5月22日は「たまご料理の日」、たまご(5)、ニ(2)ワトリ、ニ(2)ワトリの語呂合わせから決められたそうです。
たまご料理はいろいろあれど、まっさきに思い浮かぶのはオムライス! そんなあなたにぜひ食べてほしいオムライスを出す店が、お江戸日本橋のすぐそばにあります。
その店の名は「食工房あらじん」。
お店は、日本橋三越新館の真向かいにあるビルの地下1階にあります。
この看板が目印です♪
創業17年になる店内は、レトロで落ち着いた雰囲気です。
ランチタイムも一段落した頃を狙って、お店に行ってみました。オーダーは、迷わず「あらじんオムライスランチ」。単品でもオーダーできますが、ランチでは、スープ、野菜サラダ、日替わり小鉢、お漬物、そしてデザート(この日はヨーグルトでした)がついて、900円(税込)とお得!
さっそくひとくち…いただきまぁす!
とろっとろっの玉子とソースの絶妙なハーモニー♪
ドミグラスソースやケチャップだけのソースとは異なり、酸味と玉子のまろやかな甘さとが調和して口の中に広がります。このソース、「オムライスって何だろう?」という疑問から、「お母さんの作るオムライス」とはひと味違うオムライスを目指して、マスターの長年にわたる試行錯誤の末に生まれました。毎日、あまりに味見をしすぎて、しまいには味もわからなくなるほどだったとか。
ふわふわの玉子に包まれるチキンライスにもこだわりが。
かつては、いろいろな具材を入れていましたが、現在では鶏もも肉を使ったシンプルなチキンライスにしています。その方が、チキンライスとソース、玉子の液との「味の綱引き」が引き立つのだそう。
マスターの長田(おさだ)さんは、東京オープンボディビル選手権大会マスターズ50才以上の部で優勝経験もあるアスリート! 今でも筋肉隆々です。
ここにお店を開業する前は、丸の内一丁目交差点で11年間、キッチンカーでお弁当を売っていた長田さん。次第に焼肉弁当の人気が高まり、「伝説の弁当屋」として、『週刊朝日』をはじめとする雑誌やテレビ番組の取材依頼がくるようになりました。
「一生懸命やっていれば、必ず誰かが見ていてくれる」と、当時は強く思ったそうです。
17年前日本橋に開業してから、今も変わらず、オムライスは文字通り看板メニュー。
オープン当初は、特に年配の男性に人気があり、ほとんどの人がオムライスを注文していたほど。今でもお店を訪れるお客のほぼ半数が、オムライスを注文するそう。
他にも、人気のオムライスに120gのハンバーグをトッピングした「オムバーグ」、ジューシーなカラアゲがついた「カラアゲ付オムライス」、スープ・サラダ・小鉢付きの「ミニオムライス」や、プレーンオムレツ、モッツアレラチーズオムレツ、明太子オムレツ等々、たまご料理のバリエーションも豊富。日本橋を訪れた際には、ぜひ、あらじんの名物オムライスを食べてみてくださいね!
食工房あらじん
東京都中央区日本橋室町1-7-2八木長ビルB1
TEL. 03-3279-8252
【営業時間】 11:30~14:30(ランチ) 17:30~22:30(夜の部)
【定休日】 第2・4土曜日、夜の部は土、日、祝日休み
「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
HP: https://www.facebook.com/23fanDecookrentoLiaoLinoJiaoChaDian?pnref=lhc
文:23番地cook専属ライター 森野 薫
美味しい料理と素敵なインテリアのお店を見つけるアンテナには自信あり。 ライター&インテリアコーディネーター。