブログでは主に「絶対にハズさない焼き菓子のギフト」「ご褒美に買いたい焼き菓子」を紹介。グルメの中でもスイーツの分野はお任せあれ♪

ブログ:http://ameblo.jp/oisi-siawase/
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