“クリエイティブ系女子”をもてなす、自分だけのオリジナルパスタを作れるイタリアン【谷口マサトのもてなし飯 第四話】

谷口マサトさんの連載「もてなし飯」第四話です。谷口さんオススメのグルメでいろんな人をもてなすのがコンセプト。今回は着物が似合う「心(ココロ)」さんを六本木・東京ミッドタウンすぐそばの「Gaston & Gaspar 六本木」でもてなします。快適な空間に素敵なメニューと店員さん。そして一番の推しは「パスタクリエーション」と呼ばれる全220万通りの中から自分だけのパスタを作れるシステム。クリエイティブな助っ人を召喚したことから、事態は思わぬ方向に進みます。(六本木のグルメイタリアン男性社会人100人に聞いた出会い方と彼女の作り方

“クリエイティブ系女子”をもてなす、自分だけのオリジナルパスタを作れるイタリアン【谷口マサトのもてなし飯 第四話】

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こんにちは。谷口マサトです。

色々な人をもてなすこの連載、今回のゲストは「心(ココロ)」さんです。

 

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着物が似合うココロさんだが、今回はイタリアンということで洋服で登場。

最近はとても忙しいようだが、なんとか休日に時間を捻出してくれた。待ち合わせたのは六本木東京ミッドタウンのすぐそばの「Gaston&Gaspar 六本木」。

 

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やけに背が高いこの建物。その理由は店内に入るとわかる。

 

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贅沢な空間の使い方で、天井が高くて気持ちがいい!

店内だけどテラス席にいるような開放感だ。

 

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外観もオシャレな上に…

 

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店員もイケメン。

女性のテンションが色々と上がりそうな店だ。

 

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イケメン店員の青山さんが、笑顔でシャンパンを注いでくれる。

 

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こちらは人気の「こぼれ升スパークリング」。こんな風に演出まで粋で、まるでオシャレのデパートのようなレストランだ。

 

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「この店にご飯を食べにきたら、働かないかと声をかけられたんです」と青山さん。ちなみに筆者は五反田駅で「自衛隊に入りませんか?」と声をかけられた事がある。あんまりの違いだ。少なくともオシャレかどうかについては。

 

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人気のクラフトビール「BLUE MOON」が置いてあるのもオシャレだ。しかしココロさんは何を持っても広告ポスターのようになってしまう。生まれつきの広告体質だ。

 

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しかし一次取材って大変だ。こんな風に取材しなくても記事を書けるならどんなに楽だろう。

 

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まずは前菜のカルパッチョ。

 

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次は7種の彩り野菜のアヒージョ。

 

そしてこの店の一番ユニークなメニューは「パスタクリエーション」という、店内自家製の15種類の生パスタをベースに味をカスタマイズして作れるもの。

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こんな風に、様々な形と味のパスタがズラっと並ぶ。

 

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まずはパスタをこの中から選んで、次のように細かくオーダーできるのだ。もちろん好みを伝えておまかせもできる。

 

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しかし今回はしっかりと注文してみたい!

ということで、クリエイティブな助っ人を呼んでみた。

 

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登場してもらったのは人気アーティストのチョーヒカルさんだ。ちなみに本名(趙燁)だ。2年ほど前に奇抜なボディペイントで一躍話題となり、さらに様々な話題作を発表し続け、最近ではテレビに出演する事も多い。

 

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こちらはチョーさんの作品の一例。こんな風に自由自在にボディペイントを描く。

 

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ちなみにチョーさんはモノクロ写真がやけに似合う。

 

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一見クールに見えるが…

 

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ジャミラ(ウルトラマンの怪獣)のモノマネをするチョーさん。

内面は「ひょうきん」としか言いようがない人だ。

 

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二人でメニューを考えてもらう。

 

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「パスタクリエーション」は選択肢がものすごく多く、全部で約220万通りになる。なので料理をしなくても、二人でパスタを作っているような感覚で会話が盛り上がる。

 

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注文したのは次の組み合わせ。

パスタの種類:レジネッテ 

ソース:ジェノバクリーム

トッピング:ベーコン、ズッキーニ、しめじ、じゃが芋

 

たっぷりと好みを反映したので、もちろん大満足の美味しさだ。

パスタと同じように、サラダも自由にカスタマイズできる。

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選んだのは次の組み合わせ。

ドレッシング:アンチョビ

トッピング:エビ、ブロッコリー、マッシュルーム、トマト、カボチャ

 

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そしてデザートもオシャレ。

デートにもいいが、女子会にも最適だろう。

 

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初対面ながら、様々な共同作業を通してすっかり仲良くなった二人。

 

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じゃれてお互いに食べさせ合う二人。

 

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ふざけ合う二人。

 

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撮影の助っ人に呼んだのに、撮影を妨害しだすチョーさん。

 

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さらに女子だけでもう一軒行くらしく…

 

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どこかに歩き去っていった。

 

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とり残された筆者。

二人を呼んでおいてなんだが、

女性がやけに盛り上がる店も考えものである。

 

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ココロさん…。

 

今回ご紹介した店

r.gnavi.co.jp

 

色々な人を“もてなす”店を紹介するこの連載。

面白いレストランがあれば教えてください。

東京以外でも取材に伺います。

 

バックナンバー

【第三話】“サードウェーブ女子”を三軒茶屋でもてなす、産地にこだわりすぎる激旨ビストロ

【第二話】“ヒツジ系肉食女子”をもてなす、極上のラムチョップを“焼き鳥感覚”で食べられる店

【第一話】“北陸女子”を上質にもてなす、日本産ワインの図書館レストラン

 

著者:谷口マサト

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